#83 「唐辛子」のガチ解説
こんにちは。
最近、あるプレゼン資料作成に時間を
だいぶ取られてしまっている関係で、
なかなかnoteの記事を書く時間が取れず、
書き溜めていた記事が残り少なくなってしまい、
やや焦りな日々です。笑
なるべく3日に1回の投稿ペースを崩さずに
いきたいと思います。
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○「唐辛子」の栄養価と効能
今回は「唐辛子」についての解説です。
みなさん「唐辛子」は好きですか?
僕は、辛いのは嫌いではないんですが、
辛いものを食べると汗を大量にかいてしまい、
食べた後が悲惨なことになってしまうので、
家の外で食べることは基本的にないです。笑
旨辛い食べ物はすごい好きなので、
外で食べられないのは本当に辛いですね。
(同じ悩みの人いたら共感して。。。)
「唐辛子」の辛味で汗をかくことは
デトックス効果があるから健康に良いなどと
言われることが多いと思いますが、
実際はどうなのでしょうか?
そこら辺を解説していきます!
・カプサイシン
まずは「唐辛子」といえばの成分である
『カプサイシン』です。
「唐辛子」に含まれる辛味成分の正体が
この『カプサイシン』です。
「唐辛子」は、品種が非常に多くあります。
有名なものといえば、
ハバネロ、ブート・ジョロキア、
トリニダード・スコーピオンイエロー、
ハラペーニュ、プリッキーヌ、
国内のものだと、
鷹の爪、青唐辛子などでしょうか。
その品種や栽培されている
地域や収穫時期によって、
『カプサイシン』の含有量も変わってきます。
そして、この『カプサイシン』は、
辛味を感じさせるだけでなく、
健康や美容、ダイエットにも
効果があると言われています。
『カプサイシン』には、
体内のコレステロールや
老廃物の排出を促進させる効果があり、
生活習慣病の予防効果があるとされています。
また、美容効果もあるとされています。
『カプサイシン』の辛味成分によって、
発汗が起こると、水分だけでなく、
油分の排出されて、皮脂の分泌が調整されます。
これが美肌につながるとされている理由です。
美容大国として有名な韓国。
韓国の人の肌はとても綺麗ですよね。
その理由の一つには、
この『カプサイシン』が多く含まれている
”キムチ”を良く食べているからだと
言われています。
もちろん自身の肌ケアも必要ですが。。。
さらに、『カプサイシン』の辛味成分には、
食欲を増進させる効果もあります。
辛味成分によって、胃や腸が刺激され、
動きが活発になり、その結果として、
食欲増進につながります。
これからの時期、夏バテになりがちなので、
その際に「唐辛子」が使われた料理を
食べると食欲が出てくるかもしれませんね。
『カプサイシン』には、
なんと脂肪燃焼作用もあると言われています。
『カプサイシン』を摂取することで、
アドレナリンが分泌され、
それによって脂肪燃焼が促進されます。
本来、脂肪が燃焼されるのには、
ある程度時間が必要ですが、
『カプサイシン』の脂肪燃焼促進効果により、
早い段階で脂肪が燃焼し始めるとされています。
ダイエットで運動をされている方は、
食事の中に「唐辛子」などの『カプサイシン』を
含んだものを食べながらダイエットに
取り組んでみてはいかがでしょうか?
・βカロテン
「唐辛子」には、『カプサイシン』以外にも
大切な栄養素が含まれています。
その中の一つが『βカロテン』です。
『βカロテン』というと、
以前紹介した”にんじん”などが有名ですが、
実は「唐辛子」にも含まれています。
『βカロテン』には、強い抗酸化作用があるため、
身体の老化現象である”しみ”、”しわ”、”そばかす”
と言った症状を抑制してくれる作用があります。
そのため、美容・美肌に気を使っている方には
非常におすすめの食材です。
先ほどの『カプサイシン』の美容効果と
『βカロテン』の抗酸化作用があることが
「唐辛子』が美容に良いと言われる
所以かもしれません。
・ビタミンC
「唐辛子」には、『ビタミンC』が含まれます。
『ビタミンC』は、どなたもご存知だと思いますが、
健康を語る上で、欠かすことができない栄養素です。
免疫機能の維持や疲労回復、抗酸化作用、
身体に存在する酵素の働きの補助、
亜鉛などの栄養素の消化吸収の促進効果など、
非常に優れた栄養素の一つです。
また、『ビタミンC』は『カプサイシン』との
相性がとても良い栄養素とされています。
『カプサイシン』のよい効果をさらに
促進させてくれます。
・ビタミンE
抗酸化作用がある栄養素として有名な
『ビタミンE』も「唐辛子」には含まれています。
『カプサイシン』による美容効果に、
抗酸化作用を持つ
『βカロテン』『ビタミンC』『ビタミンE』
これらが含まれている「唐辛子」は、
やはり美容への良い影響があると
言っても過言ではないでしょう。
○摂取量には要注意!
「唐辛子」に、良い栄養素が
多く含まれていることは
上記の内容で理解していただけたと思います。
ただし、「唐辛子」の食べすぎは
身体に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
例えば、”胃腸の荒れ”。
「唐辛子」に含まれる『カプサイシン』が
食欲増進などに効果ありと書きましたが、
食べすぎてしまうと、
逆に胃や腸を傷つけてしまう可能性があります。
そうなると、食欲増進どころか
逆に食欲がなくなってしまったり、
消化もしにくくなってしまったりと、
悪影響が考えられます。
「唐辛子」は適量を摂取することが重要です。
他にも、”咳や息切れ”につながることも。
『カプサイシン』が、体内に大量に入ってくると、
気管支が収縮して咳が止まらなくなったり、
息切れが起こりなかなか治らないなどの
影響が出る場合があります。
辛いものを食べた人が良くむせることがありますが、
あれは単純に辛味成分が鼻などを介して
席を起こしている可能性もありますが、
一つの要因として『カプサイシン』による
気管支の収縮もあげることができます。
また、”下痢や排尿障害”になることもあります。
先ほどの”胃腸の荒れ”と関連して
”下痢”や”排尿”の障害を起こしてしまう
可能性が考えられます。
辛いものを食べた後は
水分を良く飲みますよね?
この水分を多く取り過ぎてしまうことも
こう言った症状を発生させる要因の
一つと言っても良いでしょう。
そのため「唐辛子」は適量摂取を
守ることがとても大切です。
「唐辛子」というよりも
『カプサイシン』の摂取量が重要です。
『カプサイシン』の摂取量の目安は、
体重1kgに対して5mg。
例:体重60kgの人の場合、300mg。
鷹の爪1本に含まれる『カプサイシン』の
含有量は、約1mg。
これを見るとそこまで気にする必要もないように
感じるかもしれませんが、
この摂取量の目安は、あくまで”許容摂取量”です。
そのため、この許容摂取量の5割程度ほどに
抑えておくことが良いかと思います。
何事も過剰になるのは悪影響を生み出すので、
程々にしてみてください!
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