【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年5(2)月【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています。
私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思い、まとめ記事を発信しています。
今回は『2024年05月14日まで』の記事まとめです。
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1.「ふくしまGIGAスクールリーフレット」について(県教育委員会)
令和3年度より3年間で推進してきました、「ふくしま『未来の教室』授業充実事業」と「次世代のためのメディアリテラシー育成事業」の研究校の取組内容や有識者からのポイントを、ICT活用面と情報モラル教育指導面の2部構成でまとめました。
学校体制の整備、教育課程への位置付け、授業づくり等にお役立てください。
なお、本リーフレット等は、福島県教育庁義務教育課ホームページから御覧になることができます。
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ICT活用の技術だけでなく、リテラシー教育や保護者との連携など、ICTを推進し深く長く活用するためには、とても良い取り組みだと思います。
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2.R5.11.13-R6.1.19 空き教室の「その先」を考える【前編】(県立猪苗代高校)
2年生、ゼミ制グループ別探究。
その中のアートルーム活用班。
生徒数の減少にともない生じた「空き教室」をいかに活用していくべきかは、多くの学校にとっても共通の課題かと思います。
猪苗代高校では、猪苗代ウォールアート実行委員会との活動の中で、観光実践室、実践室前廊下、美術室、美術室前廊下、そして旧音楽室の壁にそれぞれアート作品が描かれています。
アートに彩られた「それらの場所」をどのように活用してきたかについては、これまでに何度かこのnoteでも取り上げてきました。
そんなウォールアート実行委員会や外部団体との活動と並行しながら、「生徒たち自身が自分たちの手で、まだ手のつけられていない空きスペースをアート空間にしたい」と取り組みはじめたのが「2年生アートルーム活用班」です。
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学校という空間でありながら、学校というくくりで考えないということが大変良いと思います。
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3.【安達東校舎】タピトレ(県立二本松実業高校)
生徒たちの基礎体力の向上と、生涯にわたって運動に親しむことができるように意識の向上を図るため、今年度から「タッピートレーニング(通称タピトレ)」を実施しています。
第1回目は、全校生徒の半数以上が参加し、円陣バレーをしたり、動画に合わせてダンスをしたり、みんな思い思いに体を動かしていました。
本校では、昨年度から学力の定着を図る「タッピーチャレンジ(通称タピチャレ)」を実施しています。
タピトレで生徒の健康維持、タピチャレで生徒の学力定着を図り、様々な学習活動を通して、心身ともに健康で調和のとれた人財の育成を目指しています。
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高校生になると、運動から離れてしまう学生も多いです。
高校からこういった体を動かす習慣をつけることは良いと思います。
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4.EGAKU(2学年)(県立船引高校)
〇 4月11日(木)一般社団法人ELAB様およびBridge for Fukushima様のご協力のもと、EGAKUを実施しました。
〇 EGAKUとは、アートを通じて自分と深く対話し内省することで「自己認知」を高め、自分の強みや自己成長を実感するプログラムのことです。
〇 今回は「大切にしたいこと2024」というお題で、抽象的な絵を描きました。1年次に引き続いての実施ということで、前回よりも深く自分の作品に込めた思いを話し合うことができました。
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自分の内面を見つめ、現状を正しく認識することは、これからの高校生活にプラスに働くと思います。
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記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。