グスターヴ・ホルスト 1874-1934作曲 「セント・ポール組曲」
インターネット・ラジオを聴いていると、「オッ?」と思う曲! 有名な「惑星」のメロディーに似ているのだけれど、聞き慣れた「惑星」とは異なります。誰の作品だろうと思って、ステレオのパネルを見ると(インターネット・ラジオでは放送によって曲名を出してくれるところがあります♬) ホルスト本人の、「セント・ポール組曲」という作品。早速、ググって見ると以下のような経緯で作られた作品らしいです。
イングランド出身のホルストは、王立音楽院で学び 有名な作曲家ヴォーン・ウィリアムズとも親交がありました。卒業後、いろいろ作曲しますが鳴かず飛ばずで 学校を去ったあと オーケストラのトローンボーン奏者として生計を立てた時期もありましたが、1905年から亡くなるまでの間 ロンドン郊外の セント・ポール女学院で音楽の先生として働きました。
この組曲は1912年に防音室を作ってくれた学校に感謝をして作られた作品らしいです。38歳 自分の才能に疑いを持ち始め 日々の生活の中に喜びを見出し始めた 中年に差し掛かった、作曲家の心情を感じるような穏やかで、肩の力が抜けた良い曲だと思いました。
一方「惑星」は1920年に初演されたので、「惑星」もその延長で作曲されたので、のびのびとした、名曲になったのではと思います。
それでは 「セント・ポール組曲」です。
The New York Classical Players の演奏です。教会で演奏しているのと、若い演奏者の皆さんの溌溂とした演奏です。抜粋版ですがちょっと気に入っています(^^♪
いかがでしょうか?ホルストさん、各地の民族音楽の影響も大いに受けた方で、自国のやちょっとエスニック的な「民族的」みたいなメロディーが繰り出されてくるのが面白いです。とっても気に入っちゃいました(^^♪
こちらは全曲盤です。Eufonico String Orchestraポーランドの団体の様です。学生さんたちみたいだけど 結構上手です。
日本の『もと学生さんたち(早稲田出身の皆さん)』も負けていません!「バゼーダ祝祭カンマーオーケストラ」の軽井沢の大賀ホールでの録画です。(大賀ホール行きたいなぁ)
By こばつね
『ぺテルで劇場へ行こう!』、ペコのサイトにぜひ遊びにきてくださいね。
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