見出し画像

フードロス関連ニュースピックアップ〈2022年10月22日~11月4日〉

「食」に関するPRを多く手掛けている、株式会社ppcです。
「食」はPRと相性の良いジャンルのひとつで、日々、メディアからは食に関する情報がたくさん流れてきます。
美味しい食べ物であふれる日本、そんな中「フードロス」という言葉、みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ppcでは今年から「フードロス削減プロジェクト」をスタートしました。
フードロス関連ニュースのまとめや、実際に社員がフードバンクへボランティアとして参加し、そこで体験したことを発信していきます。

先週、10月30日(日)は何の日だったかご存知でしょうか?
ご存知でない方は、来年覚えておくために、今すぐ手帳やアプリにメモっておいてくださいね!

10月30日は「食品ロス削減の日」です。
食品ロスの削減の推進に関する法律」(食品ロス削減推進法)が2019年10月1日に施行され、10月は「食品ロス削減月間」とされています。

農林水産省が消費者庁、環境省と連携して様々な啓発活動を実施していました。
食品ロス川柳などの面白い取り組みもありますので、気になる方はチェックしてみてください。
弊社としても、来年は10月に食品ロス月間として何か取り組みたいなと考えています。

フードロスの問題を追いかけていると、フードバンクにたどり着くことが良くあります。
自宅に残っている食材は賞味期限が過ぎて廃棄してしまう前に、しっかりと賞味期限を確認して必要がないようだったらフードバンクに寄付をしましょう。という考え方も広まってきており、フードロスとフードバンクの問題は切っても切り離せない問題だなと感じています。

弊社スタッフがフードバンクでのボランティアを行った際の記事もアップしていますので関心のある方は是非読んでみてくださいね。

今回はフードバンクの利用者について興味深いデータを記載した記事があったのでご紹介します。

■民間の力に頼りすぎ? フードバンクの利用者に見る、日本の社会保障制度の実態とは
10月31日 とちぎボランティアネットワーク

 9月3日に放送された崖っぷちラジオの内容で、この日のゲストは「フードバンク鹿沼」の菊池さん。市民からの寄付で集まった食料を生活に困っている人に無償で提供しているそうです。

●リピーター層は40〜60代単身男性。制度の狭間に取り残された存在。
 フードバンク鹿沼は利用者の6割が男性で、その内訳は40代が20%、50代が30%、60代が25%。そして約半数が単身世帯である。その中でも繰り返し利用するリピーターになっている人が85%にものぼる。つまり「40代〜60代の単身男性の利用が多い」状態だ。この現状について菊池さんは「就職氷河期以降、うまく就職に結び付けなかった人が派遣など非正規雇用で収入が低く不安定な状態。40代50代向けの公的な支援策はほぼなく、一般的に働き盛りと言われる世代であるため生活保護も受けづらい。そんな中でせめて使えるのがフードバンクだ」という。まさに制度の狭間に取り残された問題である。

フードバンクの利用者というと、学生やお子さんがいるご家庭の方が多いという印象だったので、40代以降の男性が多いというのには驚きました。
就職氷河期世代への支援の足りなさは以前から言われていましたが、さらに単身男性となると菊池さんがご指摘するように、より支援が少ないというのも頷けます。

フードバンクといえど、地域によって利用者層が異なるということを知ることができた記事でした。

ハロウィンが終って世の中がクリスマスムードになると、一気に年末感が高まりますね。今年は、早めに食品ストックを整理してフードバンクに寄付したり、来年はストックをためすぎないようにする工夫をしてみてはいかがでしょうか?

他にも、フードロス関連の記事まとめや、ボランティア活動、団体へのインタビュー記事もありますのでお時間ある際にぜひ。