治療家の完璧主義は自己満足?
こんにちは!AI整体師です。
今回はちょっと刺激的なテーマですが、「完璧主義は自己満」というお話をしてみたいと思います。
あくまで僕個人の考えですし、異論は全然ウェルカムです!
今回は、僕自身が日々自分に言い聞かせていること、そして、サービス業、特に治療家として患者さんと向き合う上で大切にしている考え方についてお話ししていきます。
結論から言ってしまうと、僕は「完璧主義」って、時に自己満足になってしまうんじゃないかと思うんです。
完璧主義の落とし穴
もちろん、「完璧主義」にも色々な意味合いがあると思います。誰にとっての完璧なのか、何に対して完璧を求めるのかによっても大きく変わってくるはず。
治療家として、僕も当然、こだわりや理想、目指すべき「完璧」というものを持っています。より効果的な治療法、より深いレベルでの身体の理解、そして患者さんの痛みを根本から取り除くための探求…。
でも、その「完璧」や「高品質」って、本当に患者さんが求めているものなのか?とふと思うわけです。
僕たちは、お金を払ってくれるお客様に対してサービスを提供する立場です。
自分が理想とする「完璧」を追求することに夢中になるあまり、お客様が本当に求めていること、求めているレベルを見失ってしまっては本末転倒じゃないかと。
職人ではなく、サービス業としての意識
もし、僕たちが「職人」として、ただひたすら技術の追求や作品作りに没頭するだけでいいのであれば、ひたすら「完璧」を追求すればいいのかもしれません。
しかし、僕たちは「サービス業」であり、「ビジネス」として活動しています。そこには、お金を払ってサービスを受けたいと思うお客様の存在があります。だからこそ、お客様が何を求めているのか、どんなレベルのサービスに満足してくれるのかを常に意識する必要があるんです。
患者さんの求めるレベルに寄り添う
例えば、施術の強さ一つとっても、患者さんによって求めるものは違います。
「とにかく今すぐこの痛みをどうにかして欲しい!」という方もいれば、「時間をかけてじっくり治したい」という方もいます。
中には、「あまり強い刺激は苦手」という方もいる。
「完璧主義」に囚われてしまうと、「もっと強く押せばもっと効果が出るのに…」「この施術をすればもっと早く良くなるのに…」と、ついつい自分の理想を押し付けてしまいがちです。
でも、本当に大切なのは、患者さん一人ひとりの状態や希望に寄り添い、最適な施術を提供することではないでしょうか?
時には、自分が理想とする「完璧」よりも、患者さんが求めるレベルに合わせて力を加減する。それもまた、プロとしての大切な仕事だと僕は考えています。
自己満足で終わらせないために
もちろん、技術の向上や知識の習得、より高いレベルの治療を目指し続けることは大切です。
しかし、それが自己満足で終わってしまっては意味がありません。
常に患者さんの視点に立ち、お客様が何を求めているのか、どんなサービスに満足してくれるのかを考え続けることが、治療家として、そしてビジネスとして成功するために不可欠なのではないでしょうか。
まとめ
「完璧主義」は、時に素晴らしい成果を生み出す原動力となります。
しかし、一歩間違えると、自己満足で終わってしまい、お客様を遠ざけてしまう可能性も秘めています。
大切なのは、常に患者さんの視点に立ち、自分の「完璧」を押し付けるのではなく、患者さんの求めるレベルに寄り添ったサービスを提供することです。
これからも、技術の向上はもちろんのこと、患者さんの声に耳を傾け、真に求められるサービスを提供できるよう、日々精進していきたいと思います。
でわでわ、次回の記事で!