藤田 淑子

芸術家。 1991年生まれ。 ここには「言葉のドローイング」を置く。

藤田 淑子

芸術家。 1991年生まれ。 ここには「言葉のドローイング」を置く。

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    アクリルキーホルダー「dress-up」ガーリー

    2024年3月に開催した二人展「blink」に合わせて制作したアクリルキーホルダー。 まばたき(blink)をするたびに変わる気分でファッションを楽しむカーテンガールたちを描いたアイテム。 手作りパッケージ入り。 サイズ:幅約5cm×高さ約9.5cm
    1,650円
    カーテンガールの部屋
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    アクリルキーホルダー「dress-up」モダン

    2024年3月に開催した二人展「blink」に合わせて制作したアクリルキーホルダー。 まばたき(blink)をするたびに変わる気分でファッションを楽しむカーテンガールたちを描いたアイテム。 手作りパッケージ入り。 サイズ:幅約5cm×高さ約9.5cm
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マガジン

  • TANKA

    現代短歌。過去や現在や未来のことを文字にする。漫然とだらだら書きたくなかったので、「素材:キャンバスにアクリル絵具」のような括りを文字の表現にも設けたいと思った。

  • The Black Out Curtain

    制作、日常、人間関係などにおいて疑問に思ったことや危機感や違和感をもったことなどをぶつける。 「なんか変だな」「難しい」「わからない」という感覚を大事にしたい。すぐに答えが出なくたっていい。

  • Me before you 〜カーテンガールに出会う前〜

    現在の作風に至る以前、一心不乱に作っていたものたちの一部をここに載せてみる。

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    アクリルキーホルダー「dress-up」ガーリー

    2024年3月に開催した二人展「blink」に合わせて制作したアクリルキーホルダー。 まばたき(blink)をするたびに変わる気分でファッションを楽しむカーテンガールたちを描いたアイテム。 手作りパッケージ入り。 サイズ:幅約5cm×高さ約9.5cm
    1,650円
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    アクリルキーホルダー「dress-up」モダン

    2024年3月に開催した二人展「blink」に合わせて制作したアクリルキーホルダー。 まばたき(blink)をするたびに変わる気分でファッションを楽しむカーテンガールたちを描いたアイテム。 手作りパッケージ入り。 サイズ:幅約5cm×高さ約9.5cm
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    アクリルキーホルダー「dress-up」カントリー

    2024年3月に開催した二人展「blink」に合わせて制作したアクリルキーホルダー。 まばたき(blink)をするたびに変わる気分でファッションを楽しむカーテンガールたちを描いたアイテム。 手作りパッケージ入り。 サイズ:幅約5cm×高さ約9.5cm
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現代短歌 《どちらも選ばず》

天井の模様を辿る余裕とか時間の流れ大切にしたい 横たわり明るい過去と暗い過去照らし合わせてどちらも選ばず 長い夢見ている時間過ぎてゆくここから出たいと思いながらも この家は放っておけば朽ちてゆく手放す時も遠くないと知る 安物の服でもその人次第なら私は「工夫」と手を繋ぎたい 昔より燻んだ色が似合う顔今の自分も嫌いではない ピンクにも色んなピンクがあるように正解なんて無いに等しい 長いこと手を動かして動かして生まれたものに愛着が湧く 作品を「商品」とだけ考えて「商

    • 現代短歌 《「大好き」を伝えても》

      飛行機で行くなら一時間とちょっと その距離がとても遠くに感じて 「大好き」を伝えてもまだ伝わらぬ この想いの先覗き込んでは 君と見たあの景色 汗 日差しの強さ 忘れることのできない時間 何もかも投げ出してすぐ会いたいと思う心にそっと蓋をする あなたにはあなたにしかない時間とか色とか音とかあるのを知ってる 流れ星つかまえてもまたすり抜けて私のものとならない自由 この想い マーブル模様にとじこめて 今日の空色隠し味にして 無知でこそ大きく感じるときめきが博識でない私

      • 現代短歌 《青空の如く》

        「会いにいく」そう言ったままそのままで過ぎゆく時に寄りかかる私 いついつもあなたの描く世界こそ決して濁らぬ青空の如く 私にはあなたは純粋すぎるのだそう思うほど心空しく かけっこを繰り返しつつ交わらぬ行き先を見て諦めきれず 「私には辛い昔があったのよ」つまらぬ出だしはもう聞き飽きた ありふれた趣味や服装快適だ好きならそれで幸せなのだ 「珍しい」「変わっているね」「特別だ」そんな言葉にしがみつくなよ 私には私を雑に扱った者を許せる度量などない 「言うこと」が優しさ

        • 現代短歌 《リボンをつける》

          「なんとなく」それがたくさん集まって「大切」になるその時が来た 言わないと伝わらないこと言わずにも伝わることその両方がある だから僕らは絵を描くよ言い訳だと言われるかもしれないけれど 胸に一つ頭に三つスカートの裾にも二つリボンをつける ここに来て好きな洋服着ていてもそういう趣味と思われるだけ 「変な人」そう思われない都会ではそれが気楽で外に出られる 都会すぎても苦しいが田舎すぎる場所も私の居場所ではない これからは手紙を書く日が増えるかも選んだ空色レターセット

        マガジン

        • TANKA
          73本
        • The Black Out Curtain
          12本
        • Me before you 〜カーテンガールに出会う前〜
          5本
        • What am i made of?
          8本
        • Waking Dreams(改訂版)
          6本
        • Ms.Curtain's Diary
          13本

        記事

          現代短歌 《リボンに託す》

          花柄スカートにレースのジレ自分の為にあなたの為に着る 「好きです」と言えたら終わるのだろうかそれともこれから始まるのか 期待する重ねたスカートひるがえし秘めた想いをリボンに託す 不健康なカッコ良さに憧れる君はとても誠実で真面目で 検索するロックスターの書いた歌詞意味を調べるなんて野暮だけど 君の絵をどんな時でも眺めてたこちらを見つめる黒猫の絵を 誰にも言ってないけどさ幼い頃は褒められるの苦手だった 恥ずかしさ溢れ出したら止まらない正気に戻っちゃいけない理由 わ

          現代短歌 《リボンに託す》

          現代短歌 《遠い遠い景色》

          君の好きな曲を聴いて君のこと知りたくてでも距離縮まらない 音楽が遠い遠い景色ばかり映す戻れないこと分かってた あなたの選ぶブルーと私の選ぶブルーはきっと違うのでしょう このままが良いのでしょうか優しさと綺麗な思い出壊れることなく 近づけば壊れてしまう繊細な硝子でできた星の欠片よ 雨が降る心の中に降る雨が止むこともなく振られ続ける 笑わずに泣いたりもせず誤魔化さず言えるだろうか自分の気持ち 切ない気持ちは辛いから忘れてしまえばいいからと割り切れぬ弱さ 幸運のしる

          現代短歌 《遠い遠い景色》

          現代短歌 《まばたきのその瞬間》

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          現代短歌 《まばたきのその瞬間》

          現代短歌 《見える音楽聴く絵画》

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          現代短歌 《見える音楽聴く絵画》

          現代短歌 《他人にも》

          他人にも自分の我慢を押し付けるそういう人が私は苦手 あなたには分からぬだろうこの気持ち私はとても残念なんだよ いつまでも良い子にしてはいられない苦しみを今解き放つ時 風が吹く変わらない風時を経て色づく日々を君は見送る 夢はまだ始まったばかり今日の空雲が広がるクリームソーダ 鏡見て随分肥えたと思うけどそういう自分が嫌いでもない 洋服のサイズが1つ小さくて着れぬ悲しみはじめて知る時 抜け目ない「かわいい」追求するモデル私の憧れ私の女神 ピンク色私のいちばん好きな色

          現代短歌 《他人にも》

          現代短歌 《「人間」は》

          がっかりだあなたがそんなに空っぽで他人を見下す人間だとは 馬鹿らしい表面だけの優しさや丸くおさめる生き方などは 芸術は「良いものを作る」それだけが目的じゃない衝動がある 「人間」はそれぞれ事情があるのです「敢えて」や「わざと」にも意味がある 「考えろ」その言葉そのまま返すあなたは私を何も知らない 抱えきれぬ言葉で溢れるこの世界あなたがただ知らないだけで 見くびるなお前のほうが浅はかだ「人間」そこまで単純じゃない 嫌ならば見なければいいそれだけだミュートブロック好

          現代短歌 《「人間」は》

          現代短歌 《優しい言葉》

          できもしないくせにやりもしないくせに自分の言葉で言えないくせに ネットの海で拾った言葉自分の武器にでもなると思ったか 細く長く蛇にでもなるのかい?何も続けられない分際で 無理しないでと優しい言葉をかける人間の本音知りもせず そんなにも辛いというなら少しでも病人のフリして見せてみろ 狭い村の中いつまでも篭っていればいい二度とあらわれるな 鍵のかかった城は安全でいいね誰からも攻撃されない 惨めな奴外面だけ良くしたところでどうせ剥がれて分かること あの人だって知って

          現代短歌 《優しい言葉》

          現代短歌《現実を歩かぬ者は不要》

          もみ消して逃げるだけなら楽だろう流れ流されて何処かいっちまえ 許すとか許さないとか無関係ただ自堕落で愚かなお前 苦しいかそうかそうだろう誰一人救えやしないぬるま湯のなか 投げ出して無かったことにすれば良いそれをお前は何度繰り返す 都合良く被害者面をしていれば逃れられると信じているのか いつまでもそこから出ないでいれば良い安全な場所狭き檻の中 楽だろう仮面をかぶる人たちに餌与えられ宥められる日々 現実を歩かぬ者は不要だと突きつけられて泣いても無駄さ 名前すら今に

          現代短歌《現実を歩かぬ者は不要》

          現代短歌 《温度差》

          後悔は無いのに戻らぬ時間に思いを馳せることの無意味さ あの一番星には叶わないさ両手にいっぱいのビジュー掲げて 自分の言ったこと忘れるのならば私は君のこと忘れよう この一件があなたには遊びわたしには仕事埋まらぬ温度差 ひたすらに執着するだけのその姿が見ているだけで痛くて 誰も君の目なんか見てなかった澱んだ空気が重苦しくて 下心だけになってしまった愚か者はろくに相手にされず 小さな村に「居場所」と名づけ入り浸り狭い視野さらに狭くなり 気付かないふり楽でいいそれこそ

          現代短歌 《温度差》

          現代短歌 《叫ぶ心の中》

          気付かないんだろうなどうぞそのまま一生そうして置いてけぼり 他人のもの黙って盗む神経が理解できずにガラス窓に聞く 餓鬼の夢叶えるために労力を無駄に使ってすり減る身体 あれやってこれやってと言うだけの役割それは楽だろう 美味しいねと言われて食べるランチ1500円高い味微妙 これを食うくらいならイチキュッパの冷凍たらこパスタが食いたい 「やること」くらい自分で責任とってやれよと叫ぶ心の中 いっそ壊れてしまえばいいのに何も始まらぬうちから思うけど モヤモヤをかき分け

          現代短歌 《叫ぶ心の中》

          現代短歌 《アネモネが言う》

          太陽を求めてのびる茎の先派手に咲いてもため息ばかり お前たち皆きれいだよ摘み取ったりしないからそこから出るなよ 寒い頃小さな球根だった君僕は何か変わっただろうか 青いアネモネが言う風の音は遠くから君の声連れてくると 白いアネモネが言うそれは悲しい結末を遂げる見届けろと 赤いアネモネが言う消えない情熱を持てばいつか叶うからと 黒猫の手招き拘りでできた箱庭気付かれぬよう覗く あなたは持ってる記憶の宝石箱手を動かすほどに溢れて 甘い蜜吸い尽くしてくれ好きなだけ夕焼け

          現代短歌 《アネモネが言う》

          現代短歌 《何度も洗い流す》

          同じにおいがしてドキリと胸が高鳴るその時にはもう遅くて わかるその線に宿る同じベクトルの力ぶち撒けてみせてよ 箱の中あなたの魅力入ってる誰も開けないで開けないでくれ 季節はずれ流れる音楽が透き通って消えていく今日が終わる さらりとした筆跡その汗を見せないけれど浮かび上がる光 自分の手の中世界にたった一つどうだいいだろういいだろう 君の横顔がなかなか飲み込めなくてガムシロとミルクを混ぜる あなたは何を描くの夜空をひっくり返したような色のインク 頭から消えないのは

          現代短歌 《何度も洗い流す》