免許合宿に行ったらホリエモンとキンコン西野がいた。
――待合室に設置されていたテレビに、教習所がつくった映像が流れていたんですが、その中に、絵本『えんとつ町のプペル』の絵が使われた動画がありました。キングコングの西野亮廣さんの代表作、ですね。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「山形での免許合宿を終えて無事に免許取得できました」というテーマで話していこうと思います。
2週間くらい前から免許合宿に行っていました。遠路遥々、山形まで。
今回は2週間の出来事を振り返っていこうかなと思います。とはいえ、特別目立ったことはしていません。昼間は教習所、それ以外はホテルの部屋でひたすら新作の執筆に励んでいました(笑)
頑張って色のある記事にしていきます!!
◆ホリエモンとキンコン西野⁉
どうせ取ることになるんだから取れるうちに取っておきたい。そんな風に思いながらもずるずると大学3年の秋まできてしまいました。
僕の大学は、3年生の後期の前半はインターンやボランティア、教育実習を頑張ろうね!の期間で、基本的に授業がないので、それをいいことに免許合宿に行くことに決めたのです。
正直、教習所の授業って、おじいちゃんがひたすら講義しているイメージでした(笑)周りを見渡せばまどろんでいる生徒がいる感じ。
しかし、実際はそんなことありませんでした。
指導員におじいちゃんが多いのは予想通りでしたが、学科の授業は違いました。なんと映像を取り入れた授業だったのです。
どこの教習所にも取り入れられているのかは分かりませんが、僕の教習所では「DON!DON!ドライブ」というコンテンツが導入されていました。プーリーくんとよりともくんというメインキャラクターが、様々な企画を通して自動車や交通の知識を深めていく番組です。
基本的にボケが寒いんですが、笑えないどころか笑いどころが分からない部分も少なくなかったんですが、楽しくなかった、面白くなかったわけではありませんでした。ずっとおじいちゃんの念仏……講義を聴いているよりも、知識の吸収率は高くなるのではないでしょうか。
ちなみにですが、DONDONドライブはパロディものが多かったんです。
映画『沈黙のパレード』が大ヒット中のガリレオ先生いるじゃないですか。福山雅治さん演じる湯川学というキャラクターですね。絶対に彼を意識しているキャラクターが登場したんです。白衣だし、メガネをかけているし、声は低いし、「実に~」を多用するし。地面に方程式を書く人間なんてこの世にたった一人じゃないですか(笑)
他にも、討論番組のコメンテーターとして、ホリエモンならぬポリエモンというキャラクターが登場しました。歯に衣着せぬ物言いで、プーリーくんやよりともくんを困らせていました(笑)
そういえば、待合室に設置されていたテレビに、教習所がつくった映像が流れていたんですが、その中に、絵本『えんとつ町のプペル』の絵が使われた動画がありました。キングコングの西野亮廣さんの代表作、ですね。ルビッチとゴミ人間と、壊れた車が会話していました(笑)
だから何だって話ですが、インフルエンサーの影響力に改めて驚かされました。
◆酒田観光
ホテルから教習所への送迎バスが朝の9時40分に出ます。その一本しかないので、たとえ教習が午後からしかなくても、それに乗らないといけないんです。で、その日の教習が全て終わって帰りのバスに乗って帰ったら、だいたい夜の7時。ホテルのレストランで腹を満たして、部屋に戻って、執筆……という日々を繰り返していたので、ろくに観光もしていません。
とはいえ、一日オフの日曜日がありそのときに街を散策したので、そのときの話をさらっとしますね。
ホテルの自転車を借りて、道を駆けだしました。
教習所の指導員のおじいちゃんからおすすめされて、酒田漁場という海鮮市場へ向かいました。日本海に近いこともあり、新鮮な魚介が獲れる地域なのです。そういえば、ホテルの夕食にはほぼ毎日お刺身が出ていましたね。
11時半頃に着いたんですが、驚いたことに既に混んでいました。海鮮市場の2階がとびしまという海鮮料理店で、僕の目的地はそこだったんですが、既に列ができていました。それから数量限定のメニューはほとんど売りきれているという繁盛ぶり。
僕は唯一残っていた数量限定メニューを注文しました。1000円でこの量で美味しかったので、満足度はそれなりに高かったです。川沿いのカウンター席に座っていたので、水面に反射した光が眩しかったことがマイナスでしたが(笑)
その次に向かったのが、山居倉庫という場所。元々米俵を蓄えておく倉庫だったらしいんですが、今は当時の見てくれはそのまま、中はお土産になっていました。一応、家族に何かお土産を買っていった方がいいかなと思い、入店しました。
僕が選んだお土産は、日本酒です。
山形の庄内といえば、初孫が有名ですが、それを含んだ日本酒3点セットが売っていたので、自分が飲んでみたい気持ちもあり、購入に至りました。
合宿後には、深夜バスの集合時間まで酒田駅近くの居酒屋で一人、呑んでいました。「ゆめ家」という焼き鳥屋さんで、料理はおいしく、店員さんはとても優しかったです。また酒田に来たときは、足を運ぼうと思いました。
◆ホテルで執筆生活
入校が同時期だったフィリピン人の2人組とは仲良くなれたし、小説を書いている大学生とも連絡先を交換したし、今日の昼間には学科の試験も無事に合格して免許証をゲットすることができました。
それなりに楽しめた免許合宿でした。
一番の実りは、ホテルでの執筆は捗ることが分かったことですかね。ホテルの部屋にいるときは本当にずっとパソコンに向かってばかり。外に出るのは、同じ階にある自販機に飲み物を買いにいくくらいでした。
というのも、11月20日に開催される文学フリマ東京35に出品する新作の原稿をなるはやで書かなきゃいけなかったのです。
免許合宿のおかげで、5分の4くらいまで書くことができました。少なくともあと1週間くらいで仕上げて、「文学フリマでの売り方」を探ることに全フリしていきたいです。
最後におしらせします。
僕は今、「文学フリマ東京35を盛り上げたい!」というメンバーシップを運営しています。当日までの準備の過程を共有したり、オンラインで交流したり、当日のイベント後には打ち上げを企画したりしています。
100円から参加できますので、興味のある方は是非、覗いてみてください!
文学フリマを、一緒に盛り上げていきませんか?
最後まで読んでくださりありがとうございました。
20221006 横山黎