個性は状況に現れるのではなく、自分自身の選択と行動に現れるものだと改めて思うんだぜ海馬

先日住んでいないと思っていたお隣さんの家からサブマシンガン的な銃声が聞こえて
「やられたぜ！」
という叫び声と共に不穏な音楽が聞こえてきてめちゃくちゃ怖かったです。
最近の幽霊はFPSすんのかよと思って廊下で縮み上がったのですが、よく見たら虫コナーズみたいなのがドアノブにぶら下がっていたので多分普通に人住んでました。
なんで空き家だと思ってたんだろうそして音漏れやばすぎだろ。

新生活が始まって、一週間くらい過ごした結果、安心感の正体の一部を知ったような気がします！
私は自他ともに認めるクソビビリ小心者野郎でございます。
そのため、新生活が始まったことで些細なことでも過敏に反応して不安が莫大にデカくなる、という現象に悩まされています。
のですが、上記に書いたようにある発見も致しまして、
結論、安心感を支えてるものって、「習慣」なのでは？ということです。

習慣を失うと意外と心ってぐらつくということが分かりました。
（私だけなんでしょうか）
いつもの時間に筋トレ出来ないこと、いつもの店にいけないこと、いつもの味が味わえないこと、いつも会ってる人に会えないこと
などなど。
逆に習慣を少しでも取り戻すと、そういう時って結構心が落ち着くものです。
例えば、私の場合一番即席で出来る習慣の取り戻しは、ゲーム実況を見ることです。
いつも聞いてる人の声を聞くだけで、
「ああ、大丈夫、この人がついててくれるから（向こうは私のこと金づるだと思ってるよ）大丈夫」
と根拠も無く思えるから不思議おもろいです。
どこかに旅行しててなんとなくそわそわしても、例えばホテルでゲーム実況見たり、いつも聞いてるポッドキャスト聞いたりしてればもうそこは自分のテリトリだと思える安心感を与えてくれるのです。
私の例は上記のような感じですが、誰しもにこのような自分を安心させるたえの習慣ってあるのではないでしょうか？

私の数少ない特技の一つが習慣化なのですが、
元々私にとって習慣というのは、自分を高めたいとか学びを得たい、というところから始まっているので、
まさかその一つ一つが私の心を支えている、安寧をもたらしている、とは微塵にも思いませんでした。
面白い発見ですしおすし。

ところで、習慣が失なわれること事があるということはつまり、
新しく作る、
ということも出来るということです。
つまり、全てを失ったと思っても、いかようにも建て直せるぜ、ということです。
大好きな人にもう通えないとか、
楽しかった学校にもう通えないとか、
（私は高校生になっても地元が恋しくて中学の友達と夜中学校に侵入したりしてましたがその３年後浪人するので勉強しろよと言いたいです）
家族と一緒にもう暮らせないとか、
そういうことがあっても、また新しい生活の中で新しい習慣というのが構築されていって、
その一つ一つが自分に安心をくれる、心を安定させてくれる要素になるんだと思います。
そこに必要なスキルは特段必要無いと私は思います。
（もしかしたら無意識に何かやってるのかもしれませんが今の私では思いつきません）
必要なのは、これからも生きる、という気持ちくらいじゃないでしょうか！
（あくまで私が思うことですが）
だから、もし何かを失って、もう二度と私は幸せになれない、この心の不安定さは解消されない、私の人生はオワコンなのです、と思っても、
生きる、という選択をし続けていれば、
いつの間にか自分の意図しない様々な超能力（忘却など）を使いながら、
新しい習慣を手に入れて、
自分を建て直すことが出来るのではないか、と私は思う次第です。

しかしながら、同時にものすごく大切だと思うことがありますがそれは、
全部楽ではない、ということです。
楽ではない＝地獄です、終わりです
ってことでは無くて、
楽ではなくて当たり前、ということが言いたい次第です。
愛着のある生活や、大好きだった人への気持ちや、楽しかった思い出を引きずるのは普通のことだし、
それらは失った直後の自分には凶器です。
新しい生活や新しい人生にも前向きになれないかもしれません。
でも、そういうもんだし、それは特別自分がおかしくて弱くてダサいとかそういうことではなく、そういうもんだと思います。
習慣化も、そもそもとても大変なことだと思っています。
新しい習慣を身につけるなんて、だるいし面倒だし新しいことは怖い、と思うかもしれません。
でも、そういうもんだと思います。
そういうもんな上で、やるかやらないかは自分次第なだけのような気がしております。
大体のことは、そういうもんなので、自分だけが特別〇〇、ってことはほぼ無いんじゃないかと思う次第でございます。
個性は状況に現れるのではなく、自分自身の選択と行動に現れるものだと改めて思います。

最後に全然関係ない話なのですけれども、
ワイは物を積極的に人に譲渡するのが好きです。
が、最近譲渡される側になるのもすげえ楽しいなということに気が付きました。
やり取りは一瞬なのですが、実際に会って取引するので知らない人と一瞬でも言葉を交わすという体験が楽しいのです。
別にそこからどうこうとかでは全く無いしそんなことは微塵も望んでいないのですが、
知らない人が使っていたものを譲り受ける、という行為は非常に面白いですね。
いつか元気ハツラツで悪意のある人に当たってぶん殴られて殺されないかだけ心配です。