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親近感を出せば再現性が伝わり売れる!『類似性の法則』について

初対面のときに、会話の流れで自分と同じ趣味を持っていることがわかった瞬間「あっ、この人いいかも!話してみたい」と思いますよね。

この現象を『類似性の法則』と呼びます。

今回は類似性の法則を使ったマーケティングについて紹介していきます。

類似性の法則とは

自分と共通点を持つ人に親近感を覚えることを「類似性の法則」といいます。

類似性の法則は、相手との共通点が多くなるほど親近感が沸きます。

私は異動してきたばかりの上司がSNSで歴史好きと発信していたので一方的に親近感を抱いたことがあります。

友人を作る集団実験

アメリカの社会心理学者のセオドア・ミード・ニューカムが行った実験を紹介します。

◆友人を作る集団実験

新しく大学寮に入った17名の友人選択を追跡調査しました。

①入居して1週間後は部屋が近いなどの物理的距離が近い人が友人に選ばれることが多かった。

②入居して14週間後の調査では、態度や価値観が近い人が友人に選ばれるようになっていました。


私たちも、新学期を迎えるときに席が名前の順で決まっているため、最初は席の近い友人と話していたが次第に話や趣味が合う友人とばっかり遊ぶなんてことありましたよね。

類似性の法則の優れている点


ビジネスで出会ったりした人とは、初対面で仕事の時間中に趣味の話を切り出すことができないですよね。

私の異動してきた上司のように相手が情報を開示していれば、誰かが意思をくみ取ってくれて関係性がスタートできるのです。

SNSで個人の趣味を書いている人は自己主張が強い人ではなく、相手が自分をどんな人か?調べる時間を使わせずに済むようにしてくれているのです。

親近感があるということは再現性があるということ


親近感とは再現性があるということにもなります。

例えば、「早稲田大学卒業後に起業し年収1億達成した方法」というよりも「ブラック企業のサラリーマンでしたが月収50万円達成した方法」のほうが多くの方に親近感を与えることができます。

親近感を覚えると、自分も同じように目標達成できるのではないか?と考えることができます。

「自分も同じようにできるかも!」=再現性があるということです。

元々頭が良かった早稲田大学生よりも平均以下の学歴だったサラリーマンが成功を収めたほうが多くの人に受け入れられるのです。

個人コンサルを営業する場合、一度ターゲットと同じ境遇を経験したことを教えて親近感を抱かせたほうが売れるようになります。

まとめ

◆多くの方が親近感を抱きやすいのは再現性のあるほうである。

・「早稲田大学卒業後に起業し年収1億達成した方法」は再現性が低いので親近感を抱きにくい

・「ブラック企業のサラリーマンでしたが月収50万円達成した方法」は再現性があるので親近感を抱きやすい

最後に

類似性の法則とは自分と共通点を持つ人に親近感を覚えることでした。

親近感を抱かせると相手は心を開きやすいので、マーケティングにも使われています。

親近感を出せば再現性が伝わり売れるのでドンドン自分の情報を知らせていきましょう。

私は貧乏家庭出身なのでお金が大好きです。

お金や有益な情報を好む傾向がありますので興味がある方は仲良くしてくださいね。

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