俳句大喜利 | 意味変換せよ
有名な俳句の言葉を換骨奪胎する遊び。
俳句大喜利。発想は「英借文」と同じ。
文章の「型」を残したまま、俳句の語句を入れ換えて、まったく違う(ちょっとエ◯チな)意味に変えてみよう。
①高浜虚子(たかはまきょし)
爛々と昼の星見え菌生え
らんらんと|ひるのほしみえ|きのこはえ
< わたしのこたえ >
段々と夜の星見え茸🍄起ち
だんだんと|よるのほしみえ|きのこたち
②飯田蛇笏(いいだだこつ)
つぶらかな眼に人をみる蜥蜴かな
つぶらかな|めにひとをみる|とかげかな
< わたしのこたえ >
艶やかな髪に差をみる女かな
つややかな|かみにさをみる|おんなかな
③中村草田男(なかむらくさたお)
冬の水一枝の影も欺かず
ふゆのみず|いっしのかげも|あざむかず
< わたしのこたえ >
不意に見た一糸纏わぬ夜おかず
ふいにみた|いっしまとわぬ|よるおかず
④加藤楸邨(かとうしゅうそん)
鰯雲人に告ぐべきことならず
いわしぐも|ひとにつぐべき|ことならず
< わたしのこたえ>
鰯焼き人に告ぐべき焦げたこと
いわしやき|ひとにつぐべき|こげたこと
⑤石田波郷(いしだはきょう)
栗食むや若く哀しき背を曲げて
くりはむや|わかくかなしき|せをまげて
< わたしのこたえ >
栗とリス淡く濡れゆき背を向けて
くりとりす|あわくぬれゆき|せをむけて
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします