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【詩】【短歌】と題したもの。ポエム。現代詩。定型詩。自由詩。
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記事一覧

Twitterから写した詩10 【詩】

海月になりたいイルカたちが魚を食べている 麗しい人魚たちが海の砂を奪い合い 底をついた 光の届かない場所で上を見ているあなたの目は丸くて輝いてる

新しい王様に会ったとき また痙攣してしまうの? 名指して 笑ったって消えないよ 愛した人を殺すんだよ

私は男と女のおもちゃ。性のおもちゃ。屍たちに美しく飾ってもらって、逆さまの小さな庭で、すてきな音楽に合わせて笑いながら踊る虚無の国の姫です。

彼女

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Twitterから写した詩9 【詩】

未来の呟きはさながら星屑のように想い人へ降り注ぐ。きれいなものを拾ったと、あの子たちがささやきあう。

外に出て月を見てきた。緑色の風に乗っていろんな動物が飛んできて頭の後ろにぶつかった。
今夜は切ない。

殺した子猫たちが帰ってくる。今夜は酒盛り。

わたし鳥だったんです、誰にも言ってはいけないことだけど。送電塔から手を離したら、猫と一緒に青空まで落ちてしまう。嬉しくて、悶えてしまう。きっと雲に

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Twitterから写した詩8 【詩】

新月の夜の桜の木の上には、女の人が腰掛けて微笑んでいる。私は挨拶をする。満月の夜の赤い鉄塔の上には、ハチワレの雄猫を抱いた少女が手を振りながら跳ねている。私は微笑み返す。大事にしていたペンタスに雪が降り積もって、枯れた。

海と空が交わった。夜と昼が一つになった。私は二つの月が見守る庭で黒い太陽を抱いて眠っています。

雲の上、鳴かない鳩と猫の神様を囲んで動物たちが音を立てずにお祭りをしている中、

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Twitterから写した詩7 【詩】

悪魔と神の声を聞き彷徨う霊 差し伸べた手を見つけて そうして 新しい道を作って

深い森に住んでいた二人の間で枯れた花を 川へ捨てに行く 雪に覆われた墓地を抜ければ いつもの場所であの人が待っている 祈るのは後で 彼と彼女を探しに故郷へ旅立つことを どうか許して

会いに来て 会いに行くよ 愛しいあなたへ 言葉にならない ぼくはまた身を投げます 必ず探しに来て 世界一幸せな女の子へ

天の果てで 

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Twitterから写した詩6 【詩】

女は笑顔で神を殺す

虚無の悲鳴が空から降ってくる 羨ましいか ここは逆さの螺旋階段を登った先の深海の小部屋

偶然拾ってしまった大切な宝物の人形みたいに 彼は私をトランクに詰めて連れて行く 本当は捨てたほうがよいのに 彼も私

怖がらないで 心に浮かんだ言葉を 信じ難くても おかしく感じても 素直になって話したい人へ話してみて 通じるんだ 恐るべきことに

右胸に耳を押し当て 指を曲げないように

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Twitterから写した詩5 【詩】

無上の救いとして破滅を説く精神 凍りついた美しい情景が永遠であるように祈る 私は病んだ人達の人身御供で 虚しさをお腹に詰め込まれては微笑む 孕むのは一つ目の屍

二人の人魚の小さな庭を奪わないで……

僕の花束でいつかあなた様の首を切り落とします 愛しています

空を飛んでいる猫に手を振らないで 小人がのんびりと踊ればお腹が抉れ 僕は何度も気が触れる

無かったことになっている 幼い日に窓から見上

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Twitterから写した詩4 【詩】

小麦を食べてはよろめくわたしを誰か支えて

青空に浮かぶ向日葵 こぼれ落ちてきた水を俯きながらゆっくり飲み込んでいく

浅草のお寺の脇で 柔らかな猫の死体の群れの中で眠ってる 場所と時間の少しずれたところで死んだ鳥が 昼と夜の間の空へ消えていく 掌が地面に触れる

正座して座ってると 僕より一回り大きい昔自殺した僕が目の前にいる 桜みたいな女の人の姿をしてて 正座して微笑みながら僕を見つめてる 右

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Twitterから写した詩3 【詩】

こうやるんだよって 夜の山奥であなたが手を引いてくれた先は崖で 右の掌しか使わずに泥だらけになりながら登ったら 何もありませんでした

正転する歯車に憧れて上野恩賜公園の池に滑り落ち一回呻いた 桜みたいな女の後ろに隠れていた黒猫が助けを呼ぶまで お月見する

生きるのは絶望だと言い人の蒔いた種をほじくって回る餓鬼たちに魅せられて過去を差し出す

油を料理に使うと台所の隅でうさぎがこちらをじっと見る

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Twitterから写した詩2 【詩】

太陽は補い合い月は満ちる 歌えよ ぼくは誰からも嫌われる 歌え

汚れたつま先のまま音の無い夜をゆっくりと踊る

猫たちの酒盛りで輪姦されたわ ねえピンクの兎さん あなたも仲間でしょう 見てないで 消えてよ ねえ

ビートルズのやって来ない青い部屋
Tokyo calling
ロックンロールが鳴ったことは無い

兎の庭黄色い芝生の上で黄昏れてる 淡い光で照らさないで 太陽なんて無くなれ

夜の渋谷

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Twitterから写した短歌1 【短歌】

 失業して上野の歓楽街をふらふら歩いてた時の事を思い出したもの。

ビール瓶片手に踊る夜の街髪を解いて兎と遊ぶ

 片思いの人や元恋人に向けて、結婚式には呼ばなくていいから、葬式には呼んでください、というメッセージを込めた短歌を募集する、というハッシュタグ向けに書いたもの。

地獄へと貰った水を降らすから次は蝶々に生まれて巡れ

(自分の一年分のツイートのカテゴライズを試みるべく、読み返しては抜き

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Twitterから写した詩1 【詩】

踏切の向こうに見知らぬ女学生を見ている幼い私の目の前に少し宙に浮いた大人の私が舞い降りて我が子を慈しむように首に両手を添えて締める

 

森でいちばん小さな女の子が友だちから貰う贈り物はちょっとだけ甘いお菓子

 

目を閉じれば魚の群れ 布団の中で自分の匂いに動揺する

 

青空を背に腕を組みながら首を右に傾け顔をしわくちゃにして笑うあなたの鼻頭を目掛けて拳を突き出す

 

水色の雨が降り

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