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ローカルビジネス進化論

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2020年8月の記事一覧

高松空港の機能充実は更に進むか🛩

高松空港の機能充実は更に進むか🛩

 高松空港は、民営化2年を経過した。何が変わったの?という方は一度、高松空港から飛行機を利用してもらいたい。セキュリティーエリアを通ると、待合スペースを中心に居心地が大きく変貌した。現在は制限エリア手前をリニューアル。物販や飲食のテナントの改装も行っている。

 昨年は瀬戸内国際芸術祭開催年。国際線でソウル線に続き台北線もディリー運航化が実現。地方空港で2つの国際定期路線がディリー運航している空港

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瀬戸内から世界へ〜変化を魅せる地域🛥

瀬戸内から世界へ〜変化を魅せる地域🛥

今から40年前は高度成長期から安定成長期へのまっただ中。悲願の瀬戸大橋の工事が始まり、本州が陸続きになる四国にとっては夢の様な“開国前夜”とも言うべき時を迎えていた。

:そして現在。当時とはいささか趣は異なるものの、確実に第2の波が押し寄せて来ていたことを実感していた。

 3年に一度のトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭が開催される。そして地方空港二番目の民営化で全国的に注目を集めた「高松空港」の

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イチ押しルート、高松空港〜塩江〜美馬🚌

イチ押しルート、高松空港〜塩江〜美馬🚌

 高松市と境を接しているものの、県が違うことでなかなか観光交流の“シーズ”が生まれづらいのは確か。しかし南隣の美馬市は徳島県西部の2市2町で構成する、「にし阿波~剣山・吉野川観光圏」を売り出すが、外国人観光客に大人気の大歩危・小歩危や祖谷の郷を持つ三好市に後塵を拝する藤田元治美馬市長の心中は穏やかならず。

 「うだつの町並み」で有名な美馬市には、他にも「日本一の清流穴吹川」に「剣山」と誠に変化に

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ベンチャー企業を産み育てる風土🔗

ベンチャー企業を産み育てる風土🔗

スタートアップ企業の上場が相次いでいる。最近でも「リフト」が上場を果たし話題に。これからも「ピンタレスト」「ウーバー」「エアビーアンドビー」という、“次のGAFA”を狙う予備軍が一本立ちを果たす。日本でも「スマートニュース」「ビズリーチ」といった、日頃から私達になじみのあるコンテンツを提供する企業が予備軍に控えている。

クラウドファンディング そして今、日本で注目されているが、クラウドファンディ

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平成から令和へ、激動の時代の幕明け✍🏼

平成から令和へ、激動の時代の幕明け✍🏼

 令和初となる年の暮れ。新元号初年こそ良い年にとの祈った。厳しさが身に染みる年の瀬には新元号にちなんだビジネスも一部に盛り上がりを見せたものの長続きしなかった。やはり消費増税が消費マインドを冷え込ませたのだろう。 アベノミクスの看板政策のひとつであったインバウンド観光客数だがこれもすでに昨年中に一服感が出ていた。京都をはじめとする人気観光地が全くの“オーバーツーリズム”の弊害を受けて、日本人観光客

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日本の持てる力を再生可能な新エネに🌏

 “今年の夏は例年にも増して暑い夏だ”と毎年の様につぶやいて早何年?

 温室効果ガスの排出削減は私たち、日本の企業にとっても喫緊の課題となってきている。一歩先を進む欧州連合は2050年には域内で排出される温暖化に影響するガスの実質ゼロベースにすることで合意。日本は残念ながら遅れを取ったのだが、ここで巻き返しを図らなければ国際社会から置いてきぼりをくらうだろう。日本は一時期、太陽光利用にシフトしす

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