仮説心理学!|座席の決まり方(モデル思考で考える🤔)
休みの日、電車に乗って出掛けることがある。たいてい、本を読んだりスマホをいじったりしているが、空いている座席💺がどのように埋まっていくのか、観察してみることがある。
見ていると、大体の人は、すべて座席が空いているときは、端っこに座る傾向がある。そして、次に座る人は、最初に座った人から遠い場所に座ることが多い。この前、「モデル思考」の話を書いた。
今回の記事では、「座席の決まり方」を「モデル思考」で考えてみたい。お急ぎの方は、下の●が埋まっていく様子をご覧いただければ本望🆗👌です😄。
設定条件
①座席が空いているときは、左側に座る。
②すでに座席に誰かが座っているときは、その人からなるべく遠い席に座る。
とりあえずこの2つを前提として、座席が埋まっていく様子を図示してみる。
座席は次のようになっている。
|①|②|③|④|⑤|⑥|⑦|⑧|⑨|⑩|⑪|
すべて空いているときは「左」に座るので、最初の人は①に座る。
2番目の人は①から一番遠い⑪の座席に座る。
3番目の人は、1番目の人と2番目の人から離れた⑥に座るだろう。
4番目の人は、②~⑤及び⑦~⑩のどこかに座るわけだが、左が空いているときは、左に座るので②~⑤のいずれかに座ることになる。そうだとすると、①と⑥には、すでに人が座っているから、なるべく離れた③か④のいずれかになるが、「左優先」で行動するので、③に座ることになる。以外同様にして、席が埋まっていく。
すべての座席が埋まっていく様子は次のようになるだろう。
|①|②|③|④|⑤|⑥|⑦|⑧|⑨|⑩|⑪|
|●|○|○|○|○|○|○|○|○|○|○|
|●|○|○|○|○|○|○|○|○|○|●|
|●|○|○|○|○|●|○|○|○|○|●|
|●|○|●|○|○|●|○|○|○|○|●|
|●|○|●|○|○|●|○|●|○|○|●|
|●|○|●|●|○|●|○|●|○|○|●|
|●|○|●|●|○|●|○|●|●|○|●|
|●|●|●|●|○|●|○|●|●|○|●|
|●|●|●|●|●|●|○|●|●|○|●|
|●|●|●|●|●|●|●|●|●|○|●|
|●|●|●|●|●|●|●|●|●|●|●|
なにげに綺麗な模様になりました😄。
ちなみに●の数を縦に数えると、
11, 4, 8, 6, 3, 9, 2, 7, 5, 1, 10
○の数を縦に数えると
0, 7, 3, 5, 8, 2, 9, 4, 6,10, 1
だんだん数学っぽくなってきました😄。それはともかく、意外と実際の様子を再現できているような気がします(自画自賛)👺。
実際には、となりが男性になるか女性になるか、お年寄りかこどもか、妊婦🤰さんがどうか、など様々な要因によって変わりうるが、傾向を見るには「モデル思考」は有効だと思いました。
レストランや講演会や会議などで、どこでも自由に席が選べるときがあれば、観察してみると面白いと思う。