【雑感】優しさのアイディアは出会いにある
いらっしゃいませ!
数ある記事の中からこちらをご覧くださりありがとうございます!
毎回、心から↑思いながら書いています。
それくらい、noteって広大な海。
こんな小さな記事はきっと埋もれること間違いナシ(自信たっぷり!)
だから読んでしょんぼりするような記事にはしたくない。
さぁ、私の住んでいる地域(北海道)は最低気温がついに一桁に…。
朝晩は暖房を少〜しだけつけることにしました…。
日々、優しさのアイディアを探している私。
お客様からもたくさんいただいております。
ご予約時のメールのお言葉から、席について何気ない会話から、退店後にInstagramのストーリーズでもう一度嬉しい感謝の気持ちなど。
本当にありがたいことです。
優しさ、と言って思い出すのは、
昔、初めて長男の子守を外部委託した時のこと。
台風の中、保育士の資格を持つお母さんにショッピングモールで長男を数時間だけ預けたことがありました。ママ友やご近所さん同士で子供を預けることのなかった私にとって、彼女にいただいた数時間は何にも変えられないほど貴重なものとなりました。
外部委託&有料なのでお金はかかりますが、その分保育中に怪我などがあった際にきちんと保険の補償がありますので、預ける側、保育する側も安心して利用できるメリットがあります。
保育終了後、お母さんとご一緒になんとランチをすることになりました。
私、長男(1歳半)、お母さん、お母さんの息子さん(5歳)
4人でお蕎麦屋さんに行きました。
長男はまだアレルギーの練習期間で蕎麦は食べさせたことがなく、お子様用うどんセットを。息子さんは5歳なので自分でメニューを見ながら元気よく決めました。
「あたたかいかけそば!」
私は、5歳だともう蕎麦は食べても大丈夫なんだ…とか、蕎麦は何歳から食べさせたらいいんだろうか…など、第一子で育児に不慣れな母ならではの悩みを考えながら長男の食事の介助に追われていました。
息子さんが注文したのは「温かいお蕎麦」。
お母さんが注文したのは「冷たいお蕎麦」です。
それだけで、お母さんの優しさをいくつも見つけることができました。
大人はつい、先回りして言葉をかけてしまいがちです。
「こっちにしたら」
「こっちの方がいいんじゃない」
「あなたには◯◯なんじゃない」
それを、ぐっとこらえて、やらせてみる。
甘やかしすぎじゃない?と思う人もいるかもしれません。そんな、自分の食べたいメニューではなくて子供の「もしも」に備えて温度の違うメニューを選ぶなんて。
でも、それを一度もされてこない子供は、大人になって親になったとして、同じことをすることはきっとないのだと思うのです。
選ばせる。納得するまでやらせてみる。
選ばせてもらった。納得するまで待ってくれた。
そういうほんの些細なこと、当時は幼くて気が付かなくても、うっすらと記憶は残っているかもしれなくて、環境が変わって本人が親になった時、もしかしたら「あぁ、そういうことだったのかもな」と気付くかもしれない。
お店でたくさんのご家族を見ておりますと、お子さんが選ぶものを結局親が違うものにすり替えている場面も多々見られます。選ばせているようで、結局は親が選んでいる。目の前は食べ物ひとつですが、回り回って進路もそうなのでしょうか?…と、私はその先を想像してしまいます。
育児書の中で、子供は「優しさの缶」を一人ずつ持っているとありました。
人から優しいことや嬉しいことを受け取ると、缶の中に「優しさのクッキー」がひとつ入るのだとか。
カラン、カラン。
缶が小さくてすぐ満たされる子もいれば、大きくてたくさんもらっても満たされない子もいて。大小は人それぞれ。たまりやすさも人それぞれ。
大事なことは、
クッキーを誰かに分け与えられるためには、
クッキーがたくさん入っていないと難しい、ということ。
私は今クッキーの量と種類を集めているところです。
いろんな優しさを知って、いっぱい配っていきたい。
知るためには、自分の殻に閉じこもっているだけではどうしても独りよがりなものになってしまうので、人と出会い、人からたくさん優しさを見せてもらうのがとっても素敵だな〜と思うようになりました。
もちろんいつも側で支えてくれている家族も。
年に数回しか会えない友人も。
たくさん、たくさん、いただいています。
トップ絵は、ひいろ様からお借りしました。
ハロウィンクッキーを楽しく作っているイラスト!
記事内の挿絵は、ふうちゃん様からお借りしました。
どれも優しい気持ちになれるイラストたちに癒やされております。
使わせていただきありがとうございました🙏
昔は人と会って話すことが苦手だった私も、少しずつ片足からそろりと、いえ、お店を始めてから一気に両足から頭全部まで、人と話す毎日を送っております。
noteを始めてからは作品からもたくさん受け取って…。
出会いに心から感謝申し上げます!