支援はやってやることではないと気づけ
阪神淡路大震災のとき、私は福祉学生だった。
1年のゼミのときに「徹底的に支援はしてあげることだ」と啖呵を切っていた。周りもそうだった。概論的なゼミの教授をやり込めたりいろいろしていた。1年生という何も知らないが、ゆえにいろいろある。そこで教授がどこまで受容していくかが大事かもしれない。私たちの教授は「いつかわかるわよ」という感じだった。
1995年、未曾有の被害となる阪神淡路大震災が発生する。このときに全国からボランティアが集まり「ボランティア元年」といわれた。私も友人と