「頼んだよ、〇〇さん」ネームコーリング
3月末から始めたnoteですがいよいよフォロワー様の数が700名まで25名と迫ってきました。当初このnoteを始めるきっかけとなったのが学年主任になり、様々悩んでいた時、今後私のように悩む将来の新米学年主任の方に今の気持ちを綴っておくことで何か一助になればと考えたからです。notoの更新とともに記事の中で何度か書きましたが学年主任になった時から努力してきたことがあります。それは300人近い1年生全クラスの生徒の名前を覚え、声を掛ける時には名前で必ず呼ぶというものです。実は授業に行っていないクラスもあるのでまだ100%全員の名前を覚えたということは出来ていませんがほぼ9割程度は覚えることができ、日々実践しています。久しぶりに心理学の記事を書こうと思い、様々な本やネットを眺めていると、この「名前を呼ぶ」ということの心理的な効果について説明を見つけることができました。それは
ネームコーリング(レターネーム効果)
です。会話をするときには、言葉の端々に、話しかける相手の名前を入れると、好感度がアップするというものです。人間は、無意識に自分の名前を好ましいものと感じています。五十音のひらがなそれぞれに点数をつけてもらう実験をすると、自分の名前のひらがなに高い得点をつける傾向があるそうです。
イニシャルの入ったマグカップが愛される理由
確かに観光地のお土産や雑貨屋さんには「M」や「K」などイニシャルの入ったマグカップをよく見かけます。何故か手に取り自分のイニシャルのものがあるか探してしまうこともこの効果が働いているのかもしれませんね。会話の途中で、何度も自分の名前を呼ばれると、「この人は自分に好意を持っているようだ」と感じます。「好意の返報性」により相手も自分に好意を持つようになるり、信頼を得ることができます。
「マエ主任」と名前で呼ばれることが多くなった
この生徒を名前で呼ぶことを意識していると少しずつ変化を感じるようになりました。それは生徒たちが私を名前で呼んでくれるようになったことです。職員室では以前記事にしたように遅刻入室や生徒からの質問をいち早く受けることができるように誰よりも入り口に近い所に座っています。それまでは名前を付けずに「先生」と呼ばれていましたが最近では多くの生徒が「マエ主任」と呼んでくれています。ぜひ名前を呼ぶことを意識してみましょう。
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