お節介な優しさ
ナマステ!先ほど、家の契約をしてきた。住むのは8月10日から。ひとまず家の件は無事に一件落着。トップ画は大家さん夫婦です。YouTubeも更新したので是非。新しい家のことはまた別で撮影します。
本日は
「お節介な優しさ」
ネパールに到着して早3週間。ようやく家が決定した。
ネパールで家を探す経験は初めてで、言語もままならない状態での家探しは想像よりもずっと大変だった。
到着してすぐは、体調もすぐれず動き出したのは10日を過ぎたあたりから。約2週間で10軒ほどの家を周った。
ネパールに長く住む日本人の兄ちゃん、姉ちゃん的存在の人にも本当にたくさん助けてもらった。
そしてとにかく街を歩きまくって、色んな人にいきなり声をかけて、「家探してるねん!どっか良いとこない!?」と聞くと、はじめましてなのにネパールの人たちは親切に、自分ごとのように探してくれた。
これは日本では経験できないことだ。
いきなり、日本の街中で「家探してるんですけど、どっか良いとこ知らないですか?」なんて聞いた暁には、一瞬で変人のレッテルを貼られるだろう。(笑)
日本人もすごく親切だと思うし、優しい。だけど日本の優しさとネパールの優しさはちょっと違う。
ネパールは良い意味で「お節介な優しさ」があると思う。出会って数分しか経っていない僕が、困っていることに全力で手を差し伸べてくれたし、連絡も頻繁にくれる。中には自分のビジネスに繋げられると思って、僕に力を貸してくれた人もいるかもしれないけれど。
でも、大抵の人は損得勘定抜きで僕に「お節介な優しさ」をくれる。もう本当にびっくりするくらい心配してくれるからちょっと申し訳なくなるほどに。
日本はいい意味で無関心だ。僕は昭和を生きたことがないけれど、昭和生まれの人たちは、ネパールは日本の昭和時代みたいだとよく言っている。
今は、ご近所付き合いなんてものもほとんどないし、東京に住んでいる時なんて隣の人とも挨拶を交わしたことがほとんどなかった。
でも、ネパールでは外に出れば誰かしらと必ず会うし、すぐに友達になる。もちろん、嫌な奴もいるし、言葉を喋れないことに嫌悪感も抱く人もいる。
だけど、ほとんどの人はすごく好意的に接してくれる。
多分、ネパール語が上達したらもっと楽しくなると思う。
僕も、ネパール人で困っている人がいたら手を差し伸べられるようになりたい。お節介な優しさを持って。フェリベトウンラ!