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なぜ、気分の浮き沈みが激しくなるの?〜双極性障害とアロマ心理学

結婚するまでの25年間は、まるでジェットコースターのような日々だった。

毎日、父の気分が良いか、悪いか、家族全員が、その日の父の気分で振りまわされる。

家族というコミュニティの社会的意識を作り出していたのは、父だった。

だから、父の気分によって、私たち家族が過ごす1日が変わる。

そんな日々からとにかく解放されたくて、私たち4人姉弟は、25歳までに全員結婚し、家庭を築いている。

今思えば、父のこの症状は、双極性障害であり、この時から、自分で命を絶つ危険があったことが理解できる。

スマホのない時代に、自分で心の症状を調べることがない人が、どれだけ心の病で命を落としたことだろう。

もし、この時、父の躁鬱状態を家族全員が理解し、病院で治療させていたら・・・。

過去、起こったことは変えられない。

でも、この経験が、自分の周りにいる大切な人の変化に気がつく経験となり、父のように自分で命を絶つことが、2度と起こらないように、

心の変化に気がつくことができる経験となるのならそれは、私にとって、重要な経験だったと、そう思う。

本日は、心の病である『双極性障害』と『うつ病』をアロマ心理学心の理論とともに、人格4タイプを使って解説していこうと思います。

双極性障害とは?

気分が高まったり落ち込んだり、躁状態とうつ状態を繰り返す脳の病気です。

人間には、バイオリズムがあるため、どんな人にも、気分がいい時と、ちょっと沈んでいると感じる時はあるかと思いますが、

この躁状態と鬱状態を繰り返す時に、その振り幅が激しい人が、メンタルクリニックに行き、つけられる病名が『双極性障害』なのです。

私のアロマの調香を教えてくれる先生と、一緒に講座を開講していたとき、私自身を客観的にみて、こんなことを言っていました。

気分が急速に上がりきったら、あとは下がるしかない

私自身、調香の先生とともに、講座を開講していたときは、父と同じように気分の浮き沈みが激しいところが見えていました。

みんなの前でプレゼンしている時は、躁状態で人にエネルギーを与える存在として、活力ある姿を見せるのに、終わると一気に疲労感でいっぱいになり、体が鉛のように重く、次の日、動くことすらできなくなるのです。

双極性障害と診断名がつけられる人の多くは、この躁状態と鬱状態の振り幅が激しく、急速に気分が上がったと思ったら、次の日には気分が急降下していくような状態。

しかも、急速に気分が上がる理由は、周りにいる人たちが、褒めてくれたり、認めてくれたりするなどの、「周りから与えられた幸福」によって、上がっている可能性があるのです。

つまり、バイオリズムではなく、他者とのエネルギーの奪い合いが起きていて、自分で自分のエネルギーを生み出すことができていない状態が、躁状態と鬱状態を作り出すのです。

エネルギーを奪い合うコントロールドラマを行う人たち

『パワーかフォースか』の作者であるデビット・R・フォーキンズ博士は、人間の社会的意識レベルがやっと人類全体で、207になり、フォースの領域からパワーの領域に行ける人が増えたと語っています。

ここで語られているフォースの領域とは、他者によってエネルギーが生み出される領域です。

他人が自分を称賛してくれたり、能力を認めてくれたり、行動を尊敬してくるなど、他者によってもたらされる幸福が、このフォースの領域の人たちのエネルギー源となっており、

誰かと一緒にいないと、エネルギーが補充できず、鬱状態になってしまうのです。

詳しくは過去にこちらの記事で解説しているのでぜひ、こちらも合わせてお読みください

人類の約8割の人たちは、他者からエネルギーを奪い、そのエネルギーを使って人生を生きています。

他者から奪ったエネルギーは、自分の力で生み出したエネルギーよりも、枯渇しやすく、すぐに他の人に奪われてしまいます。

奪い、奪われを繰り返す中、他人の感情に振り回され、それが心に重くのしかかり、鉛のような重さを心に与え、精神疾患を引き起こすのです。

アロマ心理学でいう双極性障害になりやすい人

アロマ心理学4つの人格別診断では、欲望が強いタイプと欲求が強いタイプを分けて、なぜ、力を無くした状態を引き起こすかを理解します。

こちらに欲望型、欲求型の違いをお伝えしていますので、合わせてこちらもお読みください。

今回のテーマである、双極性障害を引き起こしやすいのは、欲望型の人たちです。

「仲良型」「勝利型」の人となります。

ストレスがあると過食に走りやすく、心の痛みを見て見ぬ振りをする傾向があります。

欲望型の人たちは、欲しいものがあると、自分の頑張りでそれを獲得しようとします。

欲しいものがあるということは、外向的になり、自らお金を稼ぎ、購入することが必要です。

そのため、人前に出ることが多く、注目されることが多いのです。

人前に出る、もしくは、人と関わることが多い人は、その分、エネルギーを奪われやすい状況を作り出すとも言えます。

私は、過去、人前でアロマ心理学の講義を行う際、自分で多くのエネルギーを補充し、そこに望んでいましたが、その高揚感と引き換えに、終わった後に、多くの人たちにエネルギーを与えたような気分になることが多かったです。

その時、自分で自分を褒めてあげたり、できたことに目を向けてあげるだけで、自分でエネルギーを補充することができるのですが、

当時の私は、講座を終えた後、

「あれがダメだった。」「もっとこうすればよかったのに」と、うまくいかなかった部分を責めて、エネルギーを補充しなかったのです。

自分でエネルギーを補充することの大切さ

「スマホ脳〜アンデッシュ・ハンセン著」によると、2018年12月の時点で、スエーデンに在住する16歳以上の100万人近くが抗うつ薬を処方されていると発表したと言われています。

日本でも、厚生労働省の調査によると、2017年時点で、『気分障害』と診断された人の数は、127.6万人と言われ、多くの人たちが、心の病で悩んでいる。

心の病は、忙しい日々を送り、心に疲労が溜まったことを無視して、自分に鞭を打って、頑張る行動によって、引き起こる。

私は、自分を褒めることができない人が、心にエネルギーを補充できず、精神疾患を繰り返しているとかんじます。

自分のことを、褒める習慣を作りましょう。

誰かに称賛されて得られるエネルギーは、他人軸で人生を生きているのと同じです。

誰もが、自分の試練と向き合って、困難を乗り越え、人生を歩んでいる。

みんな、自分のことで必死で、人のことを気にする余裕なんてほとんどないんのです。

それなのに、多くの人は、余裕がない時間のない人たちの評価を気にして、心を病みます。

自分の心に余裕が持てない人生を歩んでいるのなら、他の人も同じなのです。

だからこそ、自分で自分を褒めてあげ、大切にしてあげることが重要。

多くの人が、ゆとりある生活の中で、自分の心に向き合い、幸せとは何かを再度、考える時間ができることを、願っています。

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