自己紹介♡管理栄養士としてサポートへの思い
はじめまして!
管理栄養士の 松田 栞奈(まつだ かんな)と申します。
みなさま、食べることは好きですか?
食事やからだのことで、お悩みはありませんか?
自分のかけがえのない体、大事にできていますか?
私はいま、急性期総合病院で管理栄養士として働いています。
「病気になる前の健康な人が、美味しく一生食事を楽しみながら、
病気にならないための食事のとり方」を伝えたくて、活動を始めました。
食って全員が毎日関わるものなのに、気軽に頼れる環境がないのが疑問。
皆様の身近な管理栄養士になりたいと思っています💕
*管理栄養士になった理由*
中学3年のとき、祖父を脳出血で亡くしました。
その日私は朝起きて、いつものように朝ごはんを食べ、準備をして、
体操をする祖父に「行ってきます」と行って学校に行きました。
昼過ぎ、学校に電話があり、すぐに病院へ。
朝は本当にいつもどおりだったのに、目を覚ますことはありませんでした。
祖父は肝炎をわずらっていたため、定期通院をしていました。
さらに、毎日のウォーキングや、趣味でゴルフもしていました。
そんな祖父の突然の死に、私は衝撃を受けました。
私は両親と、妹と、毋方の祖父母と暮らしていました。
祖父が亡くなってからは、日中は祖母は家で一人になります。
祖母はもともとリウマチがあり、手足の不自由さはあったのですが、
普通に歩くことはできていました。
しかし一人の時間が長くなり、みるみるうちに、
すごいスピードで弱っていきました。
だんだん満足に歩くことができなくなり、認知症も現れていく祖母。
生きていた頃は、しょっちゅう喧嘩していましたが、
(祖母が口の立つ人で、祖父はすごく温厚な人でした)
やっぱりすごくすごく寂しいんだろうな、と思いました。
そんな姿を見て、
「大切な人に先立たれたくない」
「大切な人を置いて死にたくない」
という思いを強く持つようになりました。
その後、高校に進学。
高校2年のとき、大学の先生が来られて体験授業というものがありました。
そこで私はなんとなく興味のあった「薬学」と「栄養」の授業を受けました。
「薬学」の方は、構造式や横文字がたくさん出てきて、
「あー、これは嫌だな」ってなりました(笑)
次に「栄養」の授業。
病院での栄養介入の映像を見せていただきました。
脳梗塞を起こし、寝たきりで、
食べることも話すこともできない患者さん。
はじめは点滴に繋がれていました。
NST(栄養サポートチーム)が介入し、栄養強化をすることに。
管を使って胃に直接栄養剤を注入。
十分な栄養を投与していったところ、みるみる栄養状態が改善。
そのうち自分の口で食事をとれるようになり、
自分の足で歩くリハビリまでできるまでに改善した
というものでした。
ここで私は、「栄養の持つ力の大きさ」に感銘を受けました。
さらにもう一つ衝撃を受けたことは、その患者さんが、
「また、自分の口で食事ができるようになって嬉しい。美味しい。」
と涙を流していたことでした。
私たち人間にとって、自分の口で食べることが本質。
自分としての尊厳もだし、
美味しさ・食べる楽しみは生きていく上で大きなものでもある。
それができなくなることは、すごく辛いことだと思う。
この学びが、祖父を亡くした経験とつながり、
「食ってすごい。食しかない。」
と思いました。
これらの経験から、
現在・未来の家族と自分の健康のために栄養を学ぶ道を選びました。
*栄養サポートへの思い(健康)*
病院では、病気になってから来られる方がほとんどです。
病院でいろんな患者さんとお話をする中で、
食事・健康・病気の知識を、ほとんどの人が十分に持っていなくて、
普通に、日々に追われながら過ごしているなかで、
知らず知らずのうちに病気になってしまっているなと感じます。
そして、いざ病気になってしまって、
「もっと早くに知りたかった」と後悔する人をたくさん見てきました。
「病気を治すこと」はもちろん大事なことですが、
それよりも、「そもそも病気にならないこと」の方が、
人にとって幸せなことであり、
重要なことなんじゃないかと思うようになりました。
大半の病気には、
食事や運動・睡眠などの生活習慣が大きく関わっています。
やっぱり生活習慣病などの病気になる方は、
食事や生活習慣が乱れている方が多いなと思います。
「知っててもやらない」のは自己責任ですが、
多くの人は、「知らないがゆえにできていない」んです。
これはその人が悪いんじゃなく、日本の教育の問題だと思います。
日本の教育制度では、生きていく上で一番大事であろう
「食・健康・病気」 と 「お金」
の勉強の機会がほとんどありません。
(数学とか世界史の勉強より大事だと思うのですが…)
でも、日本には、健康な人が、自分の体のことや食事の相談をする場所ってなかなかないんです。
毎日摂るものなのに。
自分の体をつくるものなのに。
健康・未来に直結するものなのに。
中でも、特に印象に強く残っている患者さんがいます。
60代の夫婦で、夫の車椅子を押す妻。
「脳梗塞を起こしてから、歩けない・話せない状態なんです。
私がいないと何もできませんから、介護が大変なのは間違いないです。
けど、一緒になったからにはそういう覚悟もありますからいいんです。
それよりも、話せないのが一番寂しいです。
彼が本当は何を思っているのか、わからないので。」
「大切な人が病気になる辛さ」を改めて感じさせられた患者さんでした。
話を聞いていて、ものすごく苦しい気持ちになりましたが
なってしまってからでは、本当にどうにもならないんですよね。
結構な人が、50代、60代でもこういった病気になられます。
何もなかったように回復される方もいれば、
この方のように重大な後遺症が残る方もいらっしゃいます。
「先のことだ」と思うかもしれませんが、
今の毎日の積み重ねが、未来に反映されます。
日本は非常に医療技術が高く、全ての人が医療を保険で受けられるので
(保険医療であれば)
寿命は長くなり続けています。
50代で病気になったら、あと30年ほど、
本人と周りの人はその病気と付き合わなければなりません。
ものすごく長い年月だと思います。
もしあなたが同じ状況になったら、あなたの大切な人はどう思うでしょう?
あなたの大切な人がそうなってしまったら、あなたはどう思うでしょう?
「もっと早く知りたかった。」
そうならないために、1日でも早く、あなたに知って欲しいんです。
「今健康な人が病気にならないためのサポートをしたい。」
これらの思いから、フリーランスの管理栄養士として仕事をしていくことにしました。
*栄養サポートへの思い(ダイエットなど)*
「健康」という長期的なものに限らず、
食事関連で悩みを抱えている方は多くいらっしゃると思います。
例えば、「ダイエット」。
「炭水化物は食べないようにしています。」
「大好きなおやつはやめています。」
「いつも頑張るんですけど、結局リバウンドしてしまいます。」
「外食行っても食べられないので楽しくないんです。」
いろんな悩みを聞きますが、
必要以上に我慢している人
誤った知識で頑張って、リバウンドしてしまう人
が多いな〜と思います。
私自身、食べることが大好きです。
ラーメンも、お寿司も、ケーキも大好きです。
そして、食べてます。
「大好きなものをやめるくらいやったら、
早死にしてもいいから食べたいです。」
って言われますが、私もそう思います。
食べることが大好きだからこそ、
食べる楽しさはずっと持っていて欲しいと思うし、
好きなものも楽しめるようにして欲しいと思う。
そのために、正しい食事の知識を持って、
食事を楽しみながら、理想の体づくりができるように、
サポートしたいなと思っています。
*経歴*
大阪生まれ、大阪育ち。(PL花火、PL学園で有名なところが地元です)
大阪市立大学 生活科学部 食品栄養科学科 を卒業。
管理栄養士の資格を取得。
就職を機に 神戸 へ。
新卒では外資系製薬会社に営業職(MR)として就職。
会社のものを売ることにモチベーションが持てず、営業が向いてなくて、
学生のときに実習で行った「病院管理栄養士」への憧れが忘れられず、
今の 急性期総合病院 に 管理栄養士 として転職。
病院では
・入院患者さんの栄養管理(10000名以上)
・生活習慣病をはじめ、検診で引っかかった人から、がんの手術後の人まで
幅広く栄養指導(1000名以上)
・糖尿病教育入院の担当(集団指導、個別指導など)
※糖尿病療養指導士取得予定
をメインとしてやっています。
なんかこう、文章にすると、どうしてもまじめで堅いな感じに
なっちゃうんですけど、
素はめっちゃゆるいし、適当な人間です(笑)
管理栄養士の人に多い、お堅くて真面目な感じが
むしろどうしても合わない人です…
「栄養士さんにこんなこというの恥ずかしいんですけど」
「今日は怒られると思ってきましたが、
優しく教えてもらえて、むしろ褒めてもらえて嬉しかったです」
なんて言われます。
管理栄養士って怖いイメージ持たれてるらしいですね…
全く気負わなくていいですし、
「こんなことで」ってことでも全然大丈夫です。
お気軽にご相談ください(*^^*)
最近はコロナの流行や、自粛、在宅勤務などで
・免疫
・コロナ太り
・持病があると重症化しやすい
などの情報から、ご自身の体や健康に
目を向ける方も多くなっていらっしゃいますね。
これを機にぜひ、あなたも、
ご自身の体や食生活を見直してみませんか?💕
!近々、食事サポートのモニター様募集予定です!(2月を予定)
また発信させていただきますのでよろしくおねがいいたします♡
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