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【初めての転職のお伴】失敗しない転職活動の進め方

こんにちは。PreVenture編集部です。

今回は、これから初めて転職をする人向けが必ず準備していただきたいことと、知っておくべき知識を詰め込みました。是非最後までご覧頂けると嬉しいです。

こんな人におすすめ!👍
・初めて転職で何から始めればいいかわからない
・とりあえず転職サイトに登録したが、あまりうまく使えていない
・初めての転職がとにかく不安

転職活動の5つのアプローチ

実はアプローチ方法によって、選考の難易度や自分にかかるプレッシャーが変わること知っていますか?転職活動において、主なアプローチ方法は下記の5つに絞られます。

(1)企業HPの直応募
(2)紹介や人脈でのリファラル応募
(3)求人検索サイト
(4)スカウト媒体
(5)転職エージェント

ここから自分に最適なアプローチを選択して転職活動に臨むのが理想的です。それでは5つのアプローチ方法のメリット・デメリットから、自分にあったチャネルの見極め方までを見ていきましょう。

(1)企業HPの直応募

まずは「企業HPの直応募」についてです。
これは言葉の通り直接企業に応募することを指していて、転職サイトや転職エージェントを介さないので、企業とのやり取りや条件の調整は、自分が直接行います。

〈メリット〉
・志望動機が高いと好印象を持たれる
・熱意で採用される場合もある
・何度も挑戦が可能(※企業による)
 
〈デメリット〉
・採用率が低い
・求人内容が不明確
・トラブルや交渉事は自己責任
・スケジュール調整が大変

直接応募は、担当者の方と直接メールや電話でやり取りを行うため、やり取りの内容やマナーも評価の対象になります。また、自分が直接応募した背景があるため、採用サイトに記載されていることを知らなかったり、自社サイトで公開されていることを質問することは避けましょう。「熱意が低い」と考えられかねないため、企業研究はしっかり行いましょう。

(2)リファラル採用

次に、知人経由で企業の採用人事にコンタクトをとる「リファラル応募」についてです。この採用方法は、新しい採用手段として注目を集めています。もう少し具体的に説明すると、企業に所属している社員が、自社にフィットしそうな人材を自分の友人・知人の中から紹介し、自社の採用選考につなげるというものです。

〈メリット〉
・仕事、働き方、環境、労働時間、人事制度などの実態がわかるのでミスマッチが防げる
・社員が満足している会社に転職できる
・選考がスムースに進む
 
〈デメリット〉
・主体的に懸念点を確認せず入社後ミスマッチになる可能性がある
・他社と比較しないまま転職活動が終わる可能性も
・能力への期待値の高さ
・選考辞退、退職しづらい

リファラル採用において、一番重要なのは「転職の意思がある」ことを知人に公言しておくことです。いくらリファラル採用を活用したいといっても、声がかからなければ意味がありません。スキルを磨くなど、リファラル採用の声がかかる工夫を怠らないように準備しておきましょう。

(3)求人検索サイト

続いて、転職活動をしている方のほとんどが利用するであろう「求人検索サイト」についてです。たくさんの求人が掲載されており、勤務地や職種などの希望条件を入れ、自分に合った求人を探すためのサービスです。

  〈メリット〉
・手軽に求人を探せる
・コンサルタントと面談等しなくていい
・自分のペースで転職活動を進めることができる
・掲載料がかかるため採用に積極的
〈デメリット〉
・エージェントが独占する非公開求人へ応募できない
・自力で転職活動を進めなければならない
・自分の市場価値を正確に把握できない
・書類添削や面接対策を受けられない

転職時期などが定まっておらず、とりあえず求人を見てみたいという方や、転職活動の進め方や日程について、自分のペースで考えて進めたいという方におすすめです。

また、現状のスキルや経験では、どの難易度の求人に応募可能かを把握する場合にも最適だといえます。

おすすめ求人検索サイト「Wantedly」

(4)スカウト媒体

4つ目は、転職サイトに登録した履歴書や職務経歴書から判断して「うちの会社に応募しませんか」とスカウトのメールが来る「スカウト媒体」についてです。こちらもまず登録する方が多いのではないでしょうか。

〈メリット〉
・予期しない求人のスカウトが受けられる
・効率的に転職活動を進めることができる
〈デメリット〉
・オファーの内容が、必ずしも自身の希望とは一致していない
・必ずしも採用が約束されたものではない

スカウト媒体を利用する際は、プロフィールを詳しく記入し、興味がある企業からのスカウトには迅速に対応することが望ましいです。企業側はプロフィールである程度スキルや経歴を把握していますので、やり取りの中でスキルや経歴を再度アピールするよりも、『成果を出すに当たって工夫した点』や『仕事への価値観』『将来のビジョン』などの、プロフィールだけでは伝わらない点を伝えることも大切です。
 
おすすめスカウト媒体「ビズリーチ」

(5)転職エージェント

最後にご紹介するのは、「転職エージェント」です。転職エージェントとは、担当のキャリアアドバイザーが求人の紹介~条件交渉までを代理で行ってくれるサービスです。

〈メリット〉
・完全無料で利用できる
・効率よく転職活動ができる
・書類の通過率が上がる
・転職すべきかどうかも相談できる
・面接指導で苦手も克服できる
・会社の裏情報・面接で聞かれやすいことも教えてもらえる
・優良・大手企業の非公開の求人を紹介もある
・意外に大変な日程調整をおまかせできる
・言い出しにくい条件交渉も行ってくれる場合がある
〈デメリット〉
・採用の難易度が高い
・学歴・社歴・年収によって紹介される求人が狭まる
・自分に合わない転職エージェントに当たる可能性もある(変更は可能)
・会社によってはエージェントが持っている求人が少ない

仕事と転職活動の両立は、収入が途絶える心配がない反面、非常に忙しいです。そんなときに転職エージェントを使うことで、気を遣う企業の採用担当者とのやりとりや交渉を代行してもらえるので、転職活動がぐっと楽になります。

言い出しづらい条件面の交渉も行ってくれる場合が多いので、希望の条件に近い形で内定をもらえる可能性も高いです。

おすすめ転職エージェント「DIVERK」

あなたにピッタリなのはどの方法?

では、上述した5つのアプローチからどの手法で転職活動を始めればよいのでしょうか?

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この画像は、5つのアプローチ方法ごとの企業側の採用コストについてです。採用難易度についても採用コストに比例し、コストが高ければ自分にかかるプレッシャーも大きくなります。

例えば、全くの未経験からマーケティングの転職したいと考えた時に、直応募だと可能性はありますが、エージェント経由での転職は難易度が高いのが現状です。もしあなたが採用担当だったとして、あなたのやりたいポジションであなたを採用するなら、いくらまで出せそうかを考えて、妥当なラインが最適なアプローチといえます。

また、アプローチ方法の見極め方としては、行きたい企業がどれだけお金を持っているのか、つまり採用にどれだけお金を使えるのかも重要になってきます。資金調達直後で採用予算が潤沢にある企業もあれば、小規模ゆえ直応募のみの企業もあります。このあたりを正確に把握することも重要な切り口になります。

※採用予算のざっくり把握方法
例えばIRなどから採用予算を試算したり、エージェントが運営する求人サイトに求人を掲載しているかなどで、ある程度採用にお金を掛けているかが見えてきます。

転職が有利になる思考法

次は、転職をするにあたっての基本的な考え方をご紹介します。

(1)業界×職種の掛け算

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業界と職種の両方未経験だと、転職は難しいです(例:不動産営業→ITマーケ)。どちらかと言うと、職種ごとのスペシャリティを持って、業界だけ変える方が容易です。職種ごとの職能が一度リセットされるため、職種を変える転職は難易度高いと言われています。

まずは自分が何をしたいのかを時間軸別に整理しましょう。その上で、やっぱり直近で職種を変えたいとなれば、直応募やリファラルなど、できるだけコストが低い方法で応募するのが現実的です。

(2)未経験募集に注意

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求人サイトなどを見ていると、「未経験でも可」と表記された求人を見かけることがあると思います。しかし、これには注意が必要です。未経験でも可能な場合の会社は、経験者が採用できない会社や離職率が高い会社である可能性があるので、事業の伸び率や離職率をしっかりと調べてから応募するようにしましょう。

【コラム】ジョブホッパーについて

ジョブホッパーとは短期離職を繰り返し、企業にいつまでも定着しない人材のことを指します。特に、業界や職種に一貫性がないとジョブホッパーと言われることが多いです。
 
良い転職を繰り返している人は評価が高いですがそうでない人は徐々に内定が出にくくなります。なぜなら、会社にとって採用は投資でありコストを踏んでいるからです。そのため長期に渡って活躍できる人材の採用が好ましく、短期間で離職をする人材を好まない傾向にあるからです。

人事がジョブホッパーを嫌う理由
①スキル・実績が積み上がらず、専門性が無さそうに見える
②すぐに辞めそうという印象がある
 
これらの理由から、日本の企業はジョブホッパーのことを「専門性がないうえにすぐやめる人」と評価し、なかなか採用したがらないのです。

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選考の中で大切になること

転職の選考は、書類選考→面接数回で決まる場合がほとんどです。
書類選考と面接では大切になることが異なりますので、それぞれについて丁寧に解説していきます。

(1)書類選考

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書類選考を通過を左右するのは「職務経歴書」の出来です。一言でいうと、「これまでの自分の仕事をプレゼンテーションする書類」を作ることが重要になります。初めての接点として、書面でこれまでの仕事内容や成果を伝えることで、応募先企業に「ぜひうちに来てもらいたい」「活躍してくれそう」と思わせる役割を担っています。
 
簡単にポイントをご紹介すると「定量的な成果を必ず載せる。ないと思っていても絞り出して載せる」ことが最も重要になります。特に、知らない人が見ても分かるように、客観的な比較対象(部署内の順位)や目標(営業目標や達成率)を示して書くようにしましょう。また、自己PRや職務要約も分かりやすく端的、かつオリジナリティのある文面が望ましいです。
 
詳細は後日別記事にて解説します!

(2)面接

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面接は、自分をプレゼンする場ではなく、あくまでも“会話する場“であることを覚えておいてください。営業目線で見れば商談とも捉えられます。

もし、選考官に話が響いていなさそうと感じたら、「話長かったですか?」や「意図されていることと違いますか?」などでカバーできます。むしろ意図を汲み取ろうとするコミュニケーションが評価される場合もあります。
 
面接でされる質問は、基本的には前職での取り組みや、価値観への質問が多いです。また、想定外の質問についてですが、こちらも基本的には深掘りの質問しか来ません。「なぜ?」「本当に?」「全部?」を最低3回ほどは思考してみると、想定外の質問にも答えられるようになります。

最後に

今回は、初めての転職を目指す方向けに、押さえてもらいたいポイントを紹介しました。少しでも参考になれば幸いです。

また、弊社では転職前にベンチャー適性がわかる診断サービス「PreVenture」を運営しています。ベンチャーに興味がある方で、どんなベンチャーに向いているかを知りたい方は是非試してみてください!

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ではまた次回の記事でお会いしましょう。

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