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とるにたらない話をしよう

<※2020年7月末で廃刊予定です。月末までは更新継続中!>熱くも冷たくもない常温の日常エッセイを書いています。気持ちが疲れているときにも読めるような、たんたんとした平常トーンを…
どうでもいいことをすごくしんけんに書いています。
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#エッセイ

苗とくらすと

週末、ベランダで苗を植えた。 きゅうりとトマトと、バジル。 土選びに迷い、ホームセンター…

茹でたけのこと拡張家族

近くの産地直売所で、地元のおばちゃんたち(おそらく)が湯がいたたけのこを売っている。 こ…

春野菜ばんざい

こんなときだけれど、春が来ている。 わたしが毎年、いちばん春を感じてわくわくするのは食卓…

締切の味はレーズンチョコ

締切に追われているときに手を出しがちなアイテムがいくつかある。 そのひとつがヨーグルトレ…

それでも日常はまわる

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クリームコロッケを眺めながら

「おいしいものはだいたい高カロリーって決まってるんですよ」 20代のころ、Tさんがふとつぶ…

汁なし担々麺が食べたくて

めったにテレビなんてみない生活を送っているのに、先日つけたらたまたま汁なし担々麺について放送していたものだから、それから汁なし担々麺を食べてみたくてしかたがない。 さらにわるいことには、そのときわたしは小腹が空いていたのだ。 そんな時分にあの四角いフレームの中で、出演者があまりに美味そうに汁なし担々麺をすする。箸でかき混ぜられ、赤い油やひき肉とからみつく麺をカメラさんがここぞとばかりにズームアップする。あんまりだ。 わたしは汁なし担々麺を食べたことがない。 でもその出

子乗せ自転車と夜の街

時刻は夜の七時半。 ひと月だけ仮住まいをしているマンスリーマンションから、子乗せ電動自転…

くらくらパニック

はじめて引っ越しで「らくらくパック」なるサービスを利用した。 何やらこれは、引越し業者が…

15時のカレーは有罪か

運ばれてきた瞬間、鼻先で感じて「あ、やってしまった」と思う。 ときすでに遅し。店員の持つ…

やさしい食べもの

いちご大福を見ながらやさしさについて考える。 ここのところ心の片隅に「ああやさしいものが…

されど魅惑のルーティーン

ひさしぶりにYoutubeをぐるぐる徘徊して気づいたのだけど、なんだかここのところ「○○のルー…

「あっています」で、あっています。

※2月5日追記:このnoteを読んだ夫(九州生まれ育ち)との会話を文末に追記しました。 --- …

ブロッコリーという森

ブロッコリーには“森”感があると、ずうっと思っている。 あのこんもりとした緑のふさが、どうしても森を思わせずにはいられない。 ごろっと丸く、ずしっと重いブロッコリーを手にとって切ろうとするとき、いつだって「いざ伐採」というような心持ちになる。 だってまず、どこから切ったらいいのかよくわからない。 入刀に迷うのだ。 たとえば人参や大根なら。皮を向いたらストンと適当な大きさに切ればとりあえずはよさそうだ。小松菜などの葉野菜だって、端をそろえてストンと適当な長さに切ればよ