とにかくQOLを向上したい人のエチオピア風チキンカレー
どもども 文豪だ。
エチオピアのカレーって知ってる?
私は、噂には聞いたことあるが実は食べたことがない。
ここのカレーがカレー史上1番好き!って言ってる人も結構いるよね。
最近流行りに流行っているスパイスカレー特集!みたいな雑誌のコーナーではエチオピアのカレーが常連も常連でいっっつも取り上げられてるんだよな。とても気になる。チョー食べてみたい。
こないだ美容室でdancyu読んでたら、シェフ直伝のエチオピアカレーレシピが公開されてて、めちゃめちゃ美味しそうだったんだ。テキトーに頭に叩き込んで
さっそく再現レシピやってみよ。
エチオピアのチキンカレー
エチオピアカレーの何が美味いかって?
おそらく大量の玉ねぎを使用したカレーベース。これがエチオピアカレーの要となるらしい。
とりあえず2.5玉分の玉ねぎを油でひたすら炒めていこう。
飴色になったら大量のバター、ニンニク生姜のすりおろし投入。
さーてスパイスたちの集合だ。
クミンシード、クローブ、コリアンダーあたりはマストか。シェフのレシピではホールのカルダモン入れてね、ってかいてたような気がするけどそういえばカルダモンって持ってなかったわ。
あとはシナモン、クミンパウダー、カイエンペッパー、ターメリック、謎の蜂カレーパウダー。
スパイスをお好みの量でブッコもう。塩もついでにテキトーに入れとこ。
香りが出て充分煮詰まったらトマトピューレを大量投入。このカレーベースが味の決め手になるから塩も多めに入れておこう。
ねりねりしてできたカレーペーストがこちら。
これが大事な大事なカレーペーストである。
さて具だ。チキンカレーといえば、骨つき肉。
強欲だから手羽元も手羽先も使っちゃうもんね。
皮目から焼き付けていこう。
まんべんなくお好きなカレースパイスと塩をぶっかけて焼こう。
概ね焼く。
圧力鍋へドボン。水とカレーペーストもドボン。
軽くあっためて味見。塩気足りなければ足す。足りなければウスターちょろっと。
圧力をかけ加圧20分くらい。
ほっろほろになってんぞ。食欲そそる良い香り〜。
あとはクツクツ煮ながら塩やウスターで味を調整。
そして一晩おねんねさせよう。
おねんねさせたらコラーゲンでプリンプリンに固まってて感動した。
食べるときに食べる分だけ小鍋に移してシシトウ入れて再加熱。
たっぷりのご飯にぶっかけて完成。
これマジでクッッッッソうまい。鶏はホロホロだしカレーはスパイシーのなかに爽やかさもありあの大量の飴色玉ねぎの甘さがチョー良い仕事してる。エチオピアのカレー、スパイスカレー界の頂点なのでは??
簡単で美味しくて大好きなピーマンまるごとレンチンお浸しとともに。
これはあれだな、まさに、エチオピアのカレー。
そこで私は気を失い、気づいたら見知らぬ、でもどこか懐かしい土地に横たわっていた。
ーーーあれ?ここ...エチオピア?
エチオピアの風がそっと頬を撫でる。
遠くでは騒がしい小鳥のさえずりが聞こえる。
なんだか耳がこそばゆい。
ーーーあれ、私、何しようと思ってたんだっけ。
うまくまわらない頭のままボーッと佇んでいたら、小麦色によく焼けた肌のどこか切なくぎこちない表情をした彼がゆっくりと近づいてきて、私の顔を覗き込んだ。
なんだろう、この感覚、初めてじゃない。
ーーーあの、私たちってどこかでお会いしたこと、ありますか?
勝手に口が動く。
彼が言った。
『実は僕たち、ずっと一緒にいたんだよ』
そうか、そういうことか。
点と点が全て繋がった。
そうして2人は手を取り合い歩き始めた。
そして進み続ける。
どこまでも、どこまでも。