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写真撮影に『筋トレ』が必要になってきました~そして今後の人生も豊かに向かう
こんにちは。フォトグラファーのnonです。海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。
写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。
これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
これまでもフルサイズカメラ2台持ちで海外旅行に行っていたので、写真撮影に筋トレが必要という概念は無かったのですが、ここ数年、2kg超の超望遠レンズを手持ちで振り回して、スポーツや鳥の飛翔写真を撮るのがきつくなり、5kgのカメラバッグを持って階段を上がる時に脚と体がグラグラするようになり、なんとかせねばとずっと考えていました。
転機は1カ月ほど前、偶然ショッピングモールで開催していた『握力測定に参加』したことでした。学生時代はアメリカンフットボールの選手だったので握力は左右70kgあり、力が落ちたとしても50kgはあるだろうと思っていたところ、なんと右手が30kgしかなくて愕然としました。左手は重いレンズを支えたり、ギターを弾くので右手よりは多少あったのですが、いずれも同世代の平均以下。
最近は家族とお出掛けしても、ちょっと歩いただけで脚が疲れて若い人のペースについていけなくり遠慮がちになっていたのも、握力の結果から察するに、全身の筋力が同世代の平均以下まで落ちていたと考えられます。
長年のデスクワークの会社員生活と昨年春にサラリーマンを卒業して家にいる時間が長くなったことで一層筋力の低下を招いたのだと思います。
このままでは、近いうちにフレイルに陥ると自覚し、筋トレを始めることにしました。
※フレイル・・・健康と要介護・寝たきりの間を指し、「加齢によって心身が老い衰え、社会とのつながりが減少した状態」
近所にスポーツジムがあったことが幸いし、昨年12月に通い始めました。
年末年始はジムが休業だったので、実質3週間くらいですが効果覿面でした。
元々、筋力が落ちるところまで落ちていたということもあるのですが、見た目は腕と脚が1.5倍に大きく太くなった感じです。脚はトイレに座った時に一番分かりやすく、「この脚一体誰の脚?」と思うほど激変しました。
これが写真撮影にも直結して、即効果が感じられたのは、直立不動の体勢でカメラを構えた時、あるカメラとレンズの組み合わせで、以前はシャッター速度1/8までしか手振れを止められなかったものが1/2まで止められるようになりました。以前と比べて、体のグラグラ感が無くなり、重心が低く感じて体の軸がブレていないことが実感できます。手振れ補正2段分のセルフ効果です。
また、歩いても脚が疲れにくくなりました。車に例えると、以前は1000ccのエンジンで6000回転/分も回していたものが、今は4000ccのエンジンで2000回転/分で余裕ある走行をしている感じです。
筋肉量だけでなく、軸がブレないので余計な力が入っていないこともあると思います。
ザック・エフロン主演の青春映画「セブンティーン・アゲイン」にあるような中年男性が17歳の自分に入れ替わるといったよくあるドラマネタですが、身のこなしが軽くなる感覚は、例えば車に乗り込む時とか、何気ない日常で「あれっ身軽だ」と感じることが多々あります。
たった3週間でそんなに効果があるの?と思われるでしょうが、多分、これまで使っていない筋肉にスイッチが入って稼働し始めたことも大きいのかと思います。普段から家事等で全身を使っている人は効果が出にくいかもしれません。
思い起こせば、子供時代に最初はできなかった逆上がりや三点倒立が3日後にできるようになったというのも、突然筋肉が付いたからではなく、眠っていた筋肉が動き出した、使えるようになった、と考えられます。
筋トレは止めると筋力が落ちてしまうので継続性が大事ですが、そのためのモチベーションが大事ですね。
私の場合は、少しでもカメラ人生を長くしたいというのが元々の目的でしたが、これだけ体の構造改革ができるのであれば、今後健康寿命を延ばすことができ、人生そのものにかかわってくることを考えたら、もうやめる訳にはいきません。
20代の頃、一度筋トレジムに挑戦したことがありますが、三日坊主ならぬトライアルの1日で終わってしまいました。理由は、若い頃は筋力があるので特に困っていないからです。
また、30代、40代の既婚者ならば、体を引き締めて異性にもてようという気持ちは失せて、太って健康に影響が出たとかでなければ動機があまりありません。
人間、何かいよいよお尻に火が付いた状態にならないと、時間をかけてしんどいことはしませんよね。
今は、ビジュアルに筋肉がついていくのが目に見えてわかるので、楽しくて仕方ないです。逆に、筋トレしていないと、衰退してフレイルに陥る恐怖から、モチベーションを突き上げてくれます。
そもそも、学生時代は部活動で毎日筋トレはしていたので抵抗感がありません。ジムのマシンだと自宅でする腕立て伏せ等自重トレーニングよりも楽です。座った状態で、鍛える部位のみに負荷をかけるからでしょう。
以前は、何度も家族からジムを勧められたものの、「昔スポーツをやっていたので筋トレの仕組みはわかってる。自宅でできるから大丈夫。」、と頑固に言い続けたものの、自重トレーニングは特に体幹ができていないととてもきついので続きませんでした。
今は、ジムに行かない日は家で自重トレーニングを行っていますが、体幹等基礎的な筋力が付いたので楽にできるようになりました。3週間前は腕立て伏せは3回がやっとだったものが、今は20回 x 2セットが楽にできます。
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あと、寒さに強くなりました。もちろん外出時にはダウンジャケットが必要ですが、部屋はいまだ暖房は付けていません。昨年までなら、12月から朝晩は暖房をガンガン付けていたのですが、今は寒いと感じたら少しスクワットするとかで体が熱くなり、服も脱いでシャツだけで過ごせます。もちろん東京のマンション住まいだからであって雪国ではそうはいきませんが。
筋トレと言うと、筋肉ムキムキを想像しますが、そこまでは不要であくまで健康維持が目的なので、ユルい感じで続けられます。
ショッピングモールでたまたま参加した握力測定が転機となった訳ですが、あれに遭遇しなければきっと健康寿命が縮まり残念な老後になっていたと思います。
その握力ですが、30kg ⇒ 50kg弱 になりました。
同世代の平均を超え、最も力のある30代の平均も超えたので先ず先ずです。
握力測定のメリットとして、握力と太もも(大腿四頭筋)の筋力や全身の筋力(骨格筋量)との相関が高いそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1736411425-fAtWRQp8hH6NlBbDCPGLTnYy.png?width=1200)
参照サイト
https://rehab.cloud/mag/3521/
筋トレの継続性でよく聞く話は、ジム通いを始めて3カ月で2/3が脱落し、1年後には4%しか継続していないということですが、趣味にしてしまうことが一番かと思います。
最大の理由は、「効果が実感できない」ことのようですが、確かに若いうち(40代まで)は元々筋肉が備わっているため実感できないと感じます。というよりも、必要ないのではないでしょうか。特別な目的でもない限り。
筋トレを始めて、体がシャキッとしたこと以外にメリットがあるとしたら、メンタル面があります。これはサラリーマン時代はストレスは付きもので、時には大きなストレスがかかるとネガティブのスパイラルに陥って、気分が塞ぎ込むことは誰しも経験したことがあると思います。そんな時、当時は、腕立て伏せや腹筋運動をやると何故だか少し気分が晴れて、見えない敵から解放されるといったことは無意識のうちに経験しました。
筋トレを始めて、いろいろ調べていくと、ホルモンが分泌されポジティブシンキングが可能になるらしいですが、まさにそういうことだったようです。
ジム中はもちろん、ジム後も気分爽快なのは、マラソンの「ランナーズ・ハイ」と似ているのかもしれませんが、まさにこのホルモン麻薬によって、ジム=爽快感が脳内に定着したようです。
また、ジムの話など折を見てしていきたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。
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