介入の刺激量について考える
かなり前にTwitterでも呟いていたのだけど、
少し整理する為に言語化もしくは図示化しとこうと思ったので綴っていきます✎
介入する意義とは?
介入とは…
であり、臨床における介入の仕方としては、
の、2つあると思っています。
まあ施術者が介入における意義的なnoteは、過去に綴っているので、参考までに置いておきますね⇩
※まあ前提として、強ければ効く!!深ければ効く!!とは思ってはいません。
※介入における施術の類いである物理的なモノ(鍼灸・手技・物療等)は大なり小なり、全て侵害刺激であり、その侵害刺激を【どの場所】に【どの程度の強さ(もしくは深さ)】で行う事だと思っています。(鍼灸における氣のコントロールの話はまた別。使いこなせていなくても変化が出てしまうので)
刺激量の定量化
そもそも個々における刺激量は随時違うので、定量化は難しいとは思うものの、僕自身の細分した定量化ならいけるのでは?と思ったので、僕のイメージ、僕の尺度で恐縮ですが図示を試みます。
基準値の設定
まずはどんなものでも『基準』が無ければ話になりません。
受け手の感性や変化度に委ねるとばらつきしかないので、単純に僕(≒施術者)が与える物理的な侵害刺激を基準値とします。
つまりステンレス鍼の太さのみを基準とした場合…
と、いう感じになり、ここに物理的な侵害範囲である本数・角度・深さが今回は合わさっていくイメージ。
技法はかけ算だったり引き算だったりするし、得気を感じさせたり、氣を通す的なアレはフォースと一緒(褒め言葉)なので、
もはや太さなどの物理的な侵害刺激は関係なく、変化を出せたりするハイパースキルなので今回は加味しない方向でお願いします。
※特に細めの鍼は受け手に氣づかれず(意識させず)に奥まで刺激が入り、逆に強めに刺激が入れられる場合もありますし。
(いつかこれらも細分して定量化を図りたい欲はある)
と、いう訳で物理的な侵害刺激を図示していきます。
定量化のイメージ
(※私自身の基準であり、比率を図に反映させてあります)
まずは鍼の太さの比率及び簡略化…
そして深さ比率のイメージ…
プラスαで広さ(範囲)のイメージ…
いかがでしょうね。まあ臨床に出ていらっしゃる方々でしたら、何となくイメージはつきますよね?
次は接触鍼のような刺さない鍼や押圧のイメージを記載してみます。
以前、感覚を数値化する的なnoteに記しましたが、30~40g、120~140g、250~270g位の圧感覚は日々確認していて、母指だけは押圧刺激する事も多々なので500〜800g位まで確認しています。
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