歯磨き、命を磨く唯一の時間
「歯を大切に。」
本当に心掛けるべきことだと思います。
歯を大切にする理由として、様々なことが知られていますよね。
自分の歯で食事するのが1番美味しいから。
よく噛むことで、脳機能の向上や身体能力の向上があるから。
歯を失うことで、発音がうまく出来なくなったり、顔の輪郭の変形が起きて、ストレスの増加に繋がるから。
歯周病菌が身体に入ると、命の危険性もあるから。
そして、人間の老後の楽しみは美食しかないから。
これは個人差もありますし、老後の楽しみは無限にあると思うので少し違う気もしますが。
人への印象や睡眠への影響、消化関連の話なども絡めていくと、歯を大切にすることのメリットは計り知れないですね。
ただ、これらは「歯を大切に。」の表面的な理由です。
歯を大切にすべきだと考える本当の理由は、人への思いやりを最大限に引き上げてくれるから。
人間の生活の中で、命のメンテナンスをする瞬間は、歯磨きをしている瞬間だと感じます。
食事や睡眠は必要不可欠なことなので、命のメンテナンスというよりは、命の維持ですよね。
マッサージを習慣にしていたり、サウナや温泉の常連の人でない限り、意識的に命のメンテナンスをする瞬間は歯磨きになってきます。
歯を大切にしないと命に関わるというのは、常識になってきていますよね。
多くの人にとって、
歯磨きは、命を綺麗に磨く、唯一の時間。
たしかに、虫歯になりたくないから歯を磨くという気持ちはあります。
そこで「歯磨きしよう。」ではなく、「歯を大切にしよう、自分の命を綺麗に磨こう。」と思うことで、自分の身体を大切にしている気持ちも湧いてきます。
日々の歯磨きによって、自分の身体を大切にしていると意識する時間を持つことができます。
自分を大切にできる人。
自分を大切に生きている人。
そんな人は、人への思いやり、無限大なのではないでしょうか?
どうか、歯を大切に。