わたし

31歳、独身、正社員、本厄。

わたし

31歳、独身、正社員、本厄。

最近の記事

近況

魚の苦いところが食べられるようになったり、ブラックコーヒーを好むようになったり、うにが美味しかったり、大人になると味覚が変わるって本当なんだなあと思いながらももえちゃんを食べています。ありがとうセイヒョー。 日本が誇る四季も、地球温暖化のせいか曖昧になり現在2.2季くらいですか?ほとんど夏と冬です。一瞬涼しいと思ったらすぐ冬です。今年は雪が少ないと良いな。でも去年買った長靴をまだ履いてないからちょっとだけ履きたいな。 そんな終わりかけの夏なのか、始まりかけの秋なのか分からな

    • 今日の日記

      起きた瞬間からしんどい日って分かってたからレッドブルを買った。一番デカいやつ。コンビニで買ったあと、車内に戻ってから家で氷だけ入れてきた水筒に入れる。一日中キンキンのレッドブルが飲めるだけで、ちょっとテンションがあがるので。 嫌いなアイツが席替えという名目で、仕事量の少ない所に行った。どうして手のかかる人間ばかり甘やかされるんだろう。わたしの働いている会社は、真面目な人が損をしている気がする。言うほど真面目じゃないけど、わたしも泣いて喚いたら年間休日増えたりすんのかな。 で

      • 絶対にぃ、成功させようねえ

        もうすぐ30歳になります。本当にあともうすぐ。ミサトさんより歳上になってしまう。ありきたりだけど、30歳ってもっと大人だと思ってた。この歳になってもやっぱり甲子園で活躍する高校球児が歳上にみえてしまいます。でもおにぎり握ってあげたい。 適当に生きていると仕事や人間関係がコロコロ変わっていくので、変わらない友人に安堵することが増えました。そりゃあ奥華子も変わらないもの探すよね、心が落ち着くもの。29年かけて得た知見。それはそうと、間宮千昭が未来に帰ったことと、エースが死んだこ

        • 春の所在

          春をよく見落としてしまう。冬がきて、雪が溶けて、いつの間にか夏になっている。ちょっと寒いなあから急に暑くなるので、思考がついていかない。この間までストーブが必要だったじゃない! 桜も知らないうちに散っているのだ。近所に名所はたくさんあるけど、通りすがりにはないのでわざわざ観に行かないと感じられない美しさ。道端(?)に咲いているのを見つけても、やはり肌寒いのでわたしの中では天気の良い日が多い冬に「ああ、春がくるなあ」とぼんやり思うだけだ。決して春ではない。決して。 あれ?春

          永遠の眠り、真実の愛

          わたしはベッドが大好き。休みの日は大体ベッドにいる。ベッドとトイレの往復。怠惰の極み。そんな大好きなベッドだが、悲しいことにわたしとの相性が悪い。いや、もっとちゃんと言うとマットレスとわたしの腰の相性が悪い。 気付けば中学生の頃には腰痛に悩まされ、高校生でギックリ腰、社会人になってからは歩くのもやっとになったこともある。ここ最近気付いたのだけれど、どうやら寝て起きた後の腰が一番ぐちゃぐちゃだ。 起き上がる時には「イタタタタタ」洗顔するために屈む時にも「イタタタタタ」靴下を

          永遠の眠り、真実の愛

          さよなら、はじめまして

          全然ご飯を食べない人とご飯に行った。少食とか、一日一食とかそういう類ではなく、なんというか、本当に食べないのだ。 しかし、とても食にこだわりがあるようだった。どうやら事前にお店を調べて、メニューを見て、これを食べる!と決めていた様子。その人を待たせてわたしはうんうん唸りながら注文を決めた。 しばらくお喋りをしながら料理を待っていた。こだわってます系の店は、なんたってこだわってます系なので、結構待った。お昼時だったしね。ようやく来たわたしのカレーは焦らされた分とても美味しそ

          さよなら、はじめまして

          この矛でその盾をついてみた結果…[続きを読む]

          この間、とある書類の申請に某所へ行ってきた。とにかく年度末ってやつは書類との格闘なのだ。それはわたしだけではないので、もちろん混み合っていて老若男女が鶏小屋みたいにぎゅうぎゅうになっていた。 長い列のせいで顔も見えなかった受付のお姉さんの元へようやく辿り着き、書類を渡したところで、隣の窓口では待ち時間が長すぎて暇なのか、おじいさんが受付のお姉さんに話しかけていた。 ちょうど昼時だったので「お昼食べる時間あるの?」なんて当たり障りのない話。お姉さんは、書類から一瞬も目を離さ

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          ぼうけんのしょ 1:わたし

          「もっと自分を大事にしなさい。」 こんなありきたりで響かない言葉をまさか自分が言われるとは。ファンタジーの世界の話だと思っていた。そういう設定のセリフだったら響くんだけどね。どうも生身の人間に言われるのはいささか不快だ。自分を大事にするなんてのは、時間とお金と心に余裕のある富裕層の特権だろうがよ。…そのどれかがなくても出来るの?え?あんま関係ないの?みんな出来てるの?……すごくない? そもそも自分を大事にできる人は、自分が一番大事で、自分が大好きな人、そうでなくても自分を

          ぼうけんのしょ 1:わたし

          おやすみなさい

          寝れない夜は、どうして寝れないのかをちょっとだけ考える。昼寝したから?足があっついから?寝る前にエナジードリンク飲んだから?大体分からないまま朝になって、2〜3時間だけ寝て1日が始まる。そういう日に限って1日元気だったりするのだ。人間の身体って不思議ね。きっとこの元気な1日のツケが何十年後かにやってくるんだ、生きてれば。 もういい歳なので、それなりに寝れない夜を経験してきた。落ち込んで寝れなかったり、緊張して寝れなかったり、楽しみで寝れなかったり、はたまた寝なくていい夜だっ

          おやすみなさい

          閻魔がいればそこが地獄

          洗濯機がガタガタと大きな音をたてながら、わたしの衣類の水気を飛ばしている。大抵の問題は時間が解決してくれるけど、形あるものは時間が経つとダメになるらしい。この洗濯機がどれだけ働いているのか、考えるのは面倒だからしないことにした。 わたしも時間が経って良くなったこともあれば、ダメになったところもたくさんあって、とくに身体なんかは幼少期には考えられなかった程ボロが出ている。心は全く成長していないのに。 見た目ばかり大きく育って「ソレっぽい」雰囲気を出すのがうまくなって、知らな

          閻魔がいればそこが地獄

          窮鼠はチーズの夢を見る

          窮鼠はチーズの夢を見る、観てきました。めちゃくちゃネタバレしてます、多分。 前情報といえば大倉忠義と成田凌がいちゃいちゃチュッチュッしてますよ!ということだけで、原作があることも知らなかった私は「美しい男と美しい男が美しい恋愛をする映画」と思い込んで上映されるその日を待ちわびるだけでした。 いや全然美しくない。もちろん大倉忠義と成田凌はえも言われぬ美しさで、最初から最後まで隙がなくどこをとっても美しかったです。成田凌に至っては肌のきめ細やかさが、潤いがめちゃくちゃ伝わって

          窮鼠はチーズの夢を見る

          哀愁には秋が隠れている

          半袖だった部屋着ではいつの間にか寒くなってしまったので、長袖にかえた。秋が来ている。 梨を剥いた。わたしは手先がひどく不器用なので、梨を剥くのが苦手だ。(もちろんりんごも)そもそも家で果物が出てくる事が少なかったので、梨を剥かなければならない場面に出くわす事がなかった。なので、恥ずかしながらこの歳まで梨を剥いた事がなかった。 先日祖母の家に遊びに行くと、祖父の仏壇はすっかりオータムウィンター仕様に。栗やら梨やら「ほらおじいちゃん、秋だよ!」と言わんばかりの季節もの。(お彼

          哀愁には秋が隠れている

          3分で地球を、自分を守る

          わたしは何も出来ない。春が来て夏が来て、やがてまた春がくるみたいに、ウルトラマンが3分で帰らなくちゃいけないみたいに、空き地の近くにはカミナリ親父の家があるみたいに、当然の如く何も出来ない。生きるのが下手。 だけど、気に病んだって仕方ないのだ。どれだけ地球が汚れても四季は巡るし、全然敵に歯が立たなくてもカラータイマーは情けない音でピコピコ鳴るし、小学生でも高校生でも、空き地で野球をすればカミナリ親父の家の窓に白球が飛んでいく。そのレベルで何も出来ないんだから。 だから出来

          3分で地球を、自分を守る

          今でもたまに思い出す、保育園での小さな逃走劇

          保育園のホットミルクが嫌いだった。牛乳が嫌いなのに更にあったかくなって、謎の薄い膜まで張られて、気持ち悪いったらありゃしない! そんなホットミルクから逃げた記憶がぽつんとある。今となってはホットミルクが毎日出ていたのか、曜日で出ていたのかも思い出せない。その日、近所に住んでた仲良しの女の子にホットミルクを飲みに行こうと誘われたけど、わたし飲まない!とさくら組さんの教室に入ることを拒んだ。彼女はホットミルクが嫌いでは無かったと思うけど、一緒に教室にいかず遊んでくれた。 当時

          今でもたまに思い出す、保育園での小さな逃走劇

          結局今のままが気に入ってるのかもって話

          窓を開けてもカーテンが揺れない日が多い気がする。空気のこもっている感じが嫌で、雨の気配がしても窓を開けてしまうけど、それでもカーテンは微動だにしない。風を感じたい、でも雨は入ってこないで! そうやって雨の日に窓を開けるみたいに、不安と楽しみはいつだって隣り合わせで、生きている今この一瞬一瞬にもその要素が孕んでいる。新しいことを始める時だって。その準備はいつでもできるわけで、していないのは不安が少し勝つから。わたしの人生はなんでかネガティブチームの方が強いのだ。ネガティブなく

          結局今のままが気に入ってるのかもって話

          幸せなら手を叩こうの歌って幸せじゃなくても手を叩いちゃうよね

          どうせ、だって、でも、だけど、だから。ネガティブな接続詞がわたしの口癖。どうにも自分が不幸でなければいけないような気がしている。 なにがキッカケかなんて思い出せないけど、気付いた時には自分がたくさんの人間が交わる人生の中で、最も格下だと思うようになっていた。今も思っている。あの子よりかわいくない、あの人より愛想がない、アイツみたいになりたくないけどアイツより生き方が不器用。そう思い込むことで自分を守っているのかも。誰もそこまで責めてないのにね。 「子供ほしくならない?」バ

          幸せなら手を叩こうの歌って幸せじゃなくても手を叩いちゃうよね