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岸田総理、総裁選不出馬を表明 「自民党が変わったことを示すため身を引く」

8月14日、岸田総理は9月に行われる総裁選挙に立候補しない、不出馬を表明した。

記者会見では、その理由として「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くこと」、「所属議員が起こした重大な事態について、組織の長として責任を取ることにいささかの躊躇もない」と語っている。

しかし、なぜ、お盆の真っ只中に表明したのだろうか?

具体的な理由として、まず、支持率の低迷が挙げられる。

8月に行われたJNN世論調査によると、「総裁選で岸田総理が続投すべきか?」という問いに「続投した方がいい」と回答したのが17%、「交代した方がいい」が70%というありさまになっていた。

それもそのはず。

統一教会問題、裏金問題など、あれほどの不祥事を起こしておきながら、何の根本の解決にも至っていないし、国民の不満は募るばかり。

もう一つは、経済の低迷が挙げられる。

今月に入り、日経平均株価が史上最大の大暴落を記録し、金融市場は不透明となった。

当然、あれだけ国民に吹き込んでいた美味しい投資話のNISAにも影響は出ており、初心者はパニックに陥っている。

元々、8月に入ってから、出馬しないかどうか考えていて、ちょうど、今週になって決めたというのが推測できる。

どちらにせよ、岸田総理は、選挙で戦えない用無しになったということだ。

しかし、次の総裁選も出馬するのは、自民党の議員であることから、何かが大きく変わるという期待はできなそうだ。

ちなみに最有力は、石破茂であろうと言われている。

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