オールスパイス
「オールスパイス」という香辛料をご存知でしょうか。
私自身手に入れてからまだ数か月しか経っておらず、使いこなせているとは言い難いのですが、「そもそもオールスパイスって何なのだろう」と思ったので調べることにしました。
オールスパイスとは
オールスパイスとはフトモモ科に属する植物で、果実もしくは葉が香辛料として用いられているそうです。
中世ヨーロッパの人が珍重したブラックペッパー、ナツメグ、シナモン、クローブの中で、
ブラックペッパーを除く3種のスパイスの香りを持つことからこの名がついたのだとか。
国内では「オールスパイス」の呼び名が主流ですが、クリストファー・コロンブスによってジャマイカからヨーロッパに持ち帰られた歴史があることから、ジャマイカペッパーとも呼ばれているそう(サイトによってはスペイン人が持ち帰ったとの表記もあり)。
中南米が主な産地で、果実を未熟なうちに収穫し乾燥させて作られるとのこと。
参考⇒ オールスパイス、Spice of Life、GABANオールスパイス
複雑な香り
母曰く「オールスパイスはラーメンにかけるといいとテレビで観た」と話していたため、某植物園に行った際になぜか売られていたのをチャンスに購入しました。
オールスパイスという名であることと、香りも複雑であるということから「複数のスパイスがブレンドされているのかな?」と思い込んでいたのですが、今回そのようなスパイスがあるということがわかったので調べてみるものだなと。
オールスパイスは様々なメーカーから発売されているようですが、私が購入した商品はネットでは出て来ませんでした。
何度か使用してからようやくわかったことなのですが、そのオールスパイスは塩が加わっているもので、用途が少々難しいと感じています。
できれば塩が入っていない、香りだけのものであるほうが使いやすいと思います。
話で聞いた通りラーメンにかけてみましたが、中華が洋風になるようなイメージの香り。
香りが強く味が変わったような感覚を持つので、既製品のお気に入りのスープにはかけない方がいいかもしれません。
鶏のソテーなんかにかけると、ぶつかり合うことなくおしゃれな香りとマッチするのではと思うのですが、Wikipediaの情報によると
トマトとの相性がよくハンバーグやソーセージなどの肉料理や、ピクルスやソースに用いられると記載がありました。
確かにトマトと相性が良さそうです。
中南米で育ちますが、香りはどこかヨーロッパを彷彿とさせるものがあります。
また、甘い料理やデザート、果実にも向いているとのことですが、私が購入した塩が配合されているものはデザートには使用できそうにないので、やはり購入前には塩が入っているかどうかは確認した方がよさそうです。
おすすめかどうかと聞かれると、正直今のところは「?」です。
現時点では用途が思い浮かびにくいので、オールスパイスを使用したレシピを一度落ち着いて見てみようかなと考えています。
次の記事⇒ ヘナカラー