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プロの作家が教えてくれた、プロの作家になるためにするべきこと。

――「プロの作家になるためには何をすればいいのか」という質問に、プロの作家さん2人が教えてくれました。おふたりの回答をまとめると、次の通りです。

①運動する
②読書する
③毎日書く


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「プロの作家が教えてくれた、プロの作家になるためにするべきこと」というテーマで話していこうと思います。


📚浅田次郎と今村翔吾


僕は先日、プロの作家さんの話を聴く機会がありました。浅田次郎さんと今村翔吾さんです。浅田さんといえば『鉄道員』で、今村さんといえば『塞翁の盾』で直木賞を受賞されました。

この前のクリスマス、僕はビブリオバトル全国大会に出場したんですが、そのときにゲストとしてお越しになられたのが先の2人だったのです。準決勝と決勝の間にトークセッションの時間が設けられ、あらかじめ学生から募っていたおふたりへの質問を軸に話が進められました。

プロの作家に質問できる機会などそうありませんから、いろんな質問がありました。作家を目指す僕からしたら特に貴重な体験で、メモを取る手が止まりませんでした。

トークセッションの中で、僕が思わずがっくりうなだれた話題について、今日は話していこうと思います。

「プロの作家になるためには何をすればいいのか」という質問に、プロの作家さん2人が教えてくれました。

おふたりの回答をまとめると、次の通りです。

①運動する
②読書する
③毎日書く

📚プロの作家になる条件3つ


浅田さんが真っ先に挙げたのが、意外にも「運動する」でした。小説の素材が思いつくのも、散歩しているときなど、身体を動かしているさなかのことが多いとのこと。これは今村さんも同意していました。

作家といえど体育会系で、めちゃくちゃ読まないといけないし、めちゃくちゃ書かないといけません。その体力をつけておく必要があるわけです。

確か、村上春樹さんは今でも毎日10キロ走っていると聞いたことがあります。一流の作家こそ、体力をつける努力を惜しんでいないんですよね。


次に、「読むこと」

とりあえずいろんな本を読む。1日1冊以上読んでいくくらいの気持ちで読書をする。圧倒的な作品を作るためには圧倒的なインプットが必要なのです。

浅田さん自身、めちゃくちゃ本を読むらしくて、活字こそが全ての知識の源であると語っておられました。その説得に圧倒されました。


そして最後に「書くこと」

毎日書く。それに尽きます。どれだけ気分が乗らなくても、書く。その習慣がプロの作家の姿勢を育てるわけです。

今村さんは「1日書かないとそれだけで力が衰える気がする」と仰っていました。あまり筆の進みが遅くとも、ごり押すらしいです。そしたら、意外と見えてくるものがあるというのです。


とにもかくにも、プロの作家になるための条件3つは、どれも誰もが知っている簡単なことで、もはやはじめから分かっていたことです。圧倒的な体力、圧倒的な読書量、圧倒的な執筆量。それがプロの作家を支える柱なのです。


📚2023年をどう生きるのか


今回の経験を受け、僕は2023年の目標が決まりました。簡単です。プロの作家になるための条件3つをそのまま実行していくのです。運動と読書と執筆の習慣をつけ、全てを毎日こなしていきます。

プロの作家が教えてくれたんだから、間違いのはずがありません。先人や先輩の教えを享受することは、僕らに許された権利で、近道です。

叶えたいものがその先にあるんだから、茨の道が果てしなく続こうと、僕は駆け出します。

まだ2022年が終わるまで日数ありますが、2023年の抱負を語ってしまいました。それくらい熱い気持ちでいます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20221227 横山黎



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