休暇を取って、苦楽を共にした仲間と再会した時の話をします。
わたしは、県をまたいで通勤していたことがあります。
過去形で書いている通り、すでに退職しておりますが、かなり濃い業務をしていたためか、辞めてから1年以上も経っているのに、「元気か〜?」と連絡をもらいます。
「遊びにおいで〜!」と連絡をもらえるわたしは、きっと幸せ者なんだろうな…と思うのです。
夏休み期間、まあ、いろいろとやることに追われていましたので、都合つけるのが難しかったのですが、今回ようやく行ってまいりました。
在職当時、大変お世話になった上司と、たくさん助けてもらった同僚。
同僚は、正確に言うと、後輩に当たるのだけど、わたしは、つらい時期を一緒に乗り越えてくれた同志だと思っています。
元上司は、まだ在職中だけれども、とてもパワフルな人なので、他にもいろいろされています。
わたしは、いろんなところに身を置くと、なんだかうまくできないタイプだと思っているか、すごいなあ。大変そうなのに、楽しそうだなあ…と尊敬している人です。
在職中、ずっと見守ってくれていた感覚で、なんだか父親っぽい。
(親子ほど、年齢は離れていないけど。)
後輩ちゃんは、お子さんが生まれて、絶賛育児中。職場は退職を選んだみたいで、当面はお家にいて、ご家族仲良く暮らしていくんじゃないかな〜って、思ってる。お仕事できるし、ステキな子。
このふたりは、RaMとしてではなく、リアルなわたしのことをよく分かってくれています。
そして、わたしが行く先々で、よく岐路に立たされる、ということも知っています。
今回、夏くらいから、ずっと「遊びにおいで〜」と声をかけてもらっていて、ようやく合わせられた日。
空いてるよ!と言ってもらえて、そそくさと有給休暇を取りました。
人間ドックの前日だって、行きますとも🙋
後輩ちゃんは、後で合流だったから、元上司と先にお話を始めてました。
今のリアルな仕事のこととか、次年度も仕事続けたい思いはあるけど、一気に雇用条件が悪くなるから、メリットは少なくて、現実的には辞めたほうが良さそうだ、ということとか。
それなら雇用保険入っているうちに産休取ったら?と言われて。
権利としてはそこまでいけたらいいのかもしれないけれど、なかなかそこまで至らない自分に悶々としたりとか。
わたしの仕事ぶりを見てきた元上司だからこそ、心配する部分があるのだと思う。
結局言われたのは、これ。
「仕事できるタイプの人だから、やればできるんだよ。だから、そういう専門職じゃなくて、1回トイレ清掃員とか、店舗の品出しとか違う路線を経験したほうがいい。」
そうなのだ。
わたしのコンプレックスは、子どもがいないことというよりも、経験がひとつの職種でしかないことなんだ。
元職場の今の様子なんかも聞いたりしてたら、後輩ちゃん到着。
お子さんは、親御さんが見てくれてるとのことで、久しぶりのおひとりさま時間だったみたい。
前回は、お家に伺ったから、ママの姿だったけど、その場所で会ったからこそ、当時大変だったことや辛かったことが思い出されたんですよね。
愚痴を吐きながらも、あの時の日々を耐えたからこそ、今があって。
お互いに、いろんな事情で、この職場からは離れたけど、それぞれの道を歩んでいて。
『育児楽しいです!』って、満面の笑みで即答してて、「あぁ、この子の生活を守れてよかった…(※注1)」と改めて思ったのでした。
わたしは、まだまだ幸せには遠いのかもなあ…ってちょっと落ちたけど、帰り際にわたしからあげたお土産を見て、『ディズニーに行けるようになって、本当に良かったです』と言われた。
確かに、遠征できるほどの休日とか心の余裕は、一切なかったもんなあ…。この子(子って言う年齢でもないけれど)は、それを目の前で、ずっと見てくれてたんだもんなあ…。
てことは、数年前の生活に比べたら、今の生活は、少しずつ楽しく幸せになっているのかも!?
そんなことを思いながら、帰りの高速バスに乗り込んだ。
行きも帰りも、高速バスに乗っている間は雨だったけれど、幸いにも、わたしが外を歩いて移動する時は晴れてくれて、あまり濡れずに済みました。
とてもありがたいことに、人には本当に恵まれているんです。
職場環境に恵まれないことは多いけれども、それはもう新卒当初からだから、わたしの引きの問題だと思う。
元上司からも、「引き強いからなぁ〜」って、笑われました。
地元でもないし、縁もゆかりも無い土地だったけれど、当時の彼氏(今の夫)が配属されていたという県で挑戦しようと思って転職活動をして、たまたま採用された職場でのご縁。
今日も、『こっちに戻ってこないんか〜?』と聞かれて、「いや、もう家もあるし、戻れなさそうです」と答えたのですが、一緒に働きたいと思える方がいるのは、間違いなく、ここです。
あ、でも、お察しのとおり、いろいろあったので、普通に職場には戻れません(笑)
だけど、もはや、濃密な7年間ほどを過ごしましたので、第二の故郷のようなものです。
現実を受け止めつつ、それでも、今置かれている環境で生きるしかないわたしは、次の再会を夢見て、日常に戻るのでした。
あ〜、楽しかった!!
きっかけをくれる元上司にも、『痩せてないですか?』と心配して連絡をくれる後輩ちゃんにも、今日会うことはできなかったわたしが頼りにしている方たちにも、感謝の気持ちでいっぱいになった有給休暇。
うん。きっと、とっても良い使い方したわ🥰
今年度、まだ休暇取れそうだから、仕事頑張って寄せて、休みを取って、会いに行こうと思う。
辛い思い出よりも、あの時期がただただ濃かった!と思えるだけに回復したから、大丈夫。
今は、前を向けているよ。
◎
最後までお読みくださり、
ありがとうございました!
ここまでお読みいただいたあなたに、
幸せが訪れますように🍀
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