学びは宇宙だ。
こんにちは。ひろです。
以前に読み終えた本のメモのストックがたまっているので、今後1つずつ紹介していければと思います。
今回は、池上彰さんの著書である、『なんのために学ぶのか』です。この本を読んだ率直な感想は、もっと勉学に励めと言われるのではないかと思っていた私の思い込みをいい意味で晴らしてくれた内容であり、何より、今自分が面白いと思うものを大切にもっと深めていこうと思わせてくれました。
今回は、この本の提言について、私なりの考えを紹介します。
「学ぶこと」は「自分づくり」のために必要。「すぐに役に立つこと」ではない。
高校生までは、言われるがままに勉強してきたし、大学受験をするにあたっても、やるべき勉強はみんなそんなに変わらなかったと思います。しかし、私自身大学生になって特に感じることは、「何をやってもよくなったこと」です。私は法学部に所属し、法律の勉強をし、テストも受けています。もちろん卒業のために必要な項目であるからです。しかし、私はすぐに法律を使ってそれを活かしていこうとは考えていません。法律を読み解くときに使える論理的思考力を身に着けどの分野でも応用できるようにしようと思って、毎日授業を受けています。なので、私の主戦場は、やはり、今私がやりたいと思っていることに取り組むその「経験」とそれを乗り越えるために必要な「力」を得るために頑張るということです。大学生の今だからこそ、「今」こうなりたいというビジョンをもって私は普段過ごしています。この本をよんで、その考え方に間違いはないのだと知ることができました。
また、学び始めるのに遅すぎるということもないのだとも思えました。やはりその時々になってみないと今本当にやりたいことは見えてこないものです。だから、今を一生懸命生きてさえいれば、何を始めるのにも間に合わなくはないと自信になりました。
「知らないこと」を知るために学び続ける。
これは、本当にその通りだと思いました。私が塾でバイトをしていた時、生徒に質問ある?と聞いても大抵の生徒は「ない」と答えます。しかし、もし本当に質問がなかったら、100点取れて当然だと思います。おそらく、質問がないのではなくて、「どこがわからないかすらわからない」「そもそもの関心がない」のだと思いました。これは私自身にも言えることです。知らないことを知るための方法として、私は以下を考えてみました。
自分の現状を整理すること・物事になんでを向けながら生活すること・自分は超未熟者だと思い込むこと
自分が何を知っていて、何がわからないかを紙に書くだけで少し、頭の中が整理できるようになります。また、身の回りのあらゆる物事にはなんで?が満ち溢れていると思うことにしたいと思います。鼻をかむのに必要なのはなんでティッシュなのか、車が前に進むためにはなんでタイヤが必要ななのか。もの事の当たり前を疑うことで視野がすごく広がると思います。そして、最後に、テストで100点をとって終わりにしないことです。学びというのはなんでを向ければ向けるほど広がっていく宇宙のようなものであると思います。そういう宇宙に迷い込んでいる以上、どんどん広げていかないと面白くないと考えます。
「学び」ひとつとっても非常に奥が深いと強く感じさせられる本でした。自分の見ている世界だけが世界だと考えずにもっと視野を広げていきたいと思いました。それでは本日もご一読いただきありがとうございました。また明日もよろしくお願いします。