「奇跡に難しさの序列はない」という意味
この世界の構造は、一枚のキャンバスに描かれた絵画のようなもので、
ある部分だけが真実で、ある部分がマヤカシというものではない。
春になると桜が咲く事も、死者を蘇らせる事も、現象としての違いはない。
同じ絵の具で描いた絵なのだ。
奇跡のコースに出会うまでの行程は、遠回りのようで、的確な順序だったと納得をしている。
人生で絶望を味わい、現実では太刀打ちできないと諦め、癒しの世界に入った。
逃げたわけではない。
逃げることしか道が無ければ、生きる気力も失い、とうに命を絶ってい