再生可能エネルギーの知っておくべき発電効率!
前回に引き続き、発電する際の発電効率に重点をあてつつ、
発電方法について簡単に比較していきたいと思います。
まずは種類です。
・太陽光発電
・風力発電
・水力発電
・地熱発電
・バイオマス発電
今回は再生可能エネルギーのなかで比較していきます。
まずは、「太陽光発電」について。
これは家庭用としても売られているため、親しみも深いのでは
ないでしょうか。
これは、太陽光を電気エネルギーに変えることで電気を生み出す
ものです。
発電効率は家庭用のもので約20%。
ただ、人工衛星で使用される太陽光発電システムでは、
発電効率が40%と非常に高いです。
でも、一般的な設備としては経済的に優しくないため、効率はいいが、
普及はしていません。
次に、「風力発電」
これはもちろん、風の力を使い風車を回すことにより電気エネルギーを
生み出します。
最大60%の発電効率と言われていますが、平均的には20~40%です。
次に、「水力発電」
水力発電は、水の持つ位置エネルギーを利用して発電します。
水路に流した時に摩擦損失が小さく、ほとんど運動エネルギーに
変換できるため、発電効率は80%もあります。
そして、「地熱発電」です。
地熱発電は、地下のマグマの熱で水が水蒸気になったエネルギーを
使って発電機を動かすことで発電しています。
水蒸気の温度が、原子力発電や火力発電よりも低いため、
発電効率は20%ほどと、そこまで高くありません。
最後に、「バイオマス発電」です。
前記事で説明した通り、動植物の有機性燃料を燃焼させることによって
ガスタービンをまわします。これも20%ほどです。
それぞれの説明は以上となりますが、なぜ発電効率が100%に近づかない
かというと、エネルギーは全部が全部発電に繋がるわけでなく、発電
とは関係のないエネルギーにもなってしまうからです。
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