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その『指示』は誰から?

ぽぬです。

noteの仕組みを理解し切る前に
始めてしまったのでなんですが😂
たまにマガジンに追加してくださる方が
いたり、コメントをいただいたり。
とても嬉しいんです。ありがとうございます。
この場を借りて。🕊️
励みになっています。🌷

色んな人に見ていただきたい。
そして、誰かの力になれていますように。

さて、今日のテーマは
「その『指示』は誰から?」です。

皆さんは、仕事を引き受けた際に
「言われたことのみ」をしていますか?
それとも、それに付随する必要そうな
業務(想像できる範囲)まで行っていますか?

結論から言いますと私は、
「時と場合によって、仕事の厚みを変える」
ようになりました。

そうしないと、
自分の能力のキャパをすぐに超えてしまうから
です。

言われたこと以外のことも行う。
これこそができる社会人だ!

と、当時は思っていましたが
一概にそうとは言えないんだな、と感じた
経験談になります。


仕事を与えてもらった時、
私はよく想像力を働かせていました。

「これをするにはあれを準備してから」
「あの情報とこの情報が必要で……」

いわゆる、段取りを立てる作業。
皆さんも当たり前のようにやっているのでは
ないでしょうか。

「言われたこと」をこなすための準備。

ですが、社会人になって間もない私は
『それ以上のものを返す』ということに、
強くこだわりを持っていました。

つまり、『言われたことをする』
これこそが、できる社会人だと思い込んで
いたのです。(笑)

思い返せば当時の私は、
指示を受けたことに対して、
それ以上のものを返すために
必要以上の想像力を使っていました。

さらに、これはおそらくですが
気質も関係していたのだと思います。

不安になりやすい。
石橋をめちゃくちゃ叩いてから渡るタイプ。
叩き過ぎて壊す勢いの。(笑)

なので、一つの仕事を与えられたとき

「この場合はどうするべきか、あの場合は…」
「もしこうだったら今のまま進めるとダメ?」
「こうなった時の対処法も考えた方が良いか…」

と、芋づる式に『やらなければいけない』
ことが頭の中に浮かんでいました。

そして、このやらなければいけないことを
全てこなすようにしていました。

さらに、当時私は
「これお願い」
と言われたことに対して、
「あ、これもそれもやれってことね」
と思う習慣も付いていました。

『察して動く』

職場の環境もあったかもしれませんが
私の思考にはこのような癖も付いていました。

当時の周りの人の反応は
あまり覚えてはいませんが、
もちろん感謝はされていました。

「ここまでやってくれたのね!ありがとう。」

私は、この言葉を励みに頑張っていました。

できる社会人に近づいている!
できている自分がカッコ良い!

なんて。(笑)

やり始めたら最後。
「この人は、これがやれて当たり前」

そういう目で見られるようになったんですね。
こちらは常に全力でやっているんですよ。
でもプライドもあって引くに引けない。

この状態が続きます。
「苦しい」と「やっている充実感」の狭間。

ですが。
病気で休職しそうになる間近の話。

想像力が急に低下してきたのです。
いわゆる、キャパオーバーの状態。

『疲れてるだけ、甘えるな!』
当時はこう思い、自分で自分のお尻を叩く。

でも。

考えても考えても、脳が空回る。
考えたはずのことを何度も考えてしまう。

「あれもこれもまだやらなきゃ」
「ああ、そう言えばこれも……」

どんどん『やらなければいけないこと』が
増えていく……

やることに比例して、ミスが増えていき、
修正する仕事が増えて……

こうなると、頭の中は常にぐっちゃぐちゃ。

この状態で、休職期間に入ります。


休職期間に入り、頭も休まり始めた頃。

『そういえば、あの時考えて準備したあれ、
意味なかったなぁ

ふと、そんな事が頭をよぎりました。

『なんであんなにやることが増えたのか…』

振り返っていくうちに。

『あれ?そういえば、
あれって誰から頼まれた仕事?』

与えてもらった仕事のボリュームこそ
大きかったけど。こんなに大きくなったのは?
なぜ…

ここで私は、ハッとしたのです。

ああ。私だ。私自身だ。
私自身が私に指示を出していた。

書いていて伝わっているのか微妙ですが。(笑)

与えられた仕事と、
それに付随してくる必要そうな仕事。

後者って、
実は頼まれていないんですよね、誰からも。

私が「やっておいた方が良いだろう」
と、勝手に自らに課した仕事。

『察して動いた』仕事も全部。
誰からも指示は受けていないんですよね。

最初気付いた時は衝撃だったんです。
今日の記事、読む人によっては
(と言うか文字にすると?)
自分で自分の首絞めてるなってすぐわかる
と思うんですけど。(笑)

当時はほんとに全く気づいてなくて。

思い込み?ってすごいですよね。


自分で自分に多くの指示を与えていたことに
気付いたあと。

『じゃあ、それって全部
 やる必要なかった仕事ってこと?』

ということに気づいたんですよね。

与えられた仕事=やるべきこと
与えられてない仕事=やらなくても良い仕事
(
やっておいても良い仕事)

話をまとめると、
私は本来『やらなくても良い仕事』だった
仕事を自分で増やし続けた結果、
(もとの仕事も多かったけど、拍車をかけた)
キャパオーバーになってしまった。

当時は、やらなくても良い仕事も、
与えられた仕事と錯覚していたんですよね。

だから、これに気づいてからは
『いかにシンプルに仕事をこなすか』
に重きを置くようにしました。

今でも、思考が働いて芋づる式にやることは
思い浮かんできます。

これは、もう治らない。
気質なのか、長年の癖なのか分かりません。

でも、これを全部やると
またキャパオーバー。

だから、私はまず
『浮かんできたことに対して気づかない』訓練
自分でしてきました。今もしています。

『気付いても知らないふりをする』
そんな訓練。(モヤっとするけど、割り切る!)

でも、どちらにしても一旦その内容について
考えているんですよ。
『優先順位的にどうなのか』

・後々他の仕事に影響が出ること
・管理する上で重要な情報に関わること……

『ここで対処しておいた方が後々ラク』

そう思えることのみ、プラスで行うように
しています。
(これも疲れるんですけど、
 前よりは疲れなくなりました)

さらに、元々この思考の多くは
「あれがこうなった場合…」など
イレギュラー対策に使われていました。

でも、まぁめったにそんなこと起きない。

むしろ、
考えていなかったイレギュラーが起こる。

ほんとに、思考のムダ。

よっぽど大きなプロジェクトとかだったら
この能力は局所的に活かす事ができたかも
しれませんが。

それでも、考えて準備しても、
その通りに物事は進んでくれない。
むしろ上手くいかないことの方が多い。

今まで働いてきて、本当にそう感じます。

100%ミスを防ぐのは、無理。

だからこそ、トライアンドエラーが
大事なんですよね。

自分を大事にできる考え方
『その指示は誰からのものか。
与えられたことなのか、そうじゃないのか。
そうじゃない物事には優先順位を付けて
対応しよう。時には鈍感力も必要である。』

本日もここまでお付き合いいただき、
ありがとうございました😊

次回の記事でもお会いできますと幸いです🍀

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