やっぱり小説も真剣に考えて書かないと無理だった｜超絶ど素人の嘆き
クリエイティブとはかく難したいことたるや……
タイトルの通り、超絶初心者が勢いだけに任せてなんか書いてみたけど案の定というかやっぱりというか当然の如く撃沈した、ということを延々と書き綴ってあるものです。
◇記事完成後注：
と思ったけれど意外にも1,900字以内にまとまりました。
コンテンツを消費するだけって何て簡単なんだろうか
自分で作曲と執筆を始めてから、日に日にこの思いがどんどん強くなっています。
思いが強くなっているというか、何かの作品や商品、とにかくあらゆるコンテンツ等を高品質なものとして保ちながら作り続けるということの圧倒的な手間暇とその尊さにようやく気がつき始めてきているというか。
ようは、僕の性格上毎度のことだけれど気が付くのが遅いということ。
落ち着けば冷静に考えられるけれど、それら作品を摂取してとてもよい気分に浸っている時には考え方も厨二病的な方面に寄っていて、なんか自分も簡単にできるんじゃないか！？ みたいな錯覚を引き起こすわけですね。
そんなすぐにできるわけないじゃないか……
全ての物事はとてつもない時間がかかるのだよ。わかったかい俺よ。
簡単な仕事なんてあるわけがないんだ……
そろそろわかりたいよ。ほんとに。こんなのを繰り返していると無駄に消耗し続けてしまうよ……
時間をかければちゃんとできるだろうという希望
音楽はピアノを弾くだけをやっていたことを合わせると人生で7〜8年はやっていることになるし、エッセイを書くことも消してしまった昔のブログから含めると5年はやっていることになります。
なんかすごいな。普段全く意識することがないけれど、改めて考えてみるとやっぱりそうなのかもしれない。
で、思い返してみれば今のようにスラスラ散文を書くことが初めからできていたかと言われると全くそんなことはないし、音楽も”とりあえずピアノを弾いて作曲の下書きをすること”
がピアノを習い始めた当初できていたかというとそんなことは全くない。
やっぱりちゃんと時間をかけて向き合ってきたからだし、積み重ねとはそういうことなのだろうなぁ、と。
今回うわぁきついわぁ…… となった小説執筆だって、
一切のプロットを考えていない
勢いのままに書き始めた
”終わりを決めない”というポリシーで苦しみ始めた
設定を無闇に広げすぎた
そもそも人生で初めて真面目に完全オリジナルフィクションを書いた
わけで、これまでのことを考えるとまぁできないよな、という今としては当然だと納得する要素が詰まっています。
というかそもそも今第一線で活躍されている方々は、それこそ何年〜何十年のキャリアを積まれている人がほとんどで。
ね。
……しかし！！
得手不得手は確実にある
向き不向きや才能というのは確実にあるので、無駄な消耗は絶対に避けたいですね。なんでも”やればできる”なんてのは有り得ない。
例えば僕はどんなに絵を練習しても全く描けるようにならず、時間を捨てるようなことはしたくないため早々に見切りをつけてきっぱり諦めました。
ちなみにスポーツも同じで何もできません。楽しくできる運動はウォーキング、ジョギング、筋トレしかない。まじで。
もっというと学校に行かなくなった時点であらゆることが向いていない気がしているのでできないことの方が圧倒的に多いです。
やはり失敗はとても大切だ
でもなぁ…… 書き始めた時は謎になんかいけると思ってたんだよなぁ……
と今なっているわけですが、結局こんなんを繰り返していくしか人生というものはないのではないかなぁ、と感じています。
うん、だから”なんかいけるかもしれない”という気持ちはやっぱり大切にしたいですね。そこは否定しなくていいかも。
とりあえずやってみてダメならやり方を変えたり完全にやめたりすればいいだけなので。あれこれ試すのは楽しいし。
そんなわけで、人生初の完全オリジナルシリーズであったこれ
は打ち切りです。誰も読んでないと思うんで誰も困らない。
しかし何かフィクションを自由に書いてみたいという熱はずっと持ち続けているので、
しっかりとプロットを書いて
終わりも確実に考えて
設定を広げすぎず
勢いで書きまくるのではなく
一つの物語を完結させることを第一にする
ことでいつか完成する気がしてます。
作曲も同じかなと。
いきなりフルオーケストラは書けるわけなくて、まずはちょっとした室内楽から。
そしていつか振り返ってみた時に、あぁ、あの時苦労したあれはもう今はとても簡単にできるな、とたくさんの余裕を含んだ表情で言いたいですね。
どうなるかわからないけど、とりあえず挑戦あるのみ！
人生は意外と長いんだ。
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