シンプルに生きるために必要なこと②「自分軸で生きる」
このシリーズでは、「もっとシンプルに生きたい」と思ったときに必要な行動、持ちたいマインドについてお伝えします。
今回は②「自分軸で生きる」。
人生を複雑化させるのは、他者の目線。
「ほんとうにこれでいいのかな?」
と問いかけたくなるとき
無意識に他者のものさしを振りかざして、答えを見えにくくしてしまっています。いつだって、答えは自分のなかにあるのに。
気付かぬうちに手中に収められている、
‘’他者のものさし‘’には、どんなものがあるのでしょうか。
ひとつずつ、見ていきます。
社会のルール、固定観念
社会批判や、問題提起をすることがこの記事の目的ではありません。
ですが、わたしたちは、レールを外れると少なからず批判(もしくは疑問視)される社会のなかで生きています。
お金持ちであるほうがいい、学歴が高いほうがいい、瘦せているほうがいい、顔の整っているほうがいい、結婚しているほうがいい…
書くのも憚られる内容ですが、
先に書いたような、目に見えない、ジャッジ
が至るところでなされています。
―ほかにも、これが〈スタンダード〉だとされているもの。
ヘテロセクシャルであること、会社勤めをしていること、男性が一家を支えるべきであること、女性が家事育児を担うべきであること、結婚したら子どもを持つこと…
時代とともに変化しているものもありますが、世代によってはまだまだ根強い固定観念です。
少しでもここからはみ出したとき、「真っ当ではない」という判断をされてしまうことがあります。
怖いことだと感じますよね。
だからはみ出さないように生きたいと思うのは当然のことです。
ただ、シンプルに生きるためには、
これに気付いて手放すことが必要です。
自分の意志とは関係なく、
なんとなく、「こっちがいいよね」と言われている方向を、一緒に向いてしまっていませんか?
自分は左に行きたがっているのに、「右に行くのがいいよ、正しいんだよ」とまことしやかに囁かれ、ついついそっちの方向に流れてしまっていませんか?
自分が辿り着きたい未来とその地図は、本来とてもシンプルです。
見失っているとき、モヤがかかっているとき、自分ではない誰かの声に惑わされていないか。
いま一度、自分の内側に問いかけてみてください。
前に向かって進むスピード
自分と似たような境遇の人が、自分よりもずっと速いスピードで先へ進んでいるとき。
なんだか焦った気持ちになり、
「どうして自分はこんなに歩みが遅いんだ」
と、自分を責めてしまいそうになります。
でも、雑踏のなかでそれぞれ歩くスピードが違うのと同じように、
自分にとっても適切な速度というものがあるのです。
立ち止まると死んでしまうんじゃないか、というくらいの勢いで進み、輝き続ける姿が美しいひと。ゆっくりと流れる時間を纏い、一歩一歩を味わう姿が美しいひと。
どちらにも各々の良さがある。
マイペースで生きられると、ものすごく楽です。
誰かが自分よりも早く進んでいることに焦らなくていい。
自分のペースを否定せず、ありのまま受け容れること。
自分はまだまだだと凹んだり、焦ったりすると、
焦り、恐れ、不安に囚われて進めなくなる。
かえって遠回りになってしまうのです。
誰かと比べて、自分には才能がないという幻想
誰かの持つ才能が羨ましくなったり、自分には力がないと感じるとき。
自分のなかで、他者との比較と自己批判が起こっています。
これも非常に自分のやる気を削ぐ行為になります。
できるだけ気付いて、止めましょう。
他者との比較で見つけ出すのは自分の長所だけでいいのです。
例えば目の前に林檎がふたつ置かれたとき、どちらか片方が大きいのは客観的な事実です。お腹が空いた人がやってきたとしたら、
「大きいほうが‘’いい‘’」とジャッジを加えるのは人間の意識ですよね。
客観的な特徴に、「良い」「悪い」を加えているのは
わたしたちだということに、まずは気付きます。
あなたの持つ素質に、良いも悪いも本当はなくて、
「良し」とするかどうかは自分次第。
人よりも〈難なくできる〉と感じる部分(才能)を伸ばしていけば、それだけで楽に生きられます。
…ただ、「自分だってできるのに」「自分のほうがうまくやれるはずなのに」という気持ちは、チャンスに変えることができます。
とてもじゃないけど敵わない相手には、嫉妬しません。
自分と近しいからこそ、羨ましいのです。
自分にはその素質があるんだ、と、嫉妬の気持ちを自信に変えて、進んでいきましょう。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もまた、この続きをお届けします。
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