かなふみ
君の溜め息
微かに洩れて
揺れる蝋燭
切なくて
きみのためいき
かすかにもれて
ゆれるろうそく
せつなくて
遠く離れたところにいる
君の溜め息が
ここまで届いたのだろうか?
なにげないキャンドルの
炎の揺れにさえ
君のことを詠みこんでしまう
歩みつつ
横から見ゆる
微笑みに
馴れ初めの日を
秘かに思ふ
あゆみつつ
よこからみゆる
ほほえみに
なれそめのひを
ひそかにおもふ
二人並んで歩いていたとき
君の晴れやかな横顔が見えた
この角度から君を眺められるのは
僕しかいないのだと思うと
それだけで胸がときめいてしまう
初めて君と出会った日に
感じた胸の高鳴りは
今でもふとした瞬間に思い出す
出会えて本当に良かったと思う
いいなと思ったら応援しよう!
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします