#125 いつでもテーマを探してる
僕は書くことが大好きだ。
大好きだけど、僕も人間なので、どうしても書きたいという気持ちが湧かないときはある。ほんっとうに時々ではあるが。
数日前、そんな衝動が湧きあがってきた。
ああ、書けない! 書く気力が起きない!
先日の大きな仕事で疲れていたからかもしれない。
だけど、それに反して次の瞬間、こう考えていた。
ううん、とりあえず書くテーマを決めてみるかぁ……!
noteを始めてから4か月半。
僕の頭はいつでも書くテーマを探している。
書くテーマを探しているときも楽しい
120以上の記事を今まで書いてきたけれど、ふと僕はどのようにして記事を作ってきたんだっけなぁと我に返るように思っていた。
もちろん、その時々の書きたいことを記事にしていくわけだけど、
僕の場合はまずテーマとなる言葉を決めて書き始めることが多い。
そして、そのテーマとなる言葉がタイトルになるケースがかなり多い。
例えば上記の記事は、まず最初に「世の中刺激が強すぎる」という言葉自体がふと頭に浮かび上がったのをよく覚えている。
その言葉をそのままタイトルにし、それをテーマに書き連ねていった。
僕はタイトルを決める際に、一定のルールを設けている。
一つ目は、絶対に一行で収めるということ。
「#~」というのを除けば、15文字前後ということになる。
長いタイトルも悪くはないのだけど、できる限りシンプルに伝えたいという思いが僕の中にはあるからだ。
二つ目は口にしたときに語感がいいかどうか。
「世の中刺激が強すぎる」とか「noteが「居場所」である理由」とか口にしてみると4・4・5のリズムになっている。
このリズムがなんとなく気持ちがいい。
そんなタイトルでありテーマでもある言葉を、noteを始めてからいつも考えている気がする。
仕事のときも、誰かと遊んでいるときも、読書をしているときも。
noteを書くこと自体も楽しいのだが、こうしてテーマを、そしてキーとなる言葉を探している時間も、最近とても楽しいと感じている。
常に続く言葉探しの旅
noteを始める前までは、漠然と仕事をし、漠然と読書をし、漠然と日々を過ごしていたような気がする。
それが今では、何の変哲もない日常生活の中から、記事にできる言葉を常に探す姿勢を持つようになった。
これは書くことを志す人間にとって、とても大切なものだと思う。
noteのおかげでそれを身に着けることができて、本当に嬉しい。
時折、自分のことを旅人のように感じることがある。
自分探しの旅ならぬ、言葉探しの旅をする旅人であると。
映画や読書、同僚との会話、街歩き――
僕の頭に住む旅人は、それらからタイトルとなりそうなテーマを、言葉を常に探しているのである。
4か月前から始まった言葉探しの旅。
この命が尽きるまで、細ーく長ーく続けていければいいと思う。