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研ぎ澄まされる感覚-その2-

前回からの続き

『継続は力なり』を、人生遅まきながら、実感したので記していこうと思います。『継続』が『習慣』になった時、きっと自信が付きます。この私の体験が、誰かのためになると良いなと思いながら。

40代で始めたキックボクシング

ここではサラッと書きますが、お金を使わず自力でダイエットに成功できた!実は、フルマラソンもわずか8か月で大会に臨み、リタイアすることなく、ゴール出来た!
この2つは、私にとって、とってもとっても自信に繋がったものである。
いつか、詳細を記したいと思う。それこそが、まさしく『継続』の力であった。

私はコロナ禍前に、ママ友と「キックボクシング」に通っていた。通うきっかけは、飲み友であるママ友の一人が、既に通っていたからである。とても美人でスタイルもよく、性格もよく、憧れていた。その彼女がなんと意外にも「キックボクシング」に通っているという。とても衝撃だった。こんな華奢なのに?!だからスタイル良いの?そして、ストレスも同時に発散しちゃってるの?素敵!!(←やたら単純)

良いことづくめだと思った私と、もう一人のノリの良いママ友と2人でキックボクシングの門をたたいた。ノリノリで参加したものの、練習はキツイ、キツイ!!(泣)初心者に、女性に優しいとか言いながら、優しくないじゃんと思った(笑)。でも、きっと私が運動をちゃんとしたことがないからだ。だって、アラフォーにして人生初めて、「筋トレ」を体験したんだもん。「ラダー」とか「プランク」とか「ランジ」とか「スクワット」とか初めて知ったんだもん。

「グローブ」も手にはめて、あの天井からぶら下がる「サンドバック」というものも打ってみた。固い!痛い!もちろんキックもするが、固い!痛い!
「グローブ」の下に、「バンテージ」なるものも巻いた。簡易的に手袋もあるが、まずは初心が大事ということで、ちゃんと手に巻く「バンテージ」を購入。レッスン開始前、毎回、手に巻き巻きしながら、既に打ち込んでいる方々、頑張っている方々をチラチラ見ながら、「あ~、これが巻き終わったころ、地獄のレッスンが始まる~」とか思いながら(笑)。あ、私が通っていたのは女性用の、どちらかというと、エクササイズ的な要素の詰まっているレッスン内容ではあったのだが。

もともと当時は、人生最大に太っていて『痩せたい』と思っていたことと、人間ドック等で『糖尿予備軍』っぽい判定が出ていたのと、『ストレス発散したい』と思ったのも入会希望の理由だったから、よほどのことがないと後には引けない。頑張るしかない!!

仲間がいたから

でも、仲間はみんな魅力的で、とにかく頑張り屋さんだった。自分に厳しい人々、負けない人々。人一倍キツイ練習に「あ”~!」とか「きつい~」とか言いながら、絶対に音を上げない人々。自分も苦しいのに、相手に「ファイト」とか言い合える人々。私が経験したことのない世界がそこにあった。
みんな『アスリート』だった。根が真面目な私は、フォームが乱れてても、ちょっとズルしても、とにかくレッスン中は最後までやり抜いた。毎回、終了後は爽快感、達成感で胸がいっぱい。そして、これは続けていけば、「必ず楽にこなせる日が来る!」「きっとレッスンきつくなくなるはず!」と思いながら続けていたものだ。

でも、楽になる日なんて、来なかった(笑)なぜ??(笑)
毎回筋肉痛なのに、なぜ?
週に2回通っていたのに、なぜ?
フルタイム出勤後、夕飯作って、参加していたのに、なぜ??
水曜日は残業にならないように気をつけていた。この時、私、頑張っていたなぁ……。

気づいたら『継続』は『習慣』に……

だから、コロナ禍でジムに通わなくなった時、自宅筋トレ始めたんだ。同僚に教えてもらった無料のアプリ使ってさ。もちろん、コロナ禍が収まったら、ジムに戻るつもりだったし、その時、みんなに置いて行かれたくなかったから。みんなとまたレッスンする日に備えて。
毎日、毎日、部位を変えながら、筋トレしていた。体調不良以外は一日も休まなかった。初めて自分に厳しく、『継続』を自らに課した瞬間だった。

そしたら、私にも出来た!!気づいたら10キロ以上痩せていたんだ。

結局、強い想いが必要なんだ!!
『みんなに置いて行かれたくない』という追い込まれた焦る想い、とにかくヘンテコでも、ミッションを途中で諦めない強い意志。一歩一歩ゆっくりでも数をこなしていけば、ゴールにたどりつけるという実感。一歩、一歩、焦るな!そして、『継続』は『習慣』になっているという事実。
これが分かっただけで、私の人生、輝きを増したんじゃないかな♪
遅すぎるけど(笑)


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