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ポジティブな表現に置き換えてみよう!
同じ意味・内容のことなのに、言い方次第で印象が異なるということがある。以前にも、ネガティブな表現をポジティブな表現に置き換えることを考えたことがある(↓)。
秋はセンチメンタルというか、物憂い気分になりがちなので、たまには意識的にポジティブな表現をしたいものである。
①
私は悪くない。謝れば済むことだ。
ネガティブな表現ではないが、「ネガティブな結果」しかもたらさないものの言い方の代表格である。
だいたいこのようなことを叫ぶ人は、相手が心の底から謝ったって、絶対に許すということはない。
①のように言う代わりに、こんな言い方はどうだろう?
なにが悪かったのかなぁ?
謝ってもらえるなんてことがあったら嬉しいんですけど。
決してベストな言い方ではないかもしれないが、たいていの場合、自分にも何らかの落ち度があったり、嫉妬されるような言動がある場合が多い。また、世間的には常識にかなっていても、言われた本人にとっては、絶望に突き落とされたように感じる言い方があるので要注意だ。
「ホントに、ホントに私は悪くないんですよ」と触れ回るよりも、実害が続いていない限り、黙っているほうがいい場合が多いが。。。
②
優柔不断な人だ。
決断が下せないことは、必ずしも悪くない。どう転ぶか分からない場合は、下手に動き回るより、じっとしていたほうがよいときもある。
②の代わりに、こんな言い方はどうだろう?
彼(彼女)は、決断をしないという決断をした。
結局、その場にとどまっているだけなのだが、「優柔不断」よりポジティブに響くから不思議だ。
③
お先真っ暗だー。
先が見えないと不安ですね😊。言い方というか、考え方をすこしかえてみよう!
③の代わりにこんなふうに考えたらどうだろう?
明かりの有り難さをかみしめています。
あるいは
今生きているだけで幸せだ。
④わたし、なにも出来ない。
途方に暮れる。なにか不幸な出来事があると、ホントに何をしていいのか分からないことがある。
例えば、どこか遠いところで、戦争や自然災害が起こる。なにかできることはないか?、と考える。
ささやかな寄付しても、大海の一滴に過ぎない。ほとんど何もやっていないことと同じだ。
④の代わりに、次のように考えてみたらどうだろう?
気持ちは同じです。
あるいは
見守ることはできます。
☆「何もできない」をポジティブにすることは難しい(^-^ゞ💝。我ながらしっくりこない。
⑤
失敗ばかりしています。
失敗ばかりつづくと、ホントにへこみますね。なんでこんなにできないことばかりなんだろうと。
簡単に見えることでも、実際にやってみると難しいことは多い。
しかし、失敗すると、いろいろな角度から考えるようになる。次も失敗するかもしれないが、きっと始めての時よりは、うまくいく、、、かもしれない。
⑤の代わりに、こんな言い方はどうだろう?
経験値が上がりました。
まとめ
ここまで上(↑)のような記事を書いてきていうのもなんだが、正直にいうと、私は「ネガティブ」に考えることが多い。無理に明るくすることが苦手なのです。
もちろん、考え方をポジティブに変換するだけで状況が一変することもある。
しかし、例えば急に大切な人が亡くなったとき、無理にポジティブになる必要があるだろうか?
どうしようもないことは、どうしようもない。心に大きなダメージを受けているのに、何事もなかったかのように振る舞うことがいいとも思わない。一定の期間は、ネガティブな気持ちに沈んでみることも大切だろう。ネガティブ思考の底にしか咲かない花もきっとある。
ネガティブな気持ちも、その底の底まで辿り着くと、あとは上昇しかない。
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