【FDと逆流性食道炎を完治させた方法】 ~機能性ディスペプシアで20kg以上痩せた僕がわずか数カ月で症状が完全消失し、元の体重まで回復した方法の全て~
はじめまして、れおと申します。
僕は2021年4月に機能性ディスペプシア(FD・機能性胃腸症)と逆流性食道炎(胃食道逆流症)を発症しました。かなり苦しみましたが、今では完治して好きな物を何でも食べています。
発症した原因は体に合わない漢方薬を服用したことによる副作用でした。(※具体的な漢方薬名は本章の中で紹介しています)
FDになる前に、膝の痛み・背中の凝り・唇の荒れ・疲れやすい などのように、なんとなく不調がありました。
病院へ行って血液検査をしてもらったり、レントゲンやMRIなども撮ったりしたのですがどこにも異常はなく、あまり良くなりませんでした。
こういった症状の原因や対処法をインターネットで調べていたとき、漢方薬が体の慢性症状に効くというサイトをたまたま見つけました。
「これだ!」と思ってその漢方薬局に連絡をし、漢方薬を処方してもらうことにしました。
処方された薬は朝昼晩の食事に毎回1包ずつ飲む物です。
ところが、最初に服用してから数時間後、なんとなく胃がムカムカするような感覚になりました。
その時は特に副作用など気にしていなかったので、「気のせいかな?」と思って放置していました。
しかし、次の食事の際に飲んだときも胃もたれをし、そのまた次も胃もたれを起こしました。
これはおかしいと思い、インターネットで漢方の副作用について調べました。
すると、「そういった副作用のような症状が、実は好転反応の可能性もある。」とのことだったため、しばらくは様子を見てみることにしました。
(※好転反応とは、体質改善の途中で起こる、一時的に悪化したような症状が出る身体反応のこと)
ですが、体調は悪くなる一方でした。
胃もたれ・腹部膨満感・食欲不振 などは日に日に酷くなり、胸やけ・喉の詰まり・全身の倦怠感 など、別の新しい症状も次々と出てきました。
さすがにこれは副作用だと思い、漢方の服用を中止しました。しかし、胃の不快な症状や、その他の症状は良くならずにずっと残り続けてしまいました。
本来、漢方の副作用は使用中止して1〜2週間ほどで治るのですが、僕の場合は運悪く、そこから胃の症状が慢性化してしまいました。
原因をまとめますと、元々少し体が弱っていたという前提のうえで、そこに自分の体質に全く合わない強めの漢方でトドメを刺してしまい、FDを発症したという流れになります。
中々胃の状態が回復しないので、FDになってから約1ヶ月後の5月に初めて胃腸科を受診しました。
血液検査・腹部レントゲン・胃カメラ・ピロリ菌検査・腹部超音波検査 などを一通りしてもらいましたが特に異常はなく、そこで受けた診断名が、「機能性ディスペプシア(=機能性胃腸症)」と「逆流性食道炎」でした。
因みにFDになってから約9ヶ月後の2021年の12月に、5月に受診した胃腸科とは別の胃腸科も受診しました。
そこでも胃カメラ・血液検査・ピロリ菌検査・腹部超音波検査を一通り行いましたが異常は無く、同じように「機能性ディスペプシア&逆流性食道炎」と診断されました。
実際にあった症状としては、
〇FDの症状
常に胃もたれ、常に胃の存在を感じる
吐き気
胃を掴まれて揺らされてる感覚
胃がポチャポチャする
胃の張り、腹部膨満感、早期満腹感
胃痛
食欲不振
食べられそうな感覚と全く食べられなさそうな感覚が交互にくる
◯逆流性食道炎の症状
胸やけ、胸の痛み、胸の詰まり
喉のつかえ、喉の詰まり、喉にビー玉が詰まってるような感覚
ゲップが出そうなのにうまく出ない
呑酸、口の中が酸っぱい
変な唾液
喉の乾燥
前かがみの体勢で胃が圧迫されて気持ち悪い
◯その他の症状
全身倦怠感
常に立ちくらみ
筋肉がつる、こむら返り
湿疹、発赤
口内炎、口角炎、口唇炎
下痢、軟便
右耳の詰まり
脱毛
肌荒れ、皮膚の乾燥
ドライアイ
耳鳴り
全身の冷え
首、肩、背中、膝の凝りや痛み
顔のむくみ
睡眠時の中途覚醒
頭痛
これらを同時に経験しました。
そこから胃の気持ち悪さや食欲不振・早期膨満感といった症状で徐々に食べられる量が減っていきました。
それに伴って、元々64~65kgほどだった体重(身長169㎝)が、約10ヶ月ほどで44kgまで落ちてしまいました。当時は本当に苦しかったです。
これは、FDを発症してから体重が最も落ちた時期までの体重推移です。
2021年 ↓
4月 64.0kg (FD発症)
5月5日 64.3kg
5月14日 62.1kg
5月23日 60.9kg
6月4日 61.5kg
6月13日 61.8kg
6月24日 63.2㎏
7月4日 59.7kg
7月16日 59.6kg
7月25日 58.9㎏
8月4日 57.3kg
8月15日 57.6㎏
8月22日 57.5kg
9月6日 55.4kg
9月14日 54.9kg
9月24日 53.7㎏
10月3日 54.0kg
10月14日 52.6kg
10月26日 52.0㎏
11月4日 52.3kg
11月17日 50.7㎏
11月26日 50.8㎏
12月5日 49.8㎏
12月16日 48.5kg
12月24日 47.3㎏
2022年 ↓
1月5日 46.8kg
1月21日 44.1kg
このFDの期間に、何十ヶ所の病院・整体・鍼灸・マッサージ・その他の治療院に通いました。
寝る時以外ほとんど全ての時間(1日十数時間)を、胃腸や健康に関する情報収集に当てました。
食事方法・運動療法・休養法・ストレスケア法 など、気が遠くなるくらいありとあらゆることを自分の体で試しました。
これらを合計すると実際に百数十万ほどの費用がかかりました。
かなりのお金と時間を費やしてしまいました。
しかし今では症状が完全に消えて、胃のことなんか全く気にせず元通り、脂っこい食べ物でも辛い料理でも何でも食べられるように完全復活したので後悔はしていません。
また、FDは再発しやすいと言われていますが、全く再発していません。
健康でいられるのがいかにありがたいことか、当たり前に食事できるのがいかにありがたいことかに気付かされました。
しかし、、、
これらはFDが完治してから実際に行った外食の食事写真ですが、今では何でも気にせず元通り食べられるようになりました。
こういう物を食べても 胃もたれ・胃痛・吐き気 などの症状はなくなりました。
因みに僕は、X(旧Twitter)でもFD・逆流性食道炎・胃弱改善の情報発信をしています。https://twitter.com/reo_FDkaizen
しかし、字数制限があったり、X(旧Twitter)では言えないような内容も多いため、実体験談を一から十まで深くお伝えするにはこのnoteが適切だと判断しました。
FDは治すのが難しい疾患だと一般的には言われています。
その原因の一つに、FDの方が治すために
『知ろうとしていること』
と、
『本当に知るべきこと』
の間に大きなズレ(ギャップ)があることが挙げられます。
そのため、
「自分がFDを発症した当初に読みたかった」
「最初からこれらを知っていれば、こんなにたくさん苦しんだり人生の貴重な時間やお金を失わずに済んだ」
という内容を全て詰め込みました。
僕は、FDを発症してから症状が完全消失するまで、やったこと・試したことを基本的に毎日全て記録していました。(食事内容・食事量・体重・通院した病院・治療院・その他の療法 など)
そのため、これ以上に経験談を詳しく正確に発信している人は他にまずいないと思います。
なお、本章でお伝えする内容はあくまで個人の実体験談です。治療を推奨したり、効果を保証するものではございません。ご了承いただけない方はご購入をお控えください。
それではここから、どうやって完治させたのかを話していこうと思います。
第1章 FDを治すために一番大事なこと
まず、機能性ディスペプシアを改善するうえで最も大事なことは、
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