カニ味噌、たらこ、サバ押し寿司のクセ強ラインナップ 潮香広がるサルディーニャの島ワイン
はま寿司テイクアウトの続き。サルディーニャ島で造られるエビラベルのワインで、エビネタを総ざらいしたあとに他のネタにワインを合わせる。
さて、後半戦はクセの強いネタが多い。
大葉かにみそ×1皿(2貫) = 100円(税抜)
大葉たらこ×1皿(2貫) = 100円(税抜)
さばの押し寿司×1皿(2貫) = 100円(税抜)
ゆず塩炙りまだい×1皿(2貫) = 150円(税抜)
真いかレアステーキ×1皿(2貫) = 100円(税抜)
いか三種盛り×1皿(3貫) = 150円(税抜)
炙り塩ほたて(北海道・青森県産)×3皿(3貫) = 450円(税抜)
ゆず塩煮あなご×1皿(2貫) = 100円(税抜)
炙りうなぎ×1皿(2貫) = 150円(税抜)
懐の広いワインをセラーから探す。安心して任せられるのがあった。エビネタに合わせたものと同じく、サルディーニャ島のヴェルメンティーノ品種。こちらはスティルワインでピエロ・マンチーニが造るもの。
ピエロ・マンチーニ, マンチーニ プリモ, ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラDOCG, イタリア, 2022, 14%, 2,125円
Piero Mancini, Mancini Primo, Vermentino Di Gallura, Italy
漬けイカに。漬けで塩気の効いたイカは大葉で爽やかさをアップさせている。醤油の塩気、大葉の爽やかな香りのいずれにもワインの潮香が調和。相性: ★★★☆☆
真いかレアステーキに。サッと火が入り風味がキュッと凝縮したイカ。胡椒が多めに効いているが炙りでパワーアップしたイカの風味ボリュームにバランス。ワインの潮香はイカの甘み、旨み、磯の香りを包み、胡椒のスパイシーなヒントにもシンクロ率高い。相性: ★★★★☆
ゆず塩炙りまだいに。歯ごたえのある身を噛み進めると広がる旨み、ほのかな甘み。そしてワインの力強いトロピカルな果実味はゆずと好相性。相性: ★★★☆☆
ゆず塩煮あなごに。フカフカの食感に繊細なバランスの旨み、ほんのりと土っぽい複雑さ。ワインが入るとバランスが崩れ若干の臭みが立つ。ピエロ・マンチーニのワインでこの感じは珍しい。相性: ★★☆☆☆
大葉たらこに。明太子の塩気とコクがワインの潮香と塩味に心地よく調和。四つ星寸前。相性: ★★★☆☆
大葉かにみそに。ミソのコク、磯の香りにワインでケンカしないのが奇跡的。高めあいとまではいかないがこれ以上に蟹味噌に合うワインはなかなか見つからないだろう。相性: ★★★☆☆
さばの押し寿司に。ガリの生姜、大葉が挟まれていて爽やか、サッパリ。それでもその爽やかに対比されるようにサバの青魚特有のワイルドな磯の香りが立ち上がる。そこにもワインの潮香が調和。さばの押し寿司にここまでうまく合わさるワインはなかなかない。相性: ★★★☆☆