こどものひらがな

災害が増える日本で避難の呼びかけをする際に近所から
「今すぐ、避難してください」と言われるのと

「にげろ！！」

どちらが本能的には響くでしょうか。

指名殺到のスピーチライターが教える 言葉のちからをつくる本: 心を打つ文章の紡ぎかた 話しかた (知的生きかた文庫)

「あなた」だけでも

日本語では、「きみ」「おまえ」「あんた」「そち」・・・様々な言い回しが出来てしまう。

相手に丁寧に話そうと、かっこよく話そうとすればいくらでも

複雑な文章や言葉になる。

故に聞き手になにを伝えたいのかが曖昧になることがビジネスや様々な場面で多くみられる。

プレゼンテーションをする際は、ぜひシンプルな言葉でガツンと相手のこころを動かしていただきたい。

でも、日本人。

奥ゆかしい、数多くの言の葉で遊ぶことも忘れてほしくない。

人生一度きり。ここは頭を軽くして

己に貯め込んだ、コトバンクで話すことの楽しさを思う存分楽しまなきゃソンソン！！

ビジネスでも、学校、家族とさまざまなシーンで丁重で丁寧に・・・と反芻して文章を考えたり、ことばを選んだりする。

けれど、子供のころのように、かんたんに、もっとシンプルな頭で

話すことができたら・・・。

きっと自分にも相手にももっと響く言葉が出来上がるのかもしれない。

子供のことばの、ひとつひとつには強いエネルギーがある。そして、胸に強く強く響く。

それはきっとシンプルな

ひらがな

を多く含む、ことばで話すからかもしれない。

むぎあじ。