過食に陥る現代人の闇〜スマホ脳を読んで
1万年前に生きたある女性Aさんは、高カロリーの甘い果実が実る木へ走り、果実を1個だけとって食べた。
「明日もこの果実を食べたいから、残しておこう」
そう言って、お腹いっぱいにしないで、食べれる分だけしか食なかったAさんは、次の日、同じ果実を食べようと木に実る果実を探すが、
他の人か他の動物に取られた後の木には、もう、あの甘い果実はない。
その時、同じようにこの木を見つけたもう1人の女性がいた。
Bさんは、甘い果実を満腹になるまで食べ、1、2個残し、
「明日もこの木に果実を取りに来よう」と言い残し、有り余る果実のカロリーを体内に脂肪という形で蓄えた。
次の日、果実を取りに来ると、もうあの甘い果実は、他の誰かに取られてしまい、残っていない。
良かった、昨日、満腹になるまで果実を食べておいて。
Aさんは、果実を満腹まで食べなかったせいで、餓死し、Bさんは満腹になるまで食べたことで、数日分のカロリーを消費することで生き延びることができた。
この狩猟採取民時代の生き残りが、今の私たち子孫であり、脳は1万年前から変わらず生き延びるために、高カロリーのものを見ると、満腹になるまで食べさせようと食欲を増大させる。
だから、私たちは、何も考えなかったら生活習慣病を発症し、不健康になることで不幸になる生き物なのだ
本日は、「スマホ脳〜アンデッシュ・ハンセン著」より、現代の環境に適応できない脳と幸福という内容でお伝えしていきます。
現代人はドーパミンに支配されている
脳内の神経伝達物質の一つであるドーパミン。
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