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【3分でわかる】外国人材に伝わる「やさしい日本語」のポイントと活用事例(#プロスグループ)

こんにちは、プロスグループです!
突然ですが、考えてみましょう!
「土足禁止」を、外国人にわかりやすい日本語で伝えるにはどうすればいいでしょうか?
正解は記事の最後にありますので、ぜひご覧ください!

外国人にとって「土足禁止」は漢字が並んでいてわかりにくいだけではなく、海外では土足で家に上がるのが一般的で文化の壁もあることでさらに分かりにくいと言えます。
このように、私たちが普段何気なく使っている日本語は、外国人とってわかりにくい言葉が多いといえます。

このようなわかりにくい日本語を外国人だけではなく、子供や高齢者など、より多くの人にわかりやすく伝わるよう考えられた日本語を「やさしい日本語」と言います。

この記事では、外国人材に伝わる『やさしい日本語』のポイントと活用事例をご紹介します。

やさしい日本語への言い換えのポイント

①難しい言葉は使わない
・資料を回収します。→資料を集めます。

②文末表現はなるべく「ます」「です」で統一する
*日本語教育のほとんどの教科書で「です」「ます」の丁寧語を使うため伝わりやすいです。
・会社へ行く→会社へ行きます。
・上司がいらっしゃる→上司がきます。

③外来語・省略語/擬音語・擬態語は使わない
・プレゼンします。→発表します。→みんなの前で話します。

・窓がピカピカです。→窓がきれいです。など

このようなやさしい日本語の言い換えポイントを知っているだけで外国人とのコミュニケーションがスムーズになるんです。

プロスグループでは支援サービスの一つとしてこの伝わる「やさしい日本語」研修を企業様へ実施しております。
実際に弊社プロスグループでも外国籍社員を受け入れしている事業所が多くあり、日本人社員の皆様へのやさしい日本語研修も積極的に導入しております。

株式会社プロスキャリアで行われたやさしい日本語研修の様子

\ やさしい日本語研修を受講した日本人社員の声! /

株式会社プロスキャリア 請負統括部課長 Aさん
今回の受講した内容で印象に残ったのは「外国人に寄り添って話す」事です。
今まで外国人との会話では自分なりに話が伝わるように考えながら話をしていたつもりでしたが現在、当事業所の外国人材の理解力があっての事で会話が成り立っている事を再確認する良い勉強になったと思いました。外国人材と話す時、今回の研修の中にも取り上げられていた「はい、わかりました。」は実際は理解していない事が多々あり伝える事の難しさに苦労もありました。
「意思疎通が難しいと感じた時は、ゆっくり、はっきり簡単な言葉で話すようにする」ことを心がけ、実際に話した内容を復唱して頂くと供に、話の内容がわかったかどうか、話すスピードに問題がないか、聞きやすいかどうか、確認し自分の会話スキルを向上していこうと思います。また漢文を使わない、擬音を使わない、長文は区切って短く話す、など今回は例文を使った実践形式で出来た事は解り易く興味深く受講出来ました。

②株式会社プロスキャリア 事業所リーダー Kさん
以前から業務で外国籍の方と接する機会が多かったので、自分自身も伝えるときにかみ砕いて話すことに、気を付けていたつもりでしたが、「漢語を使わない」「擬音を使わない」「カタカナ語を使わない」「語尾をです。ます。に統一」など出来ていないことが多く、また初めて「やさしい日本語」について教わって、なるほどと感じることがたくさんありました。
特に例文を用いての変換は分かりやすかったです。

株式会社プロスキャリア 事業所リーダー Iさん
常時多国籍の方々が在籍しており、言葉の壁や伝え方などで苦慮した経験が多くありました。
翻訳機能を使い書類を作ったり、通訳を介して説明なりをし、とにかく伝えることを考え実施していました。
今回の講習を行うにあたり、日ごろから心掛けていることが間違いではなかったと再認識が出来ることが出来ました。その一方でカタカナ表現や漢語表現をそのまま利用していたことに気付くことが出来たので、そのあたりの表現方法を今後見出すようしていきたいと思いました。

外国籍社員との円滑なコミュニケーションのためには、「外国籍社員の日本語力向上」は大事ですが、それだけでは円滑なコミュニケーションは図れません。受け入れする日本人社員側もどのように伝えるとわかりやすいか、やさしい日本語を身に付けることは必要不可欠です。

おわりに

外国人材の紹介から支援まで一気通貫したサポートの提供しているプロスグループでは、こちらの伝わる「やさしい日本語研修」も支援サービスの一つとしてご用意しております!
入社後の支援も是非プロスグループにお任せください。

▼プロスグループの外国人材事業についてはこちら

正解はこちら
「土足禁止」は以下のように伝えるとわかりやすいです。
①   靴(くつ)を脱(ぬ)ぎます。
②   靴(くつ)を履(は)かないでください。



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