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【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年4月(2)【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思い、まとめ記事を発信しています。

今回は『2024年04月09日まで』の記事まとめです。



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1.株式会社LITALICOと連携協定を締結 ~義務教育段階から高等学校段階までの切れ目のない個別の教育支援の充実を目指して~(県教育委員会)



 株式会社LITALICO(以下 LITALICO社)は、「障害のない社会をつくる」というビジョンを掲げて、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を展開しています。

そこで福島県教育委員会は、義務教育段階から高等学校段階までの切れ目のない個別の教育支援の実現を目指して、令和5年11月22日(水)、福島県教育委員会は株式会社LITALICOと連携協定を締結しました。

1 福島県の子どもたちの現状

 『令和6年度 福島県の教育』によると、平成25年度~令和5年度の福島県の児童・生徒数は減少していますが、特別な支援を要する児童・生徒は増加しています。

2 協定締結で目指すこと

 そこで福島県教育委員会では、学校の特別支援教育を支えるICTサービス「LITALICO教育ソフト」を活用することにしました。
 通級による指導実施校と個別支援教育推進校の県立高校で、個別の教育支援計画の作成をサポートしていただきます。
また教材や研修動画の提供を通じて、特別支援教育に携わる先生方へのサポートも受ける予定です。

 福島県教育委員会では、義務教育段階から高等学校段階までの切れ目のない個別の教育支援を進めていくことで、子どもたちが安心して学ぶことができる教育環境の充実に取り組むとともに、「福島ならでは」の多様性を力に変える教育の実現に努めてまいります。

特別支援教育を充実させるためには、こういった外部のサービスを取り入れる必要があると思います。

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2.地熱を学習して 感じたこと 考えたこと(県立会津学鳳中学校・高校)



独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構の主催で行われた地熱学習イベント見学ツアーに本校生徒2名と宮城県の生徒がともに参加しました。(2024/02/03-04)

この見学ツアーは、12月21日に高校1年生の SS(サイエンス探究)コースの生徒を対象に行われた「会津の地熱発電や地熱資源開発についての講義」の関連事業です。

見学した施設は、熊本県北部の小国町の「わいた地熱発電所」。この発電所は、日本初の地域住民主導型の地熱発電所です。
小さな発電所ですが、電力を電力会社に売電し、その収益で町の公園整備や農業用水路の整備などの地域貢献活動に役立てられています。

生徒たちは、発電所の職員の方や小国町の職員、温泉組合の方から地熱発電施設についての話を聴きました。

日本は、火山・地震大国ですが、温泉だけでない利活用を進めることも必要です。

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3.北工ブレンドコーヒー 遂に完成(県立郡山北工業高校)



 今年度の課題研究で、化学工学科と情報技術科のコラボ研究を紹介しましたが、その研究成果で作られた「北工ブレンド」が遂に完成しました。

 この研究は、身近にありながら、生徒達にとっては謎の多い飲み物である「コーヒー」を題材に共同研究を行い、各科の相乗効果により、新たな知見を得る目的で始められました。化学工学科、情報技術科、外部の企業様の連携で取り組みました。

 化学分析を化学工学科が、データ分析を情報技術科がメインとなって、役割分担して行いました。

 この研究の成果は、過日、本校課題研究発表会において生徒による発表が行われました。

 2/15~16日は、福島市で行われた第49回福島県情報技術教育研究会において、このプロジェクトのチームメンバーの一人、化学工学科教諭 白岩 香先生が先生方向けの発表をしてきました。

 尚、北工ブレンドの一般販売予定はありませんが、もし反響が大きければ・・・可能性はゼロではないとのことでした。

マンガ「フェ〇マーの料理」ではありませんが、料理を数学的・科学的に分析することが新しい発見につながることも多いのですね。

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4.ユネスコスクール 国際理解講座 永遠瑠(トワリ)・マリールイズさん講演会(県立安達高校)



 1学年を対象の、国際理解講座「永遠瑠(トワリ)・マリールイズさん講演会」を12月6日(水)に行いました。

 全国を飛び回って多くの講話をされているマリールイズさんのご講話を直接聞くことができ、生徒たちは大変刺激を受けていました。

 生徒たちはルワンダについて知らないことばかりで、ルワンダの悲劇を知りショックを受けていました。 

 その後、ルワンダが見事に復興を遂げている現状を知り、その力強さに驚いていました。ルワンダの悲劇を実際に経験し、それを乗り越えたマリールイズさんの言葉には一言一言重みがありました。

 また、生徒たちは、「命、教育、平和の大切さ」を再認識すると同時に、力強く困難を乗り越えた講話に勇気づけられ、励まされていました。運動会を笑顔で楽しむルワンダの生徒の様子も印象に残ったようです。

このような日常生活を過ごすだけでは得られない経験は、きっと生徒に新しい刺激を与えているはずです。



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