【たっくん】_105 純文学小説を書きたくなった話
おはこんばんちは! たっくんです!
実は、この記事を書いている時点でカラフルをすでに卒業しています!
カラフルの皆様、お世話になりました!
でも、一応、土曜日のときだけ遊びに来てますけどね。
今は、ある職場で働くようになりました!
働いてから1ヶ月半の月日が流れました。
職場の環境に慣れてきて、お互いに良いところも悪いところも見えてきたのではないでしょうか。
6時間勤務の事務仕事だったはずなのですが、だいたいデスクにいません。
いつも、なにかしらの資料を運びながら移動ばかりして、正直、自分の求めていた忙しい環境ではないので、そう、私が求めていた忙しいはマイクロソフトオフィスのワードとエクセルをバリバリ使いこなすような仕事を求めていたのですが、実際は、そのスキルを使わない軽めの肉体労働だったようです。
ワードとエクセルで活躍したかったけど、自分が選んだ部署なので、しょうがないと思いながら仕事をなんとか、こなしています。
ちょっと充実しているような気分にもなりますが、正直どうなのでしょうか。
まぁ、読んでる皆様は知らんがな状態でしょうけど。
話が変わりますが、最近、妙に気取ったようで幼すぎる文章を書いています!
どんな文章なのか、と仮に質問する人がいるとして、それに勝手に答えますけど、たぶん、純文学的な文章じゃないか、と、勝手に思っています!
ええ、やっと重い腰を上げて、エンタメ小説の賞ばかり応募してきましたけれど、純文学小説の賞に初めて応募することにいたしました!
現在、約6,400文字。
400字詰め原稿用紙16枚分です。
応募する賞は9月30日が締切ですので、残りの日は、あまり残されていません。
はたして間に合うのか。
そもそも、なぜエンタメの賞ばかり応募していたのに、純文学の賞に応募しようと思ったのか、というと、それは最近、芥川賞を受賞された市川沙央さんの影響ですね。
『ハンチバック』という小説を読んだときの衝撃が、こういう表現をしてもいいんだ、という起爆剤になりました。
『ハンチバック』は身体障害者が主人公の小説です。
この小説だけで評価するならば、障害者の方たちを侮辱した内容だ、と間違った解釈をする方が出てくる話なのですよね。
しかし、この『ハンチバック』は作者の市川沙央さんが身体障害者の当事者です。
市川沙央さんの受賞時のコメントが炎上したようですが、どこに炎上する要素があったのか、少し私は不思議に思っています。
むしろ、そういう障害者がいてもいいんだ、という気持ちにさせてくれる勇気のある小説だと私は思いましたね。
私が今、書いている純文学っぽい小説も市川沙央さんの影響が出ていることがバレバレなので、おそらく新人賞を受賞することはない、と思ってはいますが、なにかを伝えられる小説ができたらいいな、と思っています。
もともと私は創作仲間から「君の書く小説は純文学だ」と言われ続けていました。
なぜなら私の小説の主人公たちは、なんらかの障害特性を持った当事者なのです。
なぜ、そんなことを言われ続けていたのに、エンタメの賞に応募し続けていたのか、本当に謎でした。
けど、私は、どこかで、私という存在を認めてほしいと思うことはあれど、市川沙央さんのように心の内をさらけ出す勇気がなかったのかもしれません。
私は、どこか普通の人とズレていることはわかっているつもりだし、そのコンプレックスをぶつけることが恥ずかしいと勝手に思っていたのかもかも。
私は裸になることが怖かったのかもしれません。もちろん、それは実際に裸になるという意味ではなくて。
まぁ、裸になる土台ができ始めたのかもしれません。
市川沙央さんのおかげで身体障害者に対する認識が少し変わってきたように思えます。
次は精神障害者、発達障害者の番なんじゃないかと勝手に私は思っていますが、そのメンタル的な障害の小説が世に出るのか出ないのかは先の未来の作家さんが握るかもしれないし、握らないかもしれない。
いや、実際、前例はあるにはあるのですが、そこまで、その小説が知られていないんじゃないか、と思います。
皆様には私が昔に読んだ『症例A』という小説をオススメしておきます。
本当は今、世の中に出ている小説なるものは、なんらかの前作品に影響されて作られたものばかりなのですよね。
しかし、オリジナルなものを書きたい皆様には申し訳ないのですが、0→1でオリジナリティのある作品を生み出そうとするのは、正直なところ、本当に難しいことであって、初心者がやると、なんだか、よくわからない小説になってしまうのです。
けど、もし、心の中でくすぶっているものがあるのなら、まずは純文学の小説から書いてみるのはアリなんじゃないかと思います。
純文学小説を書き始めたばかりの自分が皆様に断言することではないだろうけど。
もっと、いろんな作品に触れるアンテナは張っておいたほうが少しだけ生きやすくなっていいですよ。意外と作者の方と私も同じことを思っているんだ、と気づかされます。私がドヤ顔で言うことではないですが。
実は今日、純文学小説を書き始めた影響で、ある予定をすっぽかしてしまいました。
最近、いろんなことに手を出しすぎて脳みそが容量オーバーになってきているのかもしれません。
今度からは気をつけながら行動したいです。
それでは、また、どこかで、ほかの私の記事を読んでくれることを期待します。
たっくんでした!