現代短歌 《まばたきのその瞬間》
あなたは呆れているでしょうでもあの時の想い嘘じゃない消えない
まばたきのその瞬間に変わりゆくわたしの心止まれ行かないで
美しいその横顔は誰のものあなたの描く少女の永遠
もう二度と戻らぬことを知りながら溢れたインクで青く染まりゆく
好きだとか嫌いだとかで割り切れぬ揺れ動く心あなた想う時
わたしはめちゃくちゃで利己的でどうしようもない馬鹿嫌われてしまう
洋服を重ね重なる想いこそ気づかぬふりで通り過ぎる日々
ひなぎくのトップス・スカート・靴下お洒落をしたいダメ元でもいい
花柄の洋服ばかり選んでは夢をみている3月の夢
あなたには貰ったんです希望とかきらきら光る恋心とか
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