reno_XYZ

私は転職2回、出向1回で4社で働いてきました。マンションデベ・旅行代理店・コンビニ本部・大手企業子会社 いつでも転職できるようにUSCPA・CIA・AFP・宅建士を取得してきました。 定年も近くなり、今、自分を見直ししている最中です。 よろしくお願いします。

reno_XYZ

私は転職2回、出向1回で4社で働いてきました。マンションデベ・旅行代理店・コンビニ本部・大手企業子会社 いつでも転職できるようにUSCPA・CIA・AFP・宅建士を取得してきました。 定年も近くなり、今、自分を見直ししている最中です。 よろしくお願いします。

最近の記事

四季報写経 データでつかむ今どきの販売戦略:アナログとデジタルの差が生む新しい顧客アプローチ

はじめに 四季報写経をしていて、2024年に上場した「ライスカレー」という会社がきになり、少し調べてみました。 ライスカレーは、SNSやECなどの特定コミュニティデータを活用して、ユーザーの関心や行動に応じた販売戦略を実施しています。現代のデジタル技術を駆使して、顧客ニーズをリアルタイムで把握し、的確なマーケティング施策を展開しています。昭和世代が経験してきたアナログな販売手法とは全く異なるものです。ここでは、ライスカレーの戦略の概要を説明した後、アナログとデジタル販売手

    • 四季報写経200社達成!少しずつ見えてきた企業の本質と内部監査への新たな視点の発見

      今年7月末から取り組んできた四季報写経がついに200社に到達した。当初は2024年の新規上場企業を中心に進め、その後、四季報の冒頭から時価総額500億円以上の企業を選んで写経を続けてきた。目標は1000社。まだ全業種を網羅するには至っていないものの、この取り組みを通じて、企業分析と内部監査の双方において、新たな気づきと学びを得ることができた。 写経を重ねるごとに、企業への理解は確実に深まっていった。私たちは日常的に様々な企業名を耳にするが、その実態について、どれだけ正確に理

      • 日経ヴェリタスを読んで :ドンキとファミマが挑む偏愛商品開発の新境地

        日経ヴェリタスを読んでいて、小売りが総菜に集中投資している記事が気になりました。その中でも特に「背徳感」や「偏愛」をテーマにした商品開発という言葉に心惹かれました。最近、ネットフリックスで「ルシファー」を見ているからかも・・・・・ 近年、コンビニエンスストアやディスカウントストアで注目を集めているのが、「偏愛」をテーマにした商品開発。特にドン・キホーテとファミリーマートが展開する独自の商品戦略は、従来のマーケティング手法とは一線を画す興味深いアプローチとなっています。この新

        • セカンドキャリア 揺れる心、揺れる未来

          静かな夕暮れ時、窓際に座って遠くを見つめながら、私は人生の大きな転換点に立っていることを実感している。定年を目前に控えた今、これまでの道のりを振り返る時間が増えた。 会社では経営企画、予算管理、内部統制と、常に組織の中枢で働いてきた。思えば、私の心配性な性格が、数々の資格取得へと駆り立てていたのかもしれない。会社の存続への不安、倒産のリスク-そういった懸念が、自分を武装させる原動力となっていた。 確かに、キャリアは築き上げた。しかし最近、「自分に何が残るのだろう」という問

        • 四季報写経 データでつかむ今どきの販売戦略:アナログとデジタルの差が生む新しい顧客アプローチ

        • 四季報写経200社達成!少しずつ見えてきた企業の本質と内部監査への新たな視点の発見

        • 日経ヴェリタスを読んで :ドンキとファミマが挑む偏愛商品開発の新境地

        • セカンドキャリア 揺れる心、揺れる未来

          技術と理念で勝つ!良品計画と富士フイルムの化粧品事業成功の秘訣

          はじめに経済系のニュースを読んでいて、異業種の化粧品市場への参入が気になり、少し掘ってみました。 化粧品市場で異彩を放つ2社の動きが注目を集めています。良品計画と富士フイルム。一見、化粧品とは縁遠い企業に思えるかもしれません。しかし、両社は独自の技術力と企業理念を活かし、着実に市場でのプレゼンスを高めています。 良品計画が掲げる「優しさ」と「効果」の両立良品計画の化粧品事業における最大の特徴は、エイジングケアシリーズにあります。同社は「天然由来成分100%」という強いこだ

          技術と理念で勝つ!良品計画と富士フイルムの化粧品事業成功の秘訣

          四季報写経 景気と消費を映すミラー:ウィンナー市場の今を読み解く

          こんにちは!四季報写経をしていて、食肉業界の各社がウィンナーに注力していることが気になりました。 自分は子供のころからウィンナーが大好きで、今でも弁当のおかずに入っていると気分が高揚します。 そんなこともあり、少し掘ってみました。 ちなみに、ウィンナーは特定の規格(太さ20mm未満、羊腸使用)を満たすソーセージを指すそうです。 1. はじめに:ウインナーの戦略的重要性ソーセージ、特にウインナーは食肉業界において重要な戦略商品として位置づけられており、その市場動向は経済状況

          四季報写経 景気と消費を映すミラー:ウィンナー市場の今を読み解く

          日本のハウスメーカーが米国で急成長!国内市場縮小にどう対応する?

          こんにちは! 四季報写経をしてたら、大手ハウスメーカーの事業展開が気になりました。そこで少し掘ってみました。 背景 日本の大手ハウスメーカーが近年推進している戦略的M&Aと米国市場進出には、複数の重要な背景があります。これらの動きは、国内市場の縮小への対応と海外での成長機会の追求を主な目的としています。 まず、日本国内の住宅市場の現状を理解する必要があります。少子高齢化の進行に伴い、日本の新設住宅着工戸数は減少傾向にあります。2023年度の着工戸数は約80万戸で、前年比

          日本のハウスメーカーが米国で急成長!国内市場縮小にどう対応する?

          公認内部監査人(CIA)資格取得:私の経験と学び

          皆さん、こんにちは。今日は、私が公認内部監査人(CIA)の資格を取得した経験について、特に資格取得を悩んでいる方々に向けてお話ししたいと思います。 なぜCIA資格を選んだのか私がCIA資格の取得を決意したのは、40代後半のことでした。すでにUSCPAの資格を持っていましたが、さらなる成長を求めていました。正直なところ、この決断の背景には、職場での苦しい経験がありました。 新しい社長の就任により、私の立場が大きく変わり、長年携わってきた経営企画の仕事を失いました。その時の喪

          公認内部監査人(CIA)資格取得:私の経験と学び

          米菓業界の海外展開と亀田製菓の成功要因、アメリカ市場の健康志向

          四季報写経をしていて亀田製菓について気になりまして、少し深掘りしてみました。 近年、日本の米菓は国内外でその存在感を高めており、特に北米市場での成功が顕著です。2021年1月から8月にかけて、米菓の輸出額は36億円を突破し、前年同期比35%増を記録しました。この背景には、新型コロナウイルスによる巣ごもり需要の高まりがあり、特にアメリカ向け輸出が50%増加しています。 亀田製菓の北米市場での成功要因 1.健康志向との合致 北米市場では健康意識が高まっており、低脂肪、低カロ

          米菓業界の海外展開と亀田製菓の成功要因、アメリカ市場の健康志向

          【不動産投資の常識を覆す】スターマイカが描く不動産投資の新戦略

          四季報写経をしていて、気になった企業を少し深堀りしました。今回は、不動産業界で注目を集めているスターマイカホールディングスについてご紹介します。彼らのビジネスモデルは、従来の不動産投資の常識を覆すユニークなものです。 スターマイカとは スターマイカホールディングスは、中古マンション市場で独自のビジネスモデルを展開している企業です。2011年には、その革新的なアプローチが評価され「ポーター賞」を受賞しました。 ユニークな投資戦略 スターマイカの戦略を簡単に説明すると、次

          【不動産投資の常識を覆す】スターマイカが描く不動産投資の新戦略

          製粉会社 副産物「ふすま」の効果

          はじめに 四季報を写経していて、製粉会社の数社に副産物「ふすま」の価格上昇による利益拡大という記事があったので副産物について少し調べてみました。 副産物の活用は、さまざまな産業において利益率向上のカギを握る要素となっています。製造プロセスで必然的に発生する副産物を有効に活用することで、新たな収益源を確保し、資源の無駄を減らすことができます。ここでは、製粉業界とその他の産業における副産物の活用事例を紹介します。 製粉会社における副産物の活用 製粉業界の代表的な副産物である

          製粉会社 副産物「ふすま」の効果

          AI英会話で克服した自分の苦手意識

          英語の資格があっても、必ずしもそれがスムーズな会話力につながるとは限りません。私はUSCPAの資格を持ち、ビジネス英語の読み書きには自信がありましたが、日常会話となると全く違う話です。仕事で英語を使う機会が少なかったため、いざ日常会話の場面に立つと、緊張してうまく話せないことが多々ありました。 実は、これまでに3回も英会話教室に通いました。しかし、人見知りな性格もあり、他の参加者や先生に気を使いすぎてリラックスできず、英語を話すことがストレスに感じていました。結果として、全

          AI英会話で克服した自分の苦手意識

          四季報写経 2024年前半新規上場企業の特徴

          2024年の新規上場企業の産業区分以下は、2024年の新規上場企業の特徴と事業内容をまとめた内容です。これは、四季報夏号から新規上場企業30社のデータを写経したものに基づいています。 2024年に上場した企業は、特に次の5つの産業に多く属しています。これらの企業は最新の技術や革新を駆使し、社会的な課題に応えようとしています。 1. 情報技術関連 SI・ソフトウェア開発: 業務効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)をサポートする企業が中心です。クラウドサービス

          四季報写経 2024年前半新規上場企業の特徴

          USCPAの資格とは…人生を変えたお守り

          私は大学3年生の時に、父親が経営していた会社が倒産し、学費をアルバイトで工面しなければならない状況になりました。周囲は裕福な家庭の同級生ばかりで、次第に話が合わなくなり、孤立感を感じるようになりました。 当時はバブル経済の真っ只中で、就職市場は大手企業以外であれば、どこでも内定をもらえるほどの好況でした。しかし、私は煌びやかな環境を避け、不動産業界の非財閥系企業に進みました。しかし、その会社でも地方の資産家や地主の子息が多く、再び大きな違和感を感じることになりました。 そ

          USCPAの資格とは…人生を変えたお守り

          四季報写経 建築業界を写経して感じたこと

          建築・土木業界トレンドと利益多様化の重要性 1. 建築工事と土木工事の利益率の違い 時価総額500億円以上の建築・土木業界を写経しています。気づいた点を書いてみます。建築工事の利益率が低下もしくは赤字となっている一方で、土木工事は10%以上の高い利益率を維持している企業が多い状況が確認されています。この違いにはいくつかの要因が影響していると推察されます。 コスト上昇とインフレ圧力:建築工事は原材料費の高騰に直面しており、特に鉄鋼や木材などの建築資材の価格が上がっているこ

          四季報写経 建築業界を写経して感じたこと

          四季報写経という自己鍛錬

          みなさん、こんにちは。今回は「四季報写経」について書きたいと思います。 四季報写経とは? 「四季報写経」という言葉を聞いたことがありますか?これは四季報に載っている企業データを手書きで写し取る作業を指します。名前の通り、「写経」と同じように手を動かして情報を写す行為です。この作業により、情報を頭に染み込ませるための作業です。 四季報は、日本の上場企業の財務情報や業績予測、株価の動向が掲載された投資家にとってのバイブルです。特に記者が書いた業績記事・材料記事はとても役に立

          四季報写経という自己鍛錬