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#65 「イチゴ」のガチ解説

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では、今回は「イチゴ」について。

最近、僕の朝食はプロテイン(ノンフレーバ1スクープ、ナチュラルチョコレート1スクープ)に、冷凍の「イチゴ」をやや細かく切って入れて食べています(一応、体をしぼり中なので・・・。全く順調ではありませんが。笑)。

現在、僕が「イチゴ」を食べている理由は。。。


特にありません。笑

本当は『ブルーベリー』がよかったんですが、お値段も問題で、「イチゴ」の方が安かったので買っただけです。

でも、どうせ食べるのであれば、理解しておいた方がよくないですか?

そう思って、自分自身も知りたいことだったので、今回は「イチゴ」について解説をしていきます。

僕と一緒に学んでいきましょう!

○「イチゴ」について

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「イチゴ」と言えば、果物の中でも不動の人気を誇るものの一つといても過言ではないほど、人気の果物です。

その「イチゴ」ですが、実は石器時代から食べられていたとされています。

ただ、当時の「イチゴ」は、今スーパーなどに置いてある「イチゴ」ではなく、もっともっと小粒な野生の「イチゴ」でした。

石器時代は、「イチゴ」の実だけでなく、葉や茎、根まで、余すことなく食べられていたそうです。

特に当時は、狩りや漁を中心に食物を食べていたので、「イチゴ」などの甘い果実は、”御馳走”だったと思います。

「イチゴ」が世界で初めて栽培されたのは、17世紀ごろ。

その時は『エゾヘビイチゴ』だったと言われています。

フランスやベルギーなどヨーロッパを中心に、野生の「イチゴ」を持ち帰って栽培を始めたと言われています。

それほど、「イチゴ」は美味しいと感じるものだったと言えるでしょう。

そこから本格的に栽培され始めたのは、なんと約200年前ほど。

「イチゴ」は、最近になってようやく栽培が本格化してきた果物です。

日本に「イチゴ」が持ち込まれたのは、江戸時代後期だったと言われています。

貿易のために来たオランダ船によってやってきました。

その時に持ち込まれた種類は『バージニアイチゴ』と『チリイチゴ』を掛け合わせて誕生したものでした。元々野生の「イチゴ」だったものを掛け合わせたところ、実の大きさが約10倍ほどになり、味もよくなったことで一気に「イチゴ」の人気が上がったと言われています。

日本に入ってきた当時は、オランダ人が持ち込んできたので『オランダイチゴ』と呼ばれていたそうです。

ただ、そのころの「イチゴ」に対する日本人の印象は、赤い色が”血”を連想させることから、食用としてはあまり普及せず、あくまで観賞用として普及していたそうです。

その後、アメリカやイギリスから『パイナップルイチゴ』や『アナナスイチゴ』と言った、現在私たちが食べている品種の「イチゴ」が普及し、食用として広まったという歴史があります。

ここで豆知識。

「イチゴ」の表面にある粒々ですが、あれは種ではありません。

実は、あの粒々一つ一つが”果実”なんです。

その”果実”の中に、”種”が存在しています。

つまり、「イチゴ」は、200〜300個の”果実”が集まってできた『集合果』であるということになります。

では、私たちが美味しいと食べている”赤い部分”はなんなのか。

あれは茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだもので、”偽果(ぎか)”と呼ばれるものになります。

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また、「イチゴ」は、草本性(草の実)に分類されるため、園芸学的に分けると『果物』ではなく、『野菜』に分類され、農林水産省の作物の統計調査でも『野菜』に分類されています。

ただし、実際は『果物』と同じように食べられていることから『果実的野菜』とも呼ばれています。

○「イチゴ」の栄養価と効能について

続いて、「イチゴ」の栄養価とその効能について。

・ビタミンC

果物と言えば、やはり『ビタミンC」ですね。

「イチゴ」にも『ビタミンC」が含まれています。

また、「イチゴ」の良い点として、1回に複数個食べる場合が多いため、『ビタミンC』の摂取に適していると言えます。

『ビタミンC』は、他の記事でも説明していますが、

★免疫系の機能の維持

★疲労の回復を助ける

★美肌・美容の維持増進

★抗酸化作用による体の老化予防

★鉄分の吸収促進

★生活習慣病の予防

などの効果があります。

『ビタミンC』は水溶性なので、体の中に貯蔵しておくことができません。

なので、コンスタントに取ることが重要です。

そう言った面では、「イチゴ」は効率よく摂取ができるかもしれませんね。

また、「イチゴ」も種類によって『ビタミンC』の含有量が違い、

農研機構の研究によると、100gあたりの平均的な含有量は

『とよのか』が54mg、『さちのか』が68mg、『おいCベリー』が87mg

という数値になっており、『おいCベリー』のような品種だと、1日に7粒食べれば必要量がクリアできるということになります。

どの「イチゴ」を食べるかによって、『ビタミンC』の含有量が多少ではありますが変わるので、気になる方は調べてみると良いかもしれません。

・アントシアニン

『アントシアニン』は、「イチゴ」の赤い色素成分で”ポリフェノール”の一種です。

”ポリフェノール”は、食材によって名称が変わり、それをあげると数千種類にもなります。ただ、基本的には”ポリフェノール”としての効果に違いはないので、詳しい名称よりも”ポリフェノール”が含まれている、という事実を知っておくことが重要ではないかと思います。

『アントシアニン』には、

★活性酸素を減少させる(抗酸化作用)

★美容・美肌の維持増進

★眼精疲労の回復

★視力回復

★発がん予防

★生活習慣病の予防

などの効果が期待できます。

・アミノ酸

果物というと、『ビタミン』や『ミネラル』に注目が行きがちです(実際に多いので間違いではありませんが。。。)。

「イチゴ」に関しては、それ以外にも『アミノ酸』が豊富に含まれているという特徴があります。

『必須アミノ酸』である

『フェニルアラニン』『ロイシン』『バリン』『イソロイシン』『スレオニン』『ヒスチジン』『トリプトファン』『リジン』『メチオニン』

の他に、『非必須アミノ酸』である

『システイン』『アルギニン』『チロシン』『アラニン』『アスパラギン酸』『グルタミン酸』『グリシン』『セリン』『プロシン』

なども含まれています。

『アミノ酸』は、

★疲労回復

★エネルギー源

などに必要な栄養素になるので、体を動かすことが多いスポーツ選手や仕事の疲れが抜けないような人は、朝食やトレーニング後や夕飯にデザートとして摂取してみると良いかもしれません。

○まとめ

「イチゴ」について、理解を深めることができましたか?

栄養価を見てみても『ビタミンC』や『アミノ酸』など、

体の調子を整えたり、元気に過ごしたりするために必要なものが含まれていることがわかりました。

最初に書いたように、最近朝食でプロテイン+「イチゴ」を食べていましたが、間違いではなかったことがわかり、一安心でした。笑

このように自分が普段食べているものがどんな栄養素が含まれているのか、どういう効果があるのか、これを理解するだけでかなり生活の質が変わってくると思います。

やはりこの”栄養素・食材ガチ解説シリーズ”。

必要なカテゴリーだと、身を以て感じました。

なので、引き続き継続して解説していきたいと思います!

みなさんもぜひこの記事を読んで理解を深めましょう!

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次回の記事もお楽しみに❗️


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